「農業の産業化」「儲かる農業経営」「農業も家業から企業へ」とか、「農業をカッコよく!」「地域活性を農業で!」「半農半Xな暮らし」とか、様々な表現で日本農業が盛り上がる潮流がある。
私が2007年に農業コンサルティングに踏み入れた時はこんな流れは無く、多くの人に農業コンサルなんて食えないと言われた。
私たちアグリコネクトは、今の日本農業が盛り上がる社会の流れを創ってきた一員。
「え?農業?なんで?」と言われた時代から「農業ね。いいよね。」と言われる時代を創ってきた。
農業経営者、参入企業、国や地方自治体の幹部など、様々な出会いや学びによって私たち自身が成長し、農業界と一緒に発展していると感じる。経営者の私だけではなく、間違いなく社員みんなが感じている。
しかし、まだまだ農業界もアグリコネクトも発展途上。私たちが描いている成長や、豊かな社会づくりはこれからだ。
農業において議論されることをあげるとキリが無い。
耕作放棄地、高齢化、担い手不足、自給率、 農産物輸出入、、、でも、こんな議論は私たち農業経営コンサルタントから言わせれば、どれも本質を得ていない。
なぜなら「日本国民の食生活はどうあるべきか」「日本の農企業はどうあるべきか」「日本の農業経営者はどうなるべきか」という、未来の決意が無いからだ。
目の前の現象ばかりを問題視してただ議論しているだけ、ということが多い。
私たちの仕事は、社会現象、社会問題を評論することではなく、農業経営者が未来の成功、成長を目指す挑戦を、あらゆる面から支援する農業経営コンサルティング。
将来どうありたいのか、そのためにどの課題を解決するのか、どうやって解決するのか、という未来からの逆算思考で夢とビジネスモデルを描く。これが私たちアグリコネクトの価値であり、仕事だ。
私たちは、日本の農業を産業化する会社。
農業の産業化とは、農業経営が、国民や世界の人々の豊かな食生活を目指し切磋琢磨し、正しい自由競争の下で正しい事業を永続していくことだ。
一緒に挑戦し続けるメンバーとの縁をいただき、より良い日本農業の未来を描き続けていきたい。
代表取締役CEO 熊本伊織