「見えない壁だって、越えられる。」をコンセプトに、フリークライミングを通じて、視覚障害者をはじめとする人々の可能性を大きく広げることを目的とし、活動しているNPO法人です。
障害者クライミング普及活動を通じて、多様性を認め合えるユニバーサルな社会を実現し、より成熟した豊かな社会を創ります。
◆神戸アイセンター ビジョンパークでクライミングウォールを運営
iPS細胞を使った再生医療の研究や、最先端の眼科医療からリハビリまで対応する2017年に設立された医療複合施設、神戸アイセンター内のビジョンパークに設置されたクライミングウォール「みちびクライミングウォール」を運営しています。
80度から110度の異なる角度の壁が5面あり、初めての方から経験者まで楽しむことの出来る様々な課題にチャレンジすることができます。また、さまざまなロービジョン(見えない、見えにくい)の人の見え方をシミュレーションゴーグルを使って疑似体験することもできます。
◆「みちびクライミング」とは?
「登る人を次々に光るホールドと音でゴールまでみちびく」というコンセプトの、全く新しいホールドのシステムです。株式会社シーワテックが開発し「ビジョンパーク みちびクライミングウォール」に導入されました。
登録されたルートの次に持つべきホールドが明るく点滅。正しいホールドを持つことができたら、荷重センサーにより音が鳴るとともにまた次に持つべきホールドが点滅を始めます。このようにして、ゴールのホールドまで登りきることができます。