概要

リクルートマーケティングパートナーズは、これまで「結婚」「進学」「自動車」など、ライフイベント領域全般をビジネスフィールドにしてきました。直近は、「学び」領域を新たな事業の柱にするべく事業開発を強化しております。具体的には、「受験」「勉強」「料理」「英語」などの領域において、学びつづける人の最高の伴走者であるべく、コンテンツの充実と、サービス提供の領域拡大に注力しています。これまで「学び」は、地理的・時間的・経済的な制約により、すべての生活者にサービスを提供することは難しいと考えられてきた領域でした。私たちは、ITの力を用いてこれらの壁を取り払い、最高レベルの「学び」をすべての生活者に届けることを目指しております。

リクルートマーケティングパートナーズのサービス事業の開発を、今後どのように進めていくか。オンライン学習サービス『サプリコレクション』の内製開発組織の企画担当・山田晋平がお話しします。

中途入社3年目。学生時代からモバイル向けの広告配信サービスや公式コンテンツの開発に携わる。その後、大手 SNS 企業でのプラットフォームから海外事業・新規事業の開発リーダーを経て、エンジニアとして内製開発組織の立ち上げ時から関わる。スクラム導入支援や開発環境の整備等を経て、現在はエンジニアの評価・制度設計などの組織開発、中途採用などを主に担当。

「学び」のサービスで世界に変革を

リクルートマーケティングパートナーズは「学び」のサービスで、完全内製化しているものが２つあります。ひとつは、プロのレシピ動画を見ながら、料理を学んでもらう『料理サプリ』。もうひとつは、読む・聞く・書く・話すの4技能を使って、単語を効率的に覚える『英単語サプリ』です。こういった内製開発のプロダクトの拡充にあたり、エンジニアの数を増やしていきたいと思っています。高品質なコンテンツとサービス、多くのユーザーにフィットする多様性が、我々の強みです。

自分の発想を活かせる現場です

今回の募集では、『サプリコレクション』の『料理サプリ』と『英単語サプリ』、及び今後リリース予定の新規サービスの開発エンジニアを募集します。少人数制のチームで開発するので、お互いにコミュニケーションをとって協調しながらモノを作っていくことに抵抗のない方がいいですね。開発においては各々にかかる責任も大きいため、自分の力で1から10まで作り上げられる人が向いています。

毎月事業提案をする場があるため、筋のいいプロダクトが提案できれば、それをカタチにして、最終的には事業として取り組むこともできます。開放的な企業文化なので、自分のwill（意志）を活かした仕事に、会社として取り組めることが魅力ですね。

ここからは、加藤、吉田、釘宮のエンジニア3人が、仕事内容や働く環境を座談会形式でお話しします。

中途入社2年目。京都で大学卒業後、独学でWeb開発技術を身に付け、近所のWeb開発会社にフラっと就職。6年間、大半の開発案件を単独で担当。炎上の火消しに活躍。チーム開発の仲間を求めて上京。ライフワークはテストカバレッジをあげること。スクラムマスターとしての道を歩み始めたサーバサイドエンジニア 。これまで『料理サプリ』を担当し、現在は今後リリース予定の新規サービスの開発を担当。エンジニア採用の面接も行う。

プロパー社員で新卒の入社2年目。中学生の頃からホームページの制作等を行い、企業サイトの構築、運営を経験する。その後、大学進学後Objective-Cを独学で習得する。大学３年生から某教育サービスにコミットし、iOSアプリの開発チームリーダー及びサーバーサイド開発を担当した。他に、学生時代から20本ほどのiPhoneアプリの開発に携わる。現在は『サプリコレクション』の『英単語サプリ』を担当。

中途入社二ヶ月。委託企業で働いていたが、優秀なエンジニアが集まる環境を求めリクルートマーケティングパートナーズへ。現在は、今後発表される新規アプリの開発を行っている。アプリより低レイヤのフレームワーク開発に関わっていたことも。Windows、iOS、Androidなど幅広くネイティブアプリの開発経験がある。技術ネタを積極的にアウトプットしており登壇機会多数。最近ではABC 2015 SummerのLT祭りでグランプリなど。

新しい社員を受け入れるフローと体制の徹底

加藤 私は、新規のプロダクトのサーバーサイドの開発と、そのチームでのスクラムマスターを兼任しています。スクラム開発をする際に、他のエンジニアをフォローし、チームが潤滑に動くように支える役割です。このプロジェクトでは「AWS」上に「Scala」を使用してサーバーサイドの開発をしています。

