今回人材を募集する朝日新聞社メディアラボ・R&Dチームでは、自然言語処理を活用した新規ビジネス開発、チャットボットやAR・VRを使った新しいニュースの表現など、最新技術とメディアを組み合わせた研究開発を行っています。既存の技術の応用だけではなく、新しいビジネス領域を開拓するために、中長期的な視野に立った基礎研究にも積極的に取り組んでいます。
特に自然言語処理の分野では、機械学習のためのさまざまなデータの開発、機械学習を利用した自動見出し生成や自動校正の開発などを進めており、特許申請や学会発表にも力を入れています。
2017年には、共同研究先の企業と共同で「朝日新聞単語ベクトル」を国内メディアの中では先駆けて公開しました。プロが執筆した大量の文章で学習させた単語ベクトルはこれまで存在せず、現在では100を超える機関・個人の研究に活かされています。
また、自動見出し生成APIの公開も始めました。記事を入力すれば自動で見出しを生成できる機能をAPI化し、どなたでも利用できるようにして、ニーズ調査やビジネス化の検討を始めています。研究成果から生み出されたコーパスも、公開や販売を開始しています。
https://cl.asahi.com
メディアラボは2013年に誕生しました。新規事業開発、ベンチャー企業投資、新技術を中心とした研究開発(R&D)の3ミッションを掲げ、数々のプロジェクトが連携を取りながら進んでいます。詳しくは下記のURLをご参照ください。
http://www.asahi.com/shimbun/medialab/