2017年に社長の増山が起業の準備をしているとき、当時の創業メンバーの一人との就業後の打ち合わせのために、メンバーの自宅へ訪問しました。 そのメンバーは２人の幼い子供の母であったため、フルタイムでの仕事帰りに保育園にお迎えへ行き、夕飯を作って食べさせ、お風呂や寝かしつけを終え、21時を超えてようやく落ち着くという生活を目の当たりにしその息をつく間もないような生活に衝撃を受けたことが、時短特化の転職エージェントを始めるきっかけとなりました。 育児をしている方の多くが時短社員（実働6時間〜7時間/日程度で勤務する社員）として働いています。これは保育園のお迎え時間が18時ごろであるため、16時〜17時ごろにオフィスを退勤するためです。 ・通常：9時〜18時勤務（実働8時間） ・時短社員：9時〜16時 or 9時〜17時勤務（実働6時間〜7時間） しかし、会社によっては時短社員として働くと昇進機会がない、希望とあわない異動が増える、育児との両立が難しいなど課題を抱えているところも多く、転職を希望する方も多くいます。 その一方で、まだまだ時短社員向けの求人は少なく、育児中は現職にとどまるか、やむなく退職するかの選択肢しかありませんでした。 そうした状況は 1) 優秀な働くパパママ人材の雇用流動化をさまたげる　2) 育児と仕事の両立がしづらい社会にある　といった弊害を生みますから、そうした環境を打破すべく現在の事業を行っています。