一言で言うと、「住み続けたい島づくり」を行なっています。
現在、知夫村役場地域振興課では以下の事業体と協働で地域活性化の取組みをおこなっています。
・合同会社島守ちぶり
(隠岐汽船来居取扱店業務、来居港ターミナル管理業務、貨物集配業務、レンタカー貸出業務、その他
島の困りごと解決業務)
・知夫里島観光協会
(観光案内、観光関係企画業務、e‐bike貸出業務、隠岐圏観光協会・隠岐ユネスコ世界ジオパーク推進協
議会事務局事業連携調整、土産物売店販売業務、オンラインショップ運営業務、観光情報発信業務)
・一般社団法人ぐるーり知夫里島
(村内バス事業委託業務、デマンドタクシー事業委託業務)
・知夫里島開発株式会社
(ホテル知夫の里運営業務、レストハウス神島運営業務、新聞配達)
・協同組合YADDO知夫里島
(特定人材派遣業、事業開拓業務)
「資源はあるが人材がいない」
来島した人のほとんどが島の絶景に感動して帰られます。
観光地化していない剥き出しの自然、動物、人の暮らし
この3つの絶妙なバランスが、心に残る風景を作っているのではないでしょうか。
島根県唯一の村は、人口減少によって近隣の島を頼りながら、どうにかこれまで単独自治体を維持してきました。箱モノ行政といわれる施設や組織を作り、様々な施策を打ってきましたが、持続的な取り組みといえるものはそう多くはありません。
未だ終息の見えないコロナ禍で地域交流は途絶え、島の活力は確実に衰えています。
■知夫村とは
平成27年に人口600人を割ったが令和元年に650人を超え、人口増加率全国1位になりました。
移住者が増加傾向だが、未だ仕事はあるが人と住まいが不足しているといった問題も発生しています。
海と山の両方を楽しめるが、都会にあるものはすべてナシ、畜産が盛んで、放牧地が多くサファリパークのようだと観光客の方に喜ばれています。