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PURE MADE IN JAPANを世界に伝播するエンジニア募集

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on 2017/11/22

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PURE MADE IN JAPANを世界に伝播するエンジニア募集

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兵庫
中途・副業
新卒
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新卒

青木 隆

20世紀末 パイオニアUKオフィスで、Pioneer DJの普及活動を始める。Vodafone(現ソフトバンクモバイル)に転職。その後WACOMに誘われNextbeat事業立ち上げで再び渡欧、が大失敗。Native Instruments Japan K.K.の立ち上げに関わり入社半年後に放出される。直後inMusicに拾われジャパンオフィスの社長となる。ION AUDIOのレコードプレーヤーの大ヒットにより、JICOよりオファーを受け現職。

日本精機宝石工業のメンバー

20世紀末 パイオニアUKオフィスで、Pioneer DJの普及活動を始める。Vodafone(現ソフトバンクモバイル)に転職。その後WACOMに誘われNextbeat事業立ち上げで再び渡欧、が大失敗。Native Instruments Japan K.K.の立ち上げに関わり入社半年後に放出される。直後inMusicに拾われジャパンオフィスの社長となる。ION AUDIOのレコードプレーヤーの大ヒットにより、JICOよりオファーを受け現職。

なにをやっているのか

JICOは兵庫県の日本海側、山陰地方の静かな温泉町の中にある小さな工場です。 この街の古くからの工業資産は「針」です。17世紀から針金の産地として有名だったこの街は、江戸時代の末期に「縫い針」を朝廷御用達の京都の老舗針問屋に納品していました。その針工場の8代目が今の社長です。 第二次世界大戦前の1930-40年代エジソンの作った蓄音機は世界初のパッケージ音楽メディアの再生機として世界を席巻し、マレーネデートリッヒ等のシンガーや、キューバのタンゴ、フランスのシャンソン、アメリカの古き良きビッグバンドJAZZ等、音楽界は78回転のSP盤と言われるレコードを次々とリリースしていました。縫い針の生産に行き詰まっていたこの街は、「蓄針」と言われる蓄音機の針の大量生産技術を開発。製造を開始。40の国と地域に輸出を始めビジネスを大成功させたのです。 蓄音機はステレオに変わり、SP盤はLPレコードに変わりました。今から60年前、JICOはダイヤモンドを使って、レコードの針の生産を始めました。世の中にある2000を超えるカートリッジやプレーヤーの全てにフィットする替え針の提供。樹脂成形の金型も全部自分たちで作りました。針先にダイヤモンドを取り付ける治具も全部作りました。そして今も何十年もメンテナンスしながら、当時の道具を使い続けています。 レコードは1990年代、あっという間に消滅しました。それでも、先代の社長が世界に一人でもレコードを聴いている人がいる限りレコード針の生産を続けようとコミットメント。だからずっと作り続けています。でも根性だけで続けているわけではありません。パーツ内製化100%。治具も金型も自前で、とっくの昔に償却すみ。外注企業のMOQに左右される事はありませんので、お客様のご注文一個からでも喜んでお作りします。このプロセスであればレコード針を辞める必要がなかったのです。 また、レコード針を作り続けたおかげで、JICOはダイヤモンドを金属の棒にくっつける融着技術を磨き上げました。会社の名前に「宝石工業」と付いているのはそのためです。ベアリングを精緻に磨く、精密砥石の目立てに使われるダイアモンドドレッサ。世界中の歯医者さんで使うドリル。また高速で動く動体の特性を測るゲージ等、硬いダイヤのチップでなければ出来ない「替えの効かない道具」を手作りで、フルカスタマイズで、一品から作っている世界でもあまりない、「替えの効かない企業」となりました。 昨今レコードがまたブームとなり、レコード針はフル操業が続いています。このブームもいつまで続くのやらと思うこともあります。しかし、CDがレコードを瀕死に追いやった時代とは違って、Apple MusicやSportify, ハイレゾが世の中に存在する中でのレコード復活です。オールドメディアの淘汰とはちょっと違うのかなと。マーケットが嗜好してレコードを音楽媒体として選んでるわけですからね。 現在レコード針は90%近くはアメリカとヨーロッパに輸出しています。 そんな小さな温泉街の小さな工場は兵庫県や経産省からも高く評価されています。 2018年我々は東京でのオペレーションを開始いたします。 セールス、マーケティング、エンジニアを大々的に募集したします。
針の接地角度を見ています。
1mm以下のダイヤモンドを裸眼で針に埋め込む。
針一個一個聞いて全品検品します。
この道50年の大ベテランです。

