私たち一般社団法人コペルニク・ジャパンは、途上国の貧困問題を始めとした社会課題に取り組む組織です。革新的な技術や製品、サービスの開拓などを通じて課題解決のアプローチに挑戦しています。 ■事業内容■ 私たちコペルニクは「ラストマイル」と呼ばれる途上国で最も支援が届きにくい地域に、革新的なテクノロジーの開発、検証、普及をもたらす活動に取り組んでいます。 ・実証実験 現地の幅広いネットワークを活用し、革新的な製品やICT、行動科学に基づいたプログラムによる貧困削減の効果を検証。小規模で費用対効果の高い実験型プロジェクトを実施し、貧困削減の期待ができるイノベーションを促進しています。 ・アドバイザリーサービス 途上国・新興国の市場に関する深い理解と、インドネシアや東南アジアにおける広範なネットワークを活用し、民間企業・公的機関・開発援助機関の現地での活動を支援しています。 ・テクノロジーの普及 自然災害などからの復興を支援するため、避難所や被災者の家族に実用的なテクノロジーを届ける緊急支援プロジェクトなど実施。これまで世界各国の現地パートナーと提携し、テクノロジーを届けた地域は26ヶ国に上ります。 ■実績■ ラストマイルの人々が直面する課題を解決し、生活の向上と自立を支援するため、以下のような取り組みを行っています。 ＜実績一例＞ ・清潔で手ごろな水を確保する淡水化の事業創出支援 バリ島南東部にあるペニダ島にて、太陽光で発電し海水を淡水化する装置を導入。 島に住む人たちへ、手頃な価格の水が手に入れられるよう支援を行っています。 ・パプア州のカカオ栽培の改善と、サゴヤシ栽培のバリューチェーンの調査／分析 私たちが制作した調査結果をもとに、デイヴィッド＆ルシール・パッカード財団との協働で、インドネシア・パプア州のカカオ農家の収穫物における品質向上や、サゴヤシ農家のバリューチェーン調査を行っています。 ・インドネシアでの新型コロナウイルス感染症に関する緊急支援 オーストラリア政府などの支援を受けて、インドネシアのバリ島、東ヌサ・トゥンガラ州にて医療従事者への支援を行っています。