350万人が利用する会社訪問アプリ
安田 祐輔
大学卒業後、総合商社を経て、2015年に株式会社キズキを設立。 2022年現在、 ・中退・不登校の方に特化した学習塾(全国9拠点) ・うつ病・発達障害の方を対象としたビジネススクール(全国4拠点) ・自治体から委託を受けた低所得世帯の子ども支援(全国26自治体) などの事業を行っている。 また最近では、障害者雇用に悩む企業や福祉施設を対象としたSaaS事業を立ち上げ、事業を推進している。 著書に、『暗闇でも走る 発達障害・うつ・ひきこもりだった僕が不登校・中退者の進学塾をつくった理由』(講談社)、『ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に勉強するための本』(翔泳社)など。直近では、NHK日曜討論などのメディアにも出演。
永島 知樹
2022年03月 東京大学 後期教養学部 学際科学科 卒業。 キズキには、在学中からデータ集計の業務で関わり、大学卒業後の2022年4月から正社員としてジョイン。 現在は、デジタル戦略部で各部署の業務改善・業務効率化に取り組んでいます。 特にRやJavaScript、Google Apps Scriptを使用したプログラミングで事務作業を効率化し、ミスが起こりにくい職場環境の構築に取り組んでいます。 ▼大学時代学んだこと 東京大学では主にデータサイエンスに関わる数学やプログラミングを学びました。大量で多様なデータから重要な情報を抽出し分析するための基礎を学べたことが現在の業務にも大いに役立っています。 ▼入社後関わった業務 社員が通勤手当と定期券代を申請するためのアプリを、kintoneで作成しました。 それまでの運用では、社員がExcelファイルで通勤手当と定期券代を申請し、経理担当者が社員一人ひとりのファイルの申請内容を承認していたため、集計するのにかなりの時間がかかっていることが課題でした。 その課題を解決するため、承認フローを含んだkintoneの専用アプリを作成しました。 社員がアプリのフォーマットに入力し、交通費申請を行う運用へと変更。承認フローを設定しており、経理担当者が社員一人ひとりの申請を一覧画面で確認・承認でき、また承認した申請情報を一括でダウンロードすることもできるため、データの転記作業も無くなりました。 特に力を入れたポイントとしては、担当者が承認作業を簡単に行えるように、レコード保存時に申請内容のエラーを検出するJavaScriptプログラムを複数用意した点です。 ・日付が対象月の範囲内であるか ・同じ日付の交通費が複数回登録されていないか ・定期券の有効期間は正しく登録されているか ・領収書の画像がきちんと添付されているか などは、わざわざ担当者が目で確認しなくても済むように、事前にプログラムでエラーチェックを行うようにしました。 ▼キズキで目指していること キズキには、高い志をもって社会に貢献したいという社員が沢山いらっしゃいます。 しかし、業務の大半が利用者様への支援とは異なる事務的な作業であれば、その志を強く持ち続けることは困難だと思います。 私は、社内のIT化・デジタル化をより一層進めて業務効率化を実現し、社員が利用者様によりよい支援を提供できる環境を整えることを目標に、日々業務に取り組んでいます。
阿部 真璃奈
1988年宮城生まれ。2013年早稲田大学政治経済学部国際経済学科卒業。 マーケティングのキャリアからキズキの人事責任者へ。 2021年7月から「何度でもやり直せる社会を作る」をビジョンにしている株式会社キズキへ入社。 人を動かすことで、社会をよりよくするをモットーにキャリアを歩んでいます。 ▼なぜキズキへ? 昔から楽観主義で心身ともにタフだと自負していた私は、 3年前うつ、パニック障害になり、休職しました。 私はたまたま支えてくれる家族や職場に恵まれ、いまでは寛解し、 再び社会人としてやり直すことができました。 しかし、今の日本では一度社会から離脱するとなかなかやり直せない人も多くいます。 「何度でもやり直せる社会をつくる」をビジョンにしているキズキに入社することで、 マーケのスキルを活かしながら、この社会を実現させるスピードをもっと加速させていきます。
林田 絵美
「何度でもやり直せる社会を作る」をビジョンとする株式会社キズキの執行役員・公認会計士。発達障害当事者。 早稲田大学政治経済学部卒業後、PwCあらた有限責任監査法人へ入社。金融部門財務報告アドバイザリー部に所属し、大手金融グループにおける内部統制や国際会計基準のアドバイザリー・業務改善提案・東南アジア現地子会社における決算支援・組織再編PMO業務・監査・統合報告書リサーチ等に携わる。 株式会社キズキでは、うつや発達障害の方が会計・英語・マーケティング等を学び、キャリアを築くための「キズキビジネスカレッジ」、メンタルケアやスキルアップを通じてキャリアを拓くデジタルサービス「キズキクラウド」、障害者のマネジメントや戦力化を支援する企業様向けサービス「キズキHRサポート」を新規事業として立上げ。 またデジタル戦略部を新規部門として立ち上げ、社内のDX化を推進する。 【取材記事】 ■CPASS|発達障害の人たちもキャリアを歩める社会を築きたい、林田絵美のキャリア!(2021年) https://cpass-net.jp/posts/OfVC4gsh ■ハフポスト|心の問題で「生きづらさ」を感じる若者が「何度でもやり直せる社会を」。若者の「もう一度働きたい」に応えるサービス、開始へ https://www.huffingtonpost.jp/entry/yarinaoseru_jp_5c8b16a0e4b0d7f6b0f18752(2019年) ■オトナンサー|生きづらさ知る私だから…発達障害の26歳女性が、若者の就労支援に取り組むまで(2019年) https://otonanswer.jp/post/35274/