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事業内容
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SQUEEZEはテクノロジーの力を用いて、ホテル・旅館・民泊の業務に特化したサービスを提供・運営しています。主なサービスは3つに分かれます。
▼mister suite事業(
https://www.mistersuite.com/)
民泊運営代行サービスを行なっています。
民泊サイトに物件掲載をした後にSQUEEZEが運営を代行します。いざ、民泊運営をしてみようと思った時に課題点が多数あります。
・適切な価格設定がわからない
・ユーザー利用後の掃除が大変
・ユーザーからの問い合わせ対応が面倒
・ユーザーが外国籍の方だった場合、言語が伝わらない
・鍵の受け渡しが面倒
・掲載管理が大変
などです。ですので、mister suiteは、適切な価格設定、24時間のカスタマーサポート、利用後の清掃代行、緊急時のトラブル対応などを行なっています。mister suiteでは1000件の民泊物件を管理しています。
▼ suitebook事業 (
https://suitebook.io/)
民泊運営代行事業者向けのクラウドサービスを運営しています。
民泊運営は多種多様な業界の企業が参入してきています。特に空き家を保有している不動産企業の参入が多いのですが、不動産運用と民泊運用のノウハウは大きく異なります。SQUEEZEは累計1,000件以上の施設運営ノウハウやオペレーション経験に基づく業務支援経験が豊富なため、mister suiteと同じく民泊運営代行事業者が増えてきました。そのためのクラウドサービスです。
▼ Minn事業(
https://minn.asia/)
Minnは42室のアパートメントホテルで、コンセプト設計から家具・内装まで全てプロデュースし、mister suiteの仕組みを利用しながらマスターリース形式で運用をしています。
事業のポイントは、通常のホテル事業者が運用しないような50室以下のホテルにターゲットを絞り、民泊に近いオペレーションで人件費を最小限まで削減したモデルを目指しているという点です。そのために、Minnでは「ペーパーレス」「キャッシュレス」「キーレス」の3つを実現しようと考えています。
日本の宿泊業界はこの3つが全て実現できておらず、旅館のフロントは紙だらけ。また、支払いも未だに現地払いがメインです。しかし、民泊では事前決済が当たり前なので、Minnでも全て事前決済を導入予定です。また、鍵についても弊社が総代理店になっているigloohomeのスマートロックを利用し、鍵は使わずに番号のみで開けられるようになっています。
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民泊業界の成長を示す数字
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民泊業界はものすごい勢いで成長をしています。訪日外国人の増加、それに伴う宿泊客室数不足などは国をあげて解決しなくてはならない問題になってきています。
民泊業界の成長を、「数字」を用いて説明します。
(1)訪日外国人の増加人数
2015年:1970万人
2017年:2869万人
2020年:4000万人(予測)
訪日外国人は5年連続で増加しています。東京オリンピックの関係もありますが、新宿、渋谷、また大阪などの関西地域にも外国人を目にすることは増えています。
(2)不足している宿泊客室数
色々な情報発信がありますが、一つの情報として2020年の訪日外国人が4000万人想定だと客室が4.4万件足りないと言われています。現在東京を中心に急ピッチでホテル開発はしており、「不足はしない」と結論も出されていますが、もちろんホテルは料金が高いため、民泊を利用する外国人は急増することは目に見えます。
(3)訪日外国人による民泊利用率
2017年の訪日外国人約2800万人のうち、民泊利用率は15.4%と言われています。家族や恋人と訪日している想定ですと、950万組(3人程度のグループと仮定)が訪日しており、146万組が民泊を利用していると言えます。ただ、民泊利用率は年々上昇。利用率が30%、そして4000万人の訪日があった場合は1333万組。1日に換算すると1.1万組が民泊を利用することになります。
(4)日本の空き部屋数
820万戸。
人口減少、都心回帰の動きがあり全体の13.5%が空き家と言われています。戦後から増え続けた新築住宅の供給と少子高齢化による世帯数減少を受けて、我が国の「住宅余剰」は社会的な課題となっています。