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野上 昌雄
戸部 英彦
私が会社を起業したのは、「エンジニアが技術・技能中心に評価される会社を創りたい」という思いからです。多くの企業で研究・開発に携わっているエンジニアは30代も半ばになると必然的に現場から離れて技術中心ではなく、管理業務にシフトする傾向があります。私も前職でこうした分岐点に立っていました。 エンジニアも企業人である以上は、一定の年齢に達した段階で部下や後輩の育成課題が生じるのは当然です。現場から離れて管理業務を中心にしていくエンジニアを否定する気持ちはありません。しかし、私はエンジニアとして現場から乖離し始めることに危機感を持っていました。そこで、2001年にエンジニアがあくまでも自分の技術・技能中心に評価され、しかもそれが「人々の社会生活に直接的に資するエンジニアでありたい」「技術で勝負する集団を創りたい」との思いで起業しました。 起業にするにあたりやりたいことは沢山ありました。また、今でも沢山あるのですが、起業当初から先ずは“尖がった技術”として主に高速A/D&D/A、FPGAを使った「データ収集装置」で無線の研究者や設計者に役立つ製品・サービスを提供してきました。今後とも無線をはじめとする電波は医療分野や交通インフラも含めて社会生活にさまざまな分野に応用されることになります。私たちの製品・サービスがこうした電波の応用に向けて日夜研修・開発に取り組んでいる方々の下支えになると確信しています。
データ収集再生装置 PCDAQシリーズ
A/D&D/Aモジュール DASH-BBシリーズ
社内で行っている装置稼働確認作業風景
WTP2017のドコモブースで使用されていたデータ収集再生装置(PCDAQ)
株式会社エッチ・ディー・ラボ主催のセミナー風景
同セミナーで展示されたデータ収集再生装置(PCDAQ)デモ機
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