アイレップはデジタル分野に特化したマーケティング支援を行う会社です。 具体的には、「新商品の認知度を上げたい」、「製品の売り上げをアップさせたい」そういった企業のマーケティング目標に対し、インターネット広告を媒介にしてそのKPIを達成する、それが当社が生業とするところです。 特に強みとするのが、リスティング広告、ディスプレイ広告などの「運用型 広告」と呼ばれるもの。広告掲載後、その広告の効果を測定し、広告に対するユーザーの行動データを分析し、ボトルネックを見つけ出し、改善をしていく。クライアント企業から預かった予算の枠の中で、いかにして効果を出すか、PDCAを繰り返しながら、広告の成果を最大化していくもの。この「運用力」が肝になる広告を得意とします。 運用型広告は、インターネット広告という成長産業の中でも、データを用いて効果的に掲載できるツールとして、クライアント企業からのニーズも高まる一方で、特に成長が著しく注目の分野です。 当社は創業して間もない頃から、リスティング広告の専業として事業を展開してきたため、この分野の実績とノウハウが豊富。「成果」に拘る実績を積み重ねた結果、運用型広告分野では、業界トップシェア、2016年9月期には過去最大の売り上げを達成し、絶え間なく進化を続けています。

当社がこの領域を始めたのは、創業者の「企業とユーザーの最適なマッチングを実現したい」という想いから。インターネット黎明期の2000年には、インターネット広告の代理店事業をスタートしました。当社がGoogle の日本第一号代理店であることは、その当時いち早くこの分野に注目したことの証ともいえるでしょう。 創業者の想いは「理念」として今も受け継がれています。 ・クライアントの売り上げ・利益の拡大に貢献する ・ベストマッチングを追求する この二つを実現すること。対峙するのはクライアント企業ですが、クライアント企業が届けたい情報の先には必ずユーザーがいる、そのユーザーを知らなければ、ベストマッチングは実現できません。だから、「クライアント企業とユーザーの両方に対峙する」ことを大切にしています。 この理念を実現するために、特徴的なことがあります。それは「社員の評価軸として“売り上げだけで評価しない”」ということ。個人の評価を「売り上げ」だけにしてしまうと、どうしても、その目標を達成させなければという思考が働き、クライアント企業に必要のない提案をしてしまうかもしれない。 だからこそ、クライアント企業に真摯に向き合い、クライアント企業とともにマーケティング目標を達成させること、それを追い求めるために、売り上げだけではなく、どうクライアント企業の成果を出すのかを大切にしています。 この考え方が奏功し、真摯にクライアント企業を向き、広告成果にこだわり続ける組織になりました。結果として、成果を追う当社のスタンスは実績につながり、クライアント企業から継続的にオファーを頂いています。クライアント企業から「こういうのをやってみたい」と言われても、その施策が成果の上がらないものであれば、「やらない方がいい」と回答するのも成果を追う当社では多々あることです。 こんな当社、専業の強みを買われ、2006年には博報堂ＤＹメディアパートナーズと業務提携をし、2016年10月には、同グループのDACと経営統合をしました。グループのシナジーを受け、ますます成長が期待されるフェーズにいます。 これまで得意としていたリスティング広告、ディスプレイ広告に加えて、最近ではSNSを利用するユーザーが増えている背景から、Facebook、Twitterなどのソーシャル分野の広告もターゲットユーザーにリーチできる広告として注目を浴びています。 得意としてきた、リスティングの運用で培った知見を武器に、このSNSの分野にも事業の成長の可能性を強く感じています。

・こんなメンバーが働いています！ アイレップは運用型インターネット広告の業界トップシェアを誇る広告代理店です。クライアント企業の様々なニーズにお応えするため、１）広告主であるクライアント企業と日々コミュニケーションを図っている「アカウントプランナー」、２）運用型広告のコンサルタントを行っている「ストラテジスト」、３）バナー広告等のクリエイティブの制作ディレクションを行っている「webディレクター」、４）自然検索で検索順位を上げるための「SEOコンサルタント」、などの多彩なメンバーが活躍しています。 今回の機械学習エンジニアのポジションでは、自然言語処理を学生の頃から７年以上研究してきた専門家や、人工知能のロジックについて研究して国際学会で最優秀論文賞の受賞経歴を持つ博士など、国内外を問わず活躍しているメンバーがあなたをお迎えします。 専門分野の業務ですので、各学会の研究発表や論文などを通して最先端技術の調査を行い、トレンドや業界動向を踏まえた次世代技術となる研究開発をしています。 ・こんなところで働いています！ 広告代理店ですが体育会系の文化ではありません。リスティング広告をはじめとした運用型広告を中心に事業を展開しており、広告掲載の実績情報（レポート）で得られる数値情報を分析して適切な次の施策を導き出す（＝PDCAサイクルを回す）ことから、日々データと向き合っています。ですから、クライアント企業や関係企業様を含む社外の皆様からはどちらかというとスマートな印象を頂いています。

■こんな人を募集しています 今後、機械学習を使った基礎技術の研究開発を行い、プロトタイプ開発／システム化を通して、社内の基盤となるシステムやツールとして展開していくための機械学習エンジニアを募集しています。現場の課題を解決するために機械学習を活用し、人を助けるAIを実現しようとしています。そんな想いに共感してくださる方々の積極的なご応募を心からお待ちしております。入社後は論文、ブログ、SNSなどを通して、最新技術の理解と実用化に向けた取り組みを中心に研究開発を行っていただきます。 ■こんなことをお任せします 実際の現場からの相談案件に基づいてプロトタイプを作成していきます。一部データのみを使って機械学習の初期モデルを生成し、入出力の傾向分析と検証を行い、問題がなければ、全領域のデータを適用し、開発チームと協働して基盤システムまで作り上げていきます。 相談案件から問題を一般化して機械学習を活用することで、現場の業務を効率化するシステムのコアロジックを研究開発しています。 ■具体的な仕事内容 データを活用した広告業界のビジネスは現在も加速度的に広がっています。デジタルマーケティングを主力事業としている当社もこの領域に注力しています。運用型広告のコンサルタントの業務を効率化するためのシステムのコアとなる機械学習の研究開発を行っていただきます。そこに付随するデータの基礎分析や事前調査も実施いただきます。 プロジェクトは運用型広告のコンサルタントからの相談や依頼から始まることが多く、　今はチームの規模が大きくないので、チームとしてプロジェクトに関わり、期間としては半年～1年程度をかけてコアロジックの研究、開発を行っています。成果物としては、運用型広告の運用補助システム、他業務の支援システムとなります。 ■仕事の進め方 R&Dに近い業務のため、その日が納期という仕事はほとんどありません。長期的な案件のため就業時間には裁量を持って仕事ができます。 ■こんな経験のある方の応募をお待ちしております。 【必須】　 数学、統計の経験をお持ちの方 【歓迎】 ・一からモノを作り上げる経験を持っている人 ・目標を達成するために自分で試行錯誤を繰り返し、結果を出す努力をできる人 ・データ分析の経験 ・データを分析してマネタイズしたことがある人 ■このポジションのメリット 幅広い経験を積むと機械学習の専門知識を身につけることができ、また、ビジネス感覚をもってビジネスを考えられるようになります。 機械学習の画像認識や自然言語処理、回帰予測　クラスタリング等の絞られた要素があるわけではなく、興味をもった領域には横断的に挑戦することができます。大手広告代理店として今後のさらなるAI技術の活用を目指して研究開発に注力しているので、このような広い領域に携わることができます。