スキマワークスを"私たちが"やろうと決意した理由は、ある企業様からのSOSの声を直接聞いたのがきっかけでした。 2017年2月から1年半の間、飲食店向けにサービスを提供していた私たちは、お会いする飲食店経営者様の皆様が揃えて口にするある言葉に、事業転換を決意しました。 「売上をあげようにも、働いてくれる仲間が足らないんだよ。」 日本社会全体の、あくまで一般的な話題として「人手不足」の話を聞くことはあります。ただ、それがもたらす影響は、私たちが思っていた以上に深刻なものでした。実際にお客様と対話を重ねる中で、、現場では人手不足が成長を阻害する何よりの課題になっており、また企業を存続させるための死活問題なのだということを、目の当たりにしました。 きっかけは、前述の通り飲食店における出来事でしたが、改めて社会全体を見渡してみると、有効求人倍率は常に上昇を続けており、飲食店以外の企業も多くが慢性的な人手不足に陥っています。 では、ワーカー側には課題はないのだろうか。 実際に色々なワーカーさんにヒアリングをしてみると、意外な答えが返ってきました。「働きたいのに、"働きたいときに働ける仕事"がない」と。 ”求められている仕事自体は世の中に溢れているのにもかかわらず、また働きたいワーカーさんがいるにもかかわらず、この両者のマッチングがうまくできていない。ーー” そんな現状を発見したときに、またそんな両者が抱えている"想い"に触れたときに、スキマ時間に働ける仕事がかんたんに見つかれば、人手不足の解決に貢献できるのではないか、と思いました。そして、両者の想いに直に触れた自分達だからこそ、これをやるべきなんじゃないか、と感じました。 そんなきっかけからスキマワークスをリリースして、3年が経ちました。現在では、数万人のワーカーさんがスキマワークスを通じてお仕事をし、物流・外食・小売・オフィスワーク等さまざまな業界のお客様にご利用をいただいています。 "働くにあたらしいつながりを"。まだまだ道半ばではありますが、私たちの発想の起点である「現場」主義を忘れず、各業界の人手不足と現場の課題に寄り添いながら、1つずつ実現のお手伝いをしていきたいと思っています。