京都、御所東にある築100年余年の日本家屋にある、わずか6席のティールーム「冬夏」から、私たちは始まりました。「新茶が一番」「品質よりも銘柄」という日本茶の常識にとらわれず、畑ごとの味の違い、製法や施肥の有無から生まれる味の違いを淹れ分けることによって、日本茶はワインのように、生き生きとその個性を語りはじめます。冬夏が提供する日本茶は、これまでの日本茶のイメージを覆す美味しさで注目を集め、わざわざ冬夏を訪れるファンを増やし続けています。私たちの主な事業は以下の4つです。
【 ティールーム事業】
ティールームは、私たちの原点であり、日本茶の美味しさを味わっていただく場所。日本各地の有機茶葉の飲み比べが楽しめるメニューを用意しています。またゲストシェフをお迎えして、料理とティーペアリングを楽しんでいただく新感覚の茶会席イベント「TEA Inspirations」など、さまざまな日本茶体験を提案しています。また使用している茶器なども、併設するギャラリー「日日」で販売しています。
【 ボトルティー事業】
「冬夏の茶味をもっと多くの方に届けたい」という思いから、2022年秋、ボトルティー事業を発足。「冬夏青青 toka_seisei」は、3年の時間をかけて開発した特殊非加熱製法により、これまでの常識を越えた「ワインと並ぶ」ボトルティーです。製法だけでなく、販売方法もユニーク。京都市内のみに限定し、完全受注生産制でレストランやホテルなどにお届けします。使い終わったボトルは回収して京都市内で洗瓶してリユースするなど、京都密着型の「環境と経営」がコンセプトです。国際化やライフスタイルの多様化に伴い、ますます注目されているノンアルコール・ビバレッジ市場に、世界一小さな清涼飲料水メーカーである冬夏が、本物の味を届けます。
「冬夏青青」スペシャルサイト
https://tokaseisei.jp/
【グロサリー事業】
「日本茶のある暮らし」をもっと身近に感じてもらえるよう、私たちはさまざまなお茶のカタチに取り組んでいきます。その拠点となるのが私たちのリーフアーカイブを保管している「冬夏LABO」です。ショップと呼ばず、あえて「LABO」と呼ぶ理由は、人と人、技と知恵、喜びと発見を創る場であり、有機農業家とお客様をつなぐ場を目指しているから。今後はここから、たくさんのユニークな新商品が誕生していきます。*普段は非公開です。
【ワークショップ事業】
お茶にまつわる味と技を共有する場所として開催しているワークショップ。毎回、テーマとなる茶葉をピックアップし、品種の歴史や栽培方法、淹れ方の個性を知るとともに、五感を刺激するテイスティングを体験します。