日日 gallery nichinichi がスタートしたのは1997年、京都。哲学の研究のためにドイツから来日したエルマー・ヴァインマイヤーが、日本の職人の手仕事に魅了されたことがきっかけでした。
日日が注目するのは、シンプルで機能が瞭然とした美しい道具たち。塗り物、焼き物、竹工芸などをはじめとする日用の道具を紹介するギャラリーとして、ヨーロッパと日本の文化交流の架け橋となり、国内外の優れた作家を紹介してきました。2015年には、現在地である御所東の築100年余年の日本家屋に移転、6席のティールーム「冬夏」を併設しています。
2023年。クリエイティブディレクションを担う奥村文絵により、日日はさらに深化しながら、伝統工芸、民藝、アート、デザイン、職人、作家といったカテゴリーを越えて、手仕事の手間ひま、技と素材への深い造詣を感じさせる場へと解像度を高めています。また、それぞれについての由来や製法に精通している強みを活かし、オンリーワンを求めるトップクラスの飲食店やホテル、旅館などのコーディネートを承っています。