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柱の記憶

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身長を柱や壁に刻むのは世界共通の習慣だそうです。muiのデザイナー廣部延安(ひろべ のぶやす)は、自邸で我が子の身長を刻み成長を記録する行為が家族間のコミュニケーションを生み出していることに着目し、「柱の記憶」というコンセプトモデルが生まれました。暮らしの中でごく当たり前に存在するペンと柱(家具)それぞれが有機的につながり(Connected)、クラウドを通じて時間や空間の制約を超えて「家族で共有された時間」が再現されます。まるでタイムカプセルのように。史上最年少で萩原朔太郎賞を受賞した詩人の三角みづ紀(みすみみづき)氏による詩の表現が作品に豊かさと鮮やかさが添えます。