なにをやっているのか

JICOは兵庫県の日本海側、山陰地方の静かな温泉町の中にある小さな工場です。 この街の古くからの工業資産は「針」です。17世紀から針金の産地として有名だったこの街は、江戸時代の末期に「縫い針」を朝廷御用達の京都の老舗針問屋に納品していました。その針工場の8代目が今の社長です。 第二次世界大戦前の1930-40年代エジソンの作った蓄音機は世界初のパッケージ音楽メディアの再生機として世界を席巻し、マレーネデートリッヒ等のシンガーや、キューバのタンゴ、フランスのシャンソン、アメリカの古き良きビッグバンドJAZZ等、音楽界は78回転のSP盤と言われるレコードを次々とリリースしていました。縫い針の生産に行き詰まっていたこの街は、「蓄針」と言われる蓄音機の針の大量生産技術を開発。製造を開始。40の国と地域に輸出を始めビジネスを大成功させたのです。 蓄音機はステレオに変わり、SP盤はLPレコードに変わりました。今から60年前、JICOはダイヤモンドを使って、レコードの針の生産を始めました。世の中にある2000を超えるカートリッジやプレーヤーの全てにフィットする替え針の提供。樹脂成形の金型も全部自分たちで作りました。針先にダイヤモンドを取り付ける治具も全部作りました。そして今も何十年もメンテナンスしながら、当時の道具を使い続けています。 レコードは1990年代、あっという間に消滅しました。それでも、先代の社長が世界に一人でもレコードを聴いている人がいる限りレコード針の生産を続けようとコミットメント。だからずっと作り続けています。でも根性だけで続けているわけではありません。パーツ内製化100%。治具も金型も自前で、とっくの昔に償却すみ。外注企業のMOQに左右される事はありませんので、お客様のご注文一個からでも喜んでお作りします。このプロセスであればレコード針を辞める必要がなかったのです。 また、レコード針を作り続けたおかげで、JICOはダイヤモンドを金属の棒にくっつける融着技術を磨き上げました。会社の名前に「宝石工業」と付いているのはそのためです。ベアリングを精緻に磨く、精密砥石の目立てに使われるダイアモンドドレッサ。世界中の歯医者さんで使うドリル。また高速で動く動体の特性を測るゲージ等、硬いダイヤのチップでなければ出来ない「替えの効かない道具」を手作りで、フルカスタマイズで、一品から作っている世界でもあまりない、「替えの効かない企業」となりました。 昨今レコードがまたブームとなり、レコード針はフル操業が続いています。このブームもいつまで続くのやらと思うこともあります。しかし、CDがレコードを瀕死に追いやった時代とは違って、Apple MusicやSportify, ハイレゾが世の中に存在する中でのレコード復活です。オールドメディアの淘汰とはちょっと違うのかなと。マーケットが嗜好してレコードを音楽媒体として選んでるわけですからね。 現在レコード針は90%近くはアメリカとヨーロッパに輸出しています。 そんな小さな温泉街の小さな工場は兵庫県や経産省からも高く評価されています。 2018年我々は東京でのオペレーションを開始いたします。 セールス、マーケティング、エンジニアを大々的に募集したします。

なぜやるのか

針一個一個聞いて全品検品します。

この道50年の大ベテランです。

現在世界の電子工業製品のほとんどは中国の広州地方 東莞市、深圳市で作られています。最新の生産管理システムと自動化されたラインで、職能が無くても、製品を知らなくても管理マニュアルに沿って、大量に、スマホやヘッドホンを中心に製品がアッセンブルされて行きます。誰が作っても同じ品質、変わらないパフォーマンスとコストを中国工場は維持しています。そこが世界への彼らの強み。 そんな中国が絶対かなわない&存在していない生産手法とプロセスが、JICOにはあります。 1. 熟練職人工による完全手工業 2. MOQなし、一個から注文お引き受け 3. 今日の注文を明日出荷する。製品在庫なし。 4. 出荷前全製品の検品を行う。 JICOは上記により製品の信頼性は非常に高く、世界中にロイヤリティーの高いお客様がいます。また利益性の高いオペレーションを実現しています。メディアにも多数取り上げられています。 製品の競争力も高いです。理由は簡単。我々のコンペティターであった会社達は、とうの昔にその事業を辞めてしまっているからです。 例えば、ダイヤモンドを金属に融着させるのに大切なメッキ技術。もはやメッキを日本で生産オペレーションをするのは環境対策上非常に難しいのです。でもJICOは行政と長い長い時間をかけて協力しながら、ずっと生産を続けています。 レコード針も数多くの企業が撤退し、ごくわずかに続けている企業も社員さんの老齢化が進んでいます。JICOの製造ラインには多くの20代の女性がいます。裸眼でのオペレーションが、製造プロセス上必須なので彼女たちの存在は絶対に欠かせません。また弊社は出荷前に必ず「検音」を耳で行います。故に、一日製造可能な数は限られています。量産はしません。世界に愛される品質を維持するために、量産は不可能なのです。 日本が古来大切にして来た生産手法は、一時期中国に席巻されたかに見えました。 しかしながら、日本人でしか出来ない方法やプロセスがここにはあります。何回も山陰地方のこの小さな街工場は、技術革新や競合に席巻されて来ましたが、どっこい江戸時代から生き残っているのです。 この街の人々の信じられないレベルでの目標達成に対する真摯なatitudeとPatient。団結。そして「ならぬものはならぬ」という品質に対する強固な思い。 こいつをAssetにして、まだ見ぬあなたの手で、Pure Made in Japanのコンセプトを世界の人達に大拡散させてみませんか?

どうやっているのか

針の接地角度を見ています。

1mm以下のダイヤモンドを裸眼で針に埋め込む。

先日、オランダ、アメリカ、オーストラリアの取引先が代理店会議のため兵庫県新温泉町にある工場にいらっしゃいました。下記はこの会議での弊社8代目社長のオープニングスピーチです。 「どうやっている」をお伝えするのに、ぴったりの演説でした。これをそのまま引用します。 改めまして本日はJICOの本社工場にお越し頂き誠にありがとうございます。 工場ツアーでご覧頂いた通り、 当社は1960年代に建築された古い工場です。 外観は日本人でさえ昔の小学校の建物を思い出させる郷愁ある佇まいです。 祖父である初代社長、父である先代社長は、エンドユーザーがここへやって来るビジネスではないので、建物にあまりお金をかけず、設備や治具、工具、従業員にお金をかけるべきという考えを貫いて来たものです。 建物は古いですが、決して汚くなく、美しく保たれていると思っています。 これはここにおります専務である私の弟の幸宏がリーダーとなって、本社では13:00から大阪のオフィスでは17:20から毎日従業員全員で10分間清掃を行なってきた賜物だと自負しています。床、壁、窓ガラスに至るまで全員でみな拭き掃除を基本としています。 美しいモノづくりは美しい職場をキープしてこそと毎日職場と自分自身の心を磨き、その考えを植えつけることで日々の業務を取組んでいます。 当社には古いものでもまだ使えるものは捨てない。“もったいない”という文化があります。 この後、100年前の蓄音機と60年前のレコードプレーヤーに現役のJICO製品を取り付けて古くて新しい音を聞いて頂きます。部屋の音環境は必ずしもパーフェクトなものではありませんが、当社の常務が毎日古い機材を動かし続けてこそ、今でも音を奏でるという状態をキープしています。これは当社の全ての金型、治工具にも言える事です。普段のメンテナンスに如何に心を配るかが当社のモノづくりの精神に繋がっているものです。 本日ご覧頂いた全ての手作りのプロセスについては、過去にマシーンメイド(オートメーション)化に幾度か挑んで来ましたが、最終的には手作りこそが品質維持には最も適した形と認識しています。その前提に立った時、当社の資産はモノづくりを担う”人“に至りました。 しかしその人というのはメンタルに左右され、前向きなモチベーションの維持が非常に難しいものなのは既にお分かりの通りです。職場環境を心地よく整え、人のメンタルヘルスを如何にコントロールしながらモノづくりを不変のものに維持するか、そこが我々取締役に課された命題であります。 最後に日本の商人の間に伝わるビジネスを永く続けていく秘訣についての逸話をご紹介したいと思います。それは「三方よし」と言われるものです。三方とは売り手、買い手、世間を指します。ビジネスにおいてその三者にとって良くないもので無いと決して長続きはしません。それを言い換えるならば、皆様とユーザーとJICO三者にとって良いものにしたいと思っています。 それを直にまた同時に体感して頂く為にこうしてお越し頂いた次第です。そんな会議になる様スタッフ一同心をこめて対応致します。どうぞ宜しくお願い致します。 上記は、社長仲川和志の言葉です。このお客様とステイクホルダー様への向き合い方が、JICOの礎となっています。

こんなことやります

JICOの製品の開発及び製造を行なって頂きます。 勤務地は兵庫県美方郡新温泉町となります。 こちらに生活拠点を移され技術、開発、製造業務を行なって頂く方を募集しています。 オーディオやメッキ技術、工業ダイヤモンドに関するご経験と知見をお持ちの方は大歓迎ですが、この小さな田舎街にきて頂き我々とPURE MADE IN JAPANの理想を追いかけて頂くかたであれば、ご経験は問いません。 こちらでの生活も面接の上、極力支援を行なっていきたいと思っています。 東京でのオペレーションを2018年春から行います。関西の企業から、世界を相手にする日本企業を目指します。
18人がこの募集を応援しています

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話を聞きに行くステップ

  1. 応募する「話を聞きに行きたい」から応募
  2. 会社からの返信を待つ
  3. 話す日程を決める
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募集の特徴
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会社情報

兵庫県美方郡新温泉町芦屋100番地