350万人が利用する会社訪問アプリ
山本 尚宏
株式会社猿 代表取締役社長 「わくわくを引き出すアイデアを駆使して 日本をもっと輝かせる」 東京大学を中退後、約3年間のフリーター生活を経て法律事務所に勤務。 その後IT企業や広告代理店での勤務を経験し、2012年からは参議院議員で弁護士の丸山和也氏の秘書に。 現在は株式会社猿含め3社のCEO、SEOについてのセミナー講師も務めています。
omatsu
株式会社猿のTVログ事業部・部長 TVログを1億人が使う最高のサービスに成長させるため 日々全力で取り組んでいます!
コンテンツが無数にあふれる現代。
身近には、映画を筆頭に、YouTubeやVimeo、TikTokなどの無料動画投稿型のプラットフォーム、Amazon prime やNetflixに代表されるサブスクリプション型の動画配信サービス、漫画や新刊などの電子書籍、他にも、アプリやソーシャルゲームなどが次々に生まれ、日々、消化できないほど膨大なエンタメ作品が生まれ続けています。
その中で、今、あらためて、テレビドラマが面白い。
そう主張するのは、「株式会社猿」代表の山本です。
猿が提供するのが、テレビドラマ口コミサイト「TVログ」。このサービスで目指すのは、従来の視聴率と共存する、新たな指標の提案です。「TVログ」からテレビそして、エンタメ領域をもっともっと盛り上げたいと想いを語ります。
コンテンツが無数にあふれる現代。
身近には、映画を筆頭に、YouTubeやVimeo、TikTokなどの無料動画投稿型のプラットフォーム、Amazon prime やNetflixに代表されるサブスクリプション型の動画配信サービス、漫画や新刊などの電子書籍、他にも、アプリやソーシャルゲームなどが次々に生まれ、日々、消化できないほど膨大なエンタメ作品が生まれ続けています。
その中で、今、あらためて、テレビドラマが面白い。
そう主張するのは、「株式会社猿」代表の山本です。
猿が提供するのが、テレビドラマ口コミサイト「TVログ」。このサービスで目指すのは、従来の視聴率と共存する、新たな指標の提案です。「TVログ」からテレビそして、エンタメ領域をもっともっと盛り上げたいと想いを語ります。
視聴率と共存する、新たな指標を提案したい
山本
テレビ業界では、番組が視聴率の指標で語られることが多くあります。かつて、一大旋風を巻き起こした反町隆史主演のテレビドラマ「GTO」は、視聴率が30%を超えたモンスタードラマだったと言われています。しかしながら、ここ最近ではインターネット動画サービスが台頭し、ドラマコンテンツが多様性を帯びてきている時代背景もあり、現在それほどの視聴率がとれるようなドラマはなかなか出てきません。それでも、テレビにしかできないことが絶対にあると思っています。
テレビは、1億人の全日本国民が見る可能性があるわけですから。そんな中で、僕たち「猿」は、テレビの面白さの伝え方を再考しました。出た答えが、視聴率に加え別の指標も提案すること。番組の評価を「量」だけではなく「質」でも感じてもらうことです。視聴率一本で番組の良し悪しを判断すると、今後、高齢化が進む中で評価されやすい番組は偏り、旅番組か健康番組か、となってしまうかもしれません。テレビドラマに刺激をうけ、励まされた僕自身の過去を振り返ると、そうなっていいとは思えないのです。番組の多様性が失われ、コンテンツの質が落ちる。そんなテレビの未来は想像したくありません。
確かに、視聴率はわかりやすいですが、この先の未来を見据え、多角的に番組を評価したいのです。それが実現できれば、ドラマというコンテンツの新たな刺激になると思うんです。
これまで、番組の「質」を評価するようなプラットフォームはありませんでした。そのために生まれたのが、テレビドラマ口コミサイト「TVログ」です。従来の「量」としての指標である視聴率と共存し、「質」を測る指標となることを目指すサービスです。
なんてったってテレビが面白い
山本 テレビの魅力を一言で言うならば、家で気軽に、無料で楽しめること。映画に比べて、圧倒的に種類がありますし、あらためてテレビは、身近にあるエンタメなんじゃないかと思うわけです。ボタンひとつで、すぐに日常から切り離された世界に連れ出してくれますし、実際、テレビを見て、「明日も頑張ろう」と思ったことは誰しもがあるんじゃないでしょうか。
東大受験に挑んだ時も、毎週月曜21時から放映されるテレビドラマ「HERO(2001年放映開始・フジテレビ系)」だけは、欠かすことなく見ていた山本。苦しい時期を乗り切る、唯一の救いであり、楽しみだったと振り返ります。
山本 落ちこんだ時も、テレビを見れば、悩みを忘れて前向きになれることがあります。悩みを忘れた、ということが言いすぎであれば、今の自分に必要な一言に出会ったり、忘れていた大事なことを気づかせてくれることだってあるでしょう。たとえば、「お前の明日の活力はなんだ」、と突然問いかけられて、すぐに答えられる人はわずかだと思いますが、現代を生きる全ての人に刺さるこの一言も、最近放映されたテレビドラマ「3年A組 ―今から皆さんは、人質です―」(2019年1月放映・日本テレビ系)で、主人公が生徒に投げかける言葉です。このドラマは、ミレニアム世代版金八先生で、かなり、いい番組でした。実際、高視聴率でしたが、ドラマタイトルや番宣では、そうした「世直し系」の内容が汲み取れなかった人も一定数いるんじゃないでしょうか。もし、視聴者以外の人に、番組の具体的な内容や、良さをわかりやすく広める場があれば、このドラマはさらにもっと話題になったと思います。
より多くの人にドラマの良さを知ってほしい、そして、その良さをリアルタイムで、ドラマ好きの間で共感しあいたい。生粋のテレビっ子だからこそ、自然とそうした想いが山本には湧き上がってきました。
山本 当社のビジョンワードに、「そこにわくわくはあるのかい?」というのを掲げているんですが、僕たちはわくわくすること=幸せだと捉え、この幸せをより多くの人に感じてもらうことを、僕たち「株式会社 猿」の社会的意義だと考えています。ここで言う「人」というのは、一緒に働く社員であり、お付き合いのあるクライアントの皆さまであり、そして、世間の多くの人のことです。じゃあ、なにが人をわくわくさせるのかと言うと、僕自身も、人生で何度もわくわくさせられてきた、エンタメの王道であるテレビに行き着いたんです。
好きなことに前のめり、最高学府卒の称号さえも惜しくなかった
山本 世間からは、バカだなあと言われてしまうかもしれませんが、僕、洋服が好きなあまり、東大を中退しているんです。洋服が好きと言っても、ファッションに興味があったわけではなく、当時自分にとってのヒーローだった木村拓哉さんが着た服と、同じく心酔していた木村拓哉さんのスタイリストである祐真朋樹さんが誰かに着せた服が欲しくて、1枚3万円もするTシャツを買うために、死に物狂いでバイトをしては、アパレルブランドに大金を落としていました。
学業よりも、健康よりも、なにより服が欲しい。そんな気持ちで朝から晩まで時給1,200円のカラオケ屋で働いた結果、大学を自主退学することを決めます。それでも、バイトに明け暮れるうちに、気づけば20代半ばに差し掛かっていました。
山本 25歳になって、遅まきながら流石にこのままじゃ、人間としてかなりやばいんじゃないかと。一人前の社会人になるべく、もともと興味のあった弁護士か司法書士になる道を志し、たまたま運よく、日本最大級の弁護士・法律ポータルサイト「弁護士ドットコム」に拾ってもらいました。
司法試験の勉強をするかたわら、「弁護士ドットコム」では、広告営業やマーケティングを中心に業務に携わり、そこで身につけた知見を生かし、マーケティングを主軸にする「株式会社 猿」を創業します。
山本 いろいろと仕事を鞍替えしましたが、一貫しているのは、「誰かを幸せにしたい」という気持ちです。僕は、自他ともに認める「喜ばせたがり屋」なんですが、僕