私たち株式会社スプレッドは「農業と地域の未来をさらに広げる、フードインフラを世界に」をコンセプトに掲げる、京都発の植物工場スタートアップです。
■事業概要■
・人工光(LED)型植物工場の開発、運営
・植物工場野菜の開発、販売
自動化やIoTを活用した大規模安定生産の技術を強みに、植物工場野菜の価値を高める商品づくりを進めています。
▍おいしい野菜を安定的に供給する植物工場
誰が扱ってもおいしく生産できるプラットフォームを目指して立ち上げたのが「TechnoFarm」です。天候に左右されることなく、年間を通して野菜を生産でき、さらに大規模栽培や自動化によりコストの抑制も実現しました。
▍植物工場野菜ブランド「ベジタス」
自社商品のブランドコンセプト構築から、手に取りやすいパッケージデザインの製作までを一貫して取り組むことで、商品の魅力を引き出しています。
「ベジタス」は植物工場の黎明期である2008年に販売を開始した商品です。研究開発を進め、品質・価格ともに露地野菜に匹敵する、おいしく安全安心な野菜をつくり出せています。
■植物工場の成長性■
国内では1980年代から進められつつも、大規模生産に至らなかった植物工場。私たちは太陽光を遮断したうえで、LEDで植物を育てるレタス工場を建設し、収益をベースに乗せてきました。
現在はLEDの価格も落ち着き、事業化する企業も10社近くにまで増加。食糧危機から植物工場に対する期待も高まる中、当社はロボットを使って省人化・自動化を図り、年間を通して野菜の供給に貢献しています。
■「レタスといえばスプレッド」と想起される存在になる■
・大手企業との取り引き多数
大手100社(約5,000店舗)に、私たちのレタスを販売しております。これはスーパーマーケットの25%を占める計算で、ゆくゆくは50%にまで拡大させる所存です。
・植物工場レタス業界のトップランナー企業でありたい
当社で生産し販売したレタスは、累計1億食以上にのぼります。2024年には静岡に4ヶ所目となる工場を竣工予定で、これまで丸で販売していたレタスをカットレタスにして販売し、シェアの拡大・マーケット獲得に弾みをつけていく考えです。
・供給量、売り上げともに業界最大規模を目指す
2030年には供給量100トンを達成し、売り上げも現在の15億円から300億~400億レベルに引き上げていきます。また、植物工場でのレタス栽培のノウハウを水平展開させ、ゆくゆくは、ほうれん草や・ベビーリーフなど葉物野菜の栽培にも着手する想定です。