2003年にapbankの取り組みがスタートし、最初は「環境」などの社会的課題に取り組む団体を、「融資」を通じて応援していくプロジェクトでした。2005年には音楽をきっかけに環境や食、エネルギーの循環を考えるイベント「ap bank fes」を開催。最近では、東北にて「アート」「音楽」「食」を楽しむことのできる総合型フェスティバル「Reborn-Art Festival」も動き出していいます。
応援(融資)や啓蒙(イベント)を進める一方で、自分たちが実践者として消費の方向性を作っていくための取り組みとして2005年からスタートしたのが、「kurkku(クルック)」プロジェクトです。
kurkkuは「おいしい・心地よい・環境によい」をコンセプトに、生産者の顔が見える、こだわりの食材を使った料理を提供するレストランやカフェ、バーや、オーガニックコットンを普及するための取り組み「プレオーガニックコットンプログラム」などを通して、これからの時代のオーガニックな消費や暮らしの在り方を提案しています。
舞台は、JR代々木駅1分に位置する商業施設「代々木VILLAGE」。音楽プロデューサー小林武史、プラントハンター西畠清順、インテリアデザイナー片山正通など各界を代表するクリエイター陣が手掛け、600坪の空間にカフェやレストラン、ライフスタイルショップなど11店舗が集まったデザイン、レストラン、内装全てにこだわりを追及した商業施設です。