老いることに不安をお持ちではありませんか?年を重ねると少し体が不自由になるかもしれません。認知症になるかもしれません。それはもしかしたら当たり前のことなのかもしれません。「それでも自分の人生を自分らしく生きたい。」家族としても「大切なおじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さんに高齢になっても生き生きと自分の人生を歩んでほしい」姫路文化福祉会特別養護老人ホームペーパームーンでは、「高齢になっても障害があっても人として当たり前の生活ができるように自分の意思に基づいて毎日が送れるように積極的に支援します」を法人理念とし、そういったご本人やご家族の思いを応援し、お手伝いさせていただいています。
「あきらめない人生のお手伝い」例えば認知症になってご自分の思いがうまく表現できなくなったとしても、おひとりおひとりの思いを尊重し、苦痛のない生活とくつろげる時間を提供し、慣れ親しんだものに囲まれ、これまで大切にしてきたものをこれからも大切にできる人生をお手伝いしたいと考えています。
介護は素敵な仕事です。その人の人生の最後に関わらせていただく大切な仕事です。
そして私たちの仕事場は人と人との出会いの場でもあります。一つ一つその人に合った介護を丁寧に行うことはもちろんですが、まず「どんな介護を提供するかというよりどんな人が介護をするか」を重視しています。
介護の仕事は対人援助が基本です。決められたマニュアルは通用しません。その場その場の判断が求められることも多くあります。自らの個性や価値観と向き合いながら日々介護を実践しています。お年寄りの個性はもちろんですが、介護の現場で働く職員の個性も大切です。人を支えるということは決して簡単なものではありません。時には迷ったり、失敗することも少なくありません。それでもそこで働く職員全員が同じ目標をもった一つのチームです。チーム内で支え合うことで人としての成長があります。一人一人の職員が成長することでお年寄りとの出会いを大切にしています。
特別養護老人ホームペーパームーンでは「人と人との出会いを大切にし」「お互いに支え合うことで成長できる」「お年寄りが不安なく日々の生活を送れる」「家族が安心できる」そんな当たり前の環境をより充実させるため日々工夫しています。
そして最期まで、その方の人生が終わるまでその人らしく生きていけるよう支えていきます。