▍事業について
私たちは、 マテリアルハンドリングの企画提案を行います。主に木材チップを扱うプラントの設計、そして現場の管理まで、一社一社異なる企業さまの状況や課題に沿ったソリューションを提供しています。
因みにマテリアルハンドリングとは....マテリアル(原材料や木材などの燃料)の運搬・貯蔵するための管理を効率的に行う技術や方法のことを指します。
▍お客さまと、私たちが解決する課題
主なお客さまは、製紙会社やバイオマス発電業者等、木材等の原料を必要とする多くの企業。
バイオマス発電は、木材チップや建築廃材(木材)などを燃焼する際の熱を利用して電気を起こす再生可能エネルギーの一種で、持続可能な社会の実現に向けて非常に重要なエネルギー源とされております。
お客様からいただくニーズとしては、
「木材チップ以外にも様々な原料が混在している中で、バイオマス発電に必要な原料のみを選別して一定の量や間隔で流す設備が必要だから作ってほしい」
「バイオマス発電に際して燃焼効率を上げるために均一に燃料を供給できる設備を作って欲しい」
「バイオマスの収集、輸送、処理のためのインフラを、自社にあった形で整備して欲しい」
「バイオマス燃料は水分含有率が高く、保管、使用をも確り管理しないと劣化するので、燃料効率を高めたい」などなど。
企業さまごと、立地条件、素材の環境等々、多種多様な課題や制約を抱えております。
それに対応する為に、私たちは、あらゆる物質の本質を深く理解できるだけのノウハウと経験に照らし、お客様によって異なる諸条件に合わせて、最適な解決法を提案しています。
❐独自の技術を活用したシステム「チューブフィーダー」
サイロの下部から先に積み込んだマテリアルを先に抜き出す装置で、マテリアルがチューブの開いている穴から入り、中で回転しながら搬送されます。先述した通り、木材チップは含水率が高く、積み込んだか資材の下部より劣化が進むため、一定量且つ効率的に安定して資材を輩出するために積み上げた底から原材料が排出できる技術を持ったシステムです。
経験とノウハウを活かして、何度何度も改良を重ねてできたシステムとなっています。
❐一社一様のソリューションを提供
舟おろしから貯蔵するまで、搬送設備をトータルで提案するのが私たちのスタイルです。立地や燃料などの個別の条件を考慮した上で、お客さまの望む最適な形で保管し取り出せるマテリアルハンドリングをご提案しお客様に選ばれております。
▍直近の展望
バイオマス発電の周辺事業に注力していきたいと思っています。
バイオマス発電所に燃料が届いてからのソリューションをトータルに提案しているのが現状ですが、発電に関して付随する価値提供にも挑戦していきます。