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リハビリのための新しい医療機器を生み出す仕事

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on 2018/02/04

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リハビリのための新しい医療機器を生み出す仕事

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朝山 俊雄

システムフレンド創業者の1人であり、現在は取締役社長。システムエンジニアの経験は長く、開発チームのよき理解者でもある。 プライベートでは二児の父で子煩悩という顔もある。

前本 知志

システムフレンドの技術面のリーダー兼ムードメーカー。いつも笑顔で愉快な人柄ですが、良いものを作るという点に関してはストイック。マイクロソフトのMVPとしても活躍している。

株式会社システムフレンドのメンバー

システムフレンド創業者の1人であり、現在は取締役社長。システムエンジニアの経験は長く、開発チームのよき理解者でもある。 プライベートでは二児の父で子煩悩という顔もある。

なにをやっているのか

 わたしたちは様々な分野のコンピューターソフトウェアを開発してきました。現在は医療や福祉の現場で最新のコンピューター技術を活用することをテーマにしています。  わたしたちは、以下のような取り組みをしています。 (1)関節可動域測定装置 MMV鑑  リハビリ向けの関節可動域測定装置「Mobile Motion Visualizer 鑑(あきら)」を開発・販売しています。鑑はKinect2を用いたリハビリの記録および計測をする装置です。  リハビリで可動域がどの程度回復したかは、ゴニオメーター(分度器)をつかってアバウトに計測するくらいしかできませんが、鑑を使うことにより、簡易に計測でき、リハビリ前後の比較が可能になります。  コンピューターでの動作解析には非常に高価な製品が必要とされていました。しかし、ここ5年ほどのセンサー技術の発展によって、安価な装置でもある程度の動作解析はできるようになってきました。それらの技術はロボットや自動運転で使われていますが、医療の分野でも利用できそうだということで、一部の医療関係者には注目されています。  わたしたちの製品も、関心を集め始めています。  いくつかの学会で、MMV鑑を活用した研究を医師や理学療法士の方々に発表していただきました。その機会に学会での企業展示に参加しています。2017年は日本人工関節学会(沖縄)、第29回回復期リハビリテーション病棟学会(広島)、日本関節鏡・膝・スポーツ整形外科学会(札幌)にて展示いたしました。  現在も医師や理学療法士の方々からのご意見を伺いながら、利用法の研究や追加開発を行っています。 (2)座位保持装置製作支援システム 楽バック  楽バックとは赤外線センサーを利用して、ウレタン製の座位保持装置を作成するための型取りを簡略化するシステムです。石膏で型取りをするより、納期短縮と低コスト化を実現できます。  座位保持装置とは、車椅子の上に置くクッションのような形状のものです。寝たきり状態による内臓機能等の低下を防止したり、日常生活動作の向上を図るもので、とても重要な意味があります。  高齢者介護の現場でも、要介護者が座れるようにするために座布団やクッションを用いて体を支える工夫をしている場面をよく目にします。しかし座位保持装置の存在はそれほど知られていません。優れた座位保持装置は痛みを軽減したり誤嚥を防止したりするために効果があります。  わたしたちは、このようなシステムによってもっと手軽に座位保持装置を製作して活用してもらえるのではないかと考えています。  この取り組みは、国際福祉機器展(HCR)2016の「福祉機器開発最前線」ブースの招待展示枠にて紹介していただきました。 (3)擬人的媒体を利用したコミュニケーションツール  スマートフォンアプリ「スマクロ」を開発しています。中小企業新事業活動促進法に基づく異分野連携新事業分野開拓計画に認定されており、大学や自治体と連携して開発を進めています。  「スマクロ」は会話をする機会が少ない高齢者の方が、スマートフォンアプリを使った簡単な操作で、遠くに住む家族とコミュニケーションを気軽に楽しめるビデオメッセージアプリです。  スマートフォンを着ぐるみで覆い、機械的な部分を隠すことで電子機器に対する高齢者の方々の拒否反応を払拭するとともに、心を持ったメッセージとして受取ることが出来る効果を持っています。  これらはいずれも最近のITの発達により、過去においては高価であったものが、近年は低価格に手に入れることができるようになった技術を利用しています。わたしたちはIT業界で培ってきたノウハウを、単に事務処理の向上といったことだけではなく、もっと深い部分で医療や介護の現場で利用していきたいと考えています。
座位保持装置製作システム 楽バック
クラス1の医療機器「MMV鑑(あきら)」
多国籍な医療機器開発チームのメンバー。
リハ室でのディスカッション