吉田 私は『英単語サプリ』を開発しています。立ち上げ時から参加していて、戦略チームや企画者、エンジニアを含めたチーム全員でブレストをしながら作り上げました。また、iOSエンジニアとして最初のバージョンを1人で作り切るまで担当したこともあります。

釘宮 私は新規のアプリを制作しています。通常はAndroidエンジニアですが、現状はiOSを担当しています。

加藤 新しく私たちのチームにジョインしていただく場合、まずはその人が最も得意とするジャンルを担当してもらいます。仮に、 iOSの技術しかなかったとしても問題ありません。なぜなら、代わりに複数の言語を書ける人がAndroidに移ればいいからです。それは、お互いの能力を補完しあう体制をとっているからこそできること。しかし、それだけではなく、チームにジョインしてから違う分野の技術も経験し、幅広いスキルを身につけていける環境はなかなかないと思います。

引き続き、3人が仕事のやりがいや職場のよい点を本音でお話しします。

自分のwill（意志）を尊重してくれる社風

加藤 サービスを使ってくださるユーザーの方がいるからこそ、私たちの会社が成り立っています。だからこそ、ユーザーを満足させるプロダクトを作ることや、革新的な製品を生み出すことは義務でもあります。これが私のモチベーションです。

吉田 個人的な目標は、人の暮らしや生活を劇的に変化させるソフトウェアの開発です。自分が作ったソフトウェアで世の中を変えたいんです。それが大きなモチベーションですね。 リクルートマーケティングパートナーズという大きな会社でプロジェクトに携わった経験が、世の中を変化させる近道になるはずだと考えています。

釘宮 私は自分が想像したものを作りたい気持ちからエンジニアになりました。最終的には起業が目標。この会社では、プロダクトがゼロから製品化にいたるまでの過程を何度も経験できるため、起業に必要なスキルを徹底的に学ぶことができます。このことが、私にとってなによりもモチベーションになっていますね。

加藤 個人的なwillを尊重してくれる部分もいいですね。釘宮と同じで、私の目標も独立。入社時の面接でも「5,6年後には独立したい」と伝えたのですが、咎めることなく受け入れてくれました。私は技術だけを磨いていくというよりも、技術をベースにチームを運営していくことに関心があります。その意向を会社自体が後押ししてくれているので、とても働きやすいですね。

吉田 内製エンジニアとして働くことのメリットは、企画から参加できること。ただ言われたものを作るわけではなく、当事者としてユーザーが欲しているであろうサービスや機能を提案できる。自分が考えたモノを実際に作れるのは、本当に楽しいことだなと痛感しています。新しい技術や言語を積極的に使わせてくれる点も、エンジニアとしては魅力的ですね。去年リリースされたばかりの「Swift」も実際の開発で使ったんですよ。

釘宮 エンジニアの価値を認めてくれる風土をもった会社なんて、あまりないんですよ。エンジニアが外部のコンペなどに参加して、名前を売ることも許してくれる。むしろ「どんどん行ってこい」というスタンスですから。

用意されたのは、これ以上ない理想的な環境

加藤 私は1年半前に『料理サプリ』を担当するところから在籍し、「Ruby on Rails」での開発に携わっていましたが、そのころに比べると働く環境はかなりアップデートされています。「Scala」を技術に採用した事もそうですし、エンジニアが作業する時間を確保できるよう、会議の回数も減りました。さらに最近は新卒の社員と、中途採用の社員が対等にやりとりしていて。教える立場であっても、逆に彼らから学ぶことだって多い。組織として、今が一番面白い時期なんじゃないかな。

釘宮 この会社に中途入社をして一番強く感じたことは、ハイレベルなエンジニアが多いこと。分からないことがあれば「Slack」や「Qiita:Team」を使って自由に質問できるし、開発者同士のコミュニケーションにも繋がっています。

社外からも魅力的に思われる人を求めています

加藤 チームで開発を行なうので、その人の一番の強みが、我々が求めているものにフィットするかが重要です。最初は完全にはフィットできないとは思いますが、自分から能力を最大限発揮できるよう、柔軟に変化しながら最適なチームを作っていける人を求めています。

吉田 「プロダクトを作りたい」という強い意志をもった人と一緒に働きたいです。ときには激しく意見交換をすることもあるので、自分の意見をはっきりと伝えられる人が望ましいですね。

釘宮 個人的には、個々の性格はあまり関係ないと思っています。吉田と同じ意見になってしまうのですが、はっきりと意見を言ってくれる人に来てほしいです。お互いに知識を交換しながら、高め合えるような関係が理想。変化の多い業界なので、変わることを楽しめる人だとさらに最高だと思いますね。