椎葉村地域おこし協力隊は、各々が異なるミッションを抱えています。現在活動中のものは、
①村の魅力を引き出す「ツーリズムコーディネーター」
②九州中央山地の大自然の中でハウス園芸を学び就農を目指す「秘境 de 農業」
③生きる力に必要な知恵や技を学ぶ場を構築する「百姓なりわい塾コーディネーター」
④木工を中心にデジタルファブリケーションによるものづくりに取組む「木業化プロジェクト」
⑤空き家や遊休施設を使って地域活性化に取組む「空き施設利活用プロジェクト」
⑥大自然で育つ雑穀や山野草、薬草の活かし方や栽培を実践する「雑穀女子」
⑦秘境への移住を提案型でコーディネートする「移住コーディネーター」
の7つです。
現在のメンバーが協力隊になった動機は様々ですが、共通しているのは「椎葉村に住みたかった」ということです。椎葉村には都会と比べて多様な産業や雇用の場があるわけではないため、やりたい仕事は自分で創り出す必要があります。メンバーは、基本的には各々のミッションを事業化し、生業として任期終了後も稼ぎを得ていくことを想定しています。ヨソモノの視点とソーシャルビジネスの観点から「種」を見つけ出し、地元住民と協力しながら種まきをし、出た芽を育てていくことが椎葉村地域おこし協力隊の仕事です。その中で交流が生まれ、ヒト・モノ・カネが動き、地域が活性化していくことをイメージしています。