なにをやっているのか

座位保持装置製作システム 楽バック

クラス1の医療機器「MMV鑑(あきら)」

 わたしたちは様々な分野のコンピューターソフトウェアを開発してきました。現在は医療や福祉の現場で最新のコンピューター技術を活用することをテーマにしています。  わたしたちは、以下のような取り組みをしています。 (1)関節可動域測定装置 MMV鑑  リハビリ向けの関節可動域測定装置「Mobile Motion Visualizer 鑑(あきら)」を開発・販売しています。鑑はKinect2を用いたリハビリの記録および計測をする装置です。  リハビリで可動域がどの程度回復したかは、ゴニオメーター(分度器)をつかってアバウトに計測するくらいしかできませんが、鑑を使うことにより、簡易に計測でき、リハビリ前後の比較が可能になります。  コンピューターでの動作解析には非常に高価な製品が必要とされていました。しかし、ここ5年ほどのセンサー技術の発展によって、安価な装置でもある程度の動作解析はできるようになってきました。それらの技術はロボットや自動運転で使われていますが、医療の分野でも利用できそうだということで、一部の医療関係者には注目されています。  わたしたちの製品も、関心を集め始めています。  いくつかの学会で、MMV鑑を活用した研究を医師や理学療法士の方々に発表していただきました。その機会に学会での企業展示に参加しています。2017年は日本人工関節学会(沖縄)、第29回回復期リハビリテーション病棟学会(広島)、日本関節鏡・膝・スポーツ整形外科学会(札幌)にて展示いたしました。  現在も医師や理学療法士の方々からのご意見を伺いながら、利用法の研究や追加開発を行っています。 (2)座位保持装置製作支援システム 楽バック  楽バックとは赤外線センサーを利用して、ウレタン製の座位保持装置を作成するための型取りを簡略化するシステムです。石膏で型取りをするより、納期短縮と低コスト化を実現できます。  座位保持装置とは、車椅子の上に置くクッションのような形状のものです。寝たきり状態による内臓機能等の低下を防止したり、日常生活動作の向上を図るもので、とても重要な意味があります。  高齢者介護の現場でも、要介護者が座れるようにするために座布団やクッションを用いて体を支える工夫をしている場面をよく目にします。しかし座位保持装置の存在はそれほど知られていません。優れた座位保持装置は痛みを軽減したり誤嚥を防止したりするために効果があります。  わたしたちは、このようなシステムによってもっと手軽に座位保持装置を製作して活用してもらえるのではないかと考えています。  この取り組みは、国際福祉機器展(HCR)2016の「福祉機器開発最前線」ブースの招待展示枠にて紹介していただきました。 (3)擬人的媒体を利用したコミュニケーションツール  スマートフォンアプリ「スマクロ」を開発しています。中小企業新事業活動促進法に基づく異分野連携新事業分野開拓計画に認定されており、大学や自治体と連携して開発を進めています。  「スマクロ」は会話をする機会が少ない高齢者の方が、スマートフォンアプリを使った簡単な操作で、遠くに住む家族とコミュニケーションを気軽に楽しめるビデオメッセージアプリです。  スマートフォンを着ぐるみで覆い、機械的な部分を隠すことで電子機器に対する高齢者の方々の拒否反応を払拭するとともに、心を持ったメッセージとして受取ることが出来る効果を持っています。  これらはいずれも最近のITの発達により、過去においては高価であったものが、近年は低価格に手に入れることができるようになった技術を利用しています。わたしたちはIT業界で培ってきたノウハウを、単に事務処理の向上といったことだけではなく、もっと深い部分で医療や介護の現場で利用していきたいと考えています。

なぜやるのか

 システムエンジニアのほとんどは「作ること」そのものが好きな人種です。  ですが、そこからもう1歩進んで、自分の手で作ったものが社会を幸せにすることに少しでも貢献するのなら、システム作りという仕事はもっとやりがいあるものになるに違いありません。  システムフレンドは現在、医療や福祉の分野に足を踏み入れています。その中で、障害を持つ子供たちと、その子供たちに苦痛があるなら何とか楽にしてあげようとする理学療法士や装具やシーティングのエンジニアの方々と出会いました。要介護にならないように、認知症や運動器の脆弱化の防止を研究するドクターや研究者の方々にも出会いました。それらの方々は、その分野で役立てることのできるソフトウェアのアイディアをお持ちでした。わたしたちはアイディアをいただけば、それを作ることができます。また、新しい技術の情報から、もっとよいアイディアが出せることもあります。医療や福祉の分野ではわたしたちのようなシステム開発会社が活躍できる余地がまだまだたくさん残されていることに気が付きました。  医療や福祉にかかわるシステムの開発は、超高齢化社会を迎えるにあたって力を入れなければならない分野です。単に生業としてのシステム開発だけでなく、大きな社会の問題にも、関係者の方々と一緒に取り組み始めています。  そのような流れの中で、今、システムフレンドでは医療や福祉の分野の知識を持っている方にもメンバーに加わってもらっています。ケアマネージャーの方を招いて居宅介護支援事業を始めたのもその一環です。システムエンジニアのチームだけではなく、わたしたちの取り組みに必要なスキルを持っている人にもどっぷり参加してほしいと思っています。

どうやっているのか

多国籍な医療機器開発チームのメンバー。

リハ室でのディスカッション

 システムフレンドを訪れた方がしばしば驚かれるのは外国籍の方が多いということです。30名のメンバーのうち4名が外国籍の方です。4名の国籍も様々で、それぞれスペイン、ドイツ、バングラディシュ、スウェーデンの出身です。  将来的に海外展開できるように、社員の2割は外国籍の方にしていこうという目標を立てました。しかし海外展開という当初の目的を忘れるほど、メンバーそれぞれがとびきり優秀で、すでにエンジニアチームの中核を担っています。  スペイン出身のアレハンドロは医療機器「MMV鑑(あきら)」のメインエンジニアとして活躍しています。彼の父親はスペインの大学病院の脳外科医でもあり、私たちの製品を評価し、スペインの学会で紹介しています。  バングラディシュ出身のモモタズは機械学習のスペシャリストであり、ダッカ工科大学の准教授です。機械学習を用いたプロジェクトで、チームを助けています。  医療機器開発プロジェクトでは、プロトタイプを作成しては、先生方のご意見を伺い、さらに修正するという作業の連続です。適切なマネジメントがなければ前進することさえままなりません。多国籍の医療機器開発チームを率いて、医療機器をカタチにしてきたのは取締役の東です。  一方、技術面のリーダーは、マイクロソフトMVPにも認定されている前本です。前本は創業期からのメンバーであり、システムフレンドのムードメーカーです。3DセンサーやHMDなどの最新情報を紹介しています。  様々な背景を持つエンジニアが気持ちよく働ける環境と、自分のスキルを向上させることができるプロジェクトがあります。

こんなことやります

関節可動域を測定する医療機器を製造販売しています。 リハビリテーションの現場で、可動域をゴニオメーターをつかって毎回計測するのは大変だというお話しを伺い、わたしたちはITを用いて、容易に計測し、しかも改善度合いを患者さんにもビジュアルに見てもらえるシステムを作りました。 応援してくださる医師やPTの先生方とこの機器についての意見を交換して、機器の使い方や改善案を検討したり、学会での展示などを行う仕事をしてみませんか。 まずは、私たちの開発している機器を見に来てください。きっと、すべてのリハビリ現場に置くべき製品だと感じていただけると思います。 PTの方にとって、システム開発会社は未知の世界だと思います。ですが、システムの知識はどんな職業の方にとってもかならずキャリアの上で武器になります。 わたしたちといっしょに新しい医療機器を生み出す仕事にチャレンジしてみませんか。 ※ 今回は東京支社での募集です。   本社は広島市にありますので、広島が好きな人や広島出身の人にとっては、ときどき広島出張があることは特典になると思います。
24人がこの募集を応援しています

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話を聞きに行くステップ

  1. 応募する「話を聞きに行きたい」から応募
  2. 会社からの返信を待つ
  3. 話す日程を決める
  4. 話を聞きに行く
募集の特徴
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会社情報

1997/08に設立

33人のメンバー

  • 社長がプログラミングできる/

東京都品川区西五反田3-7-9 平澤三陽ビル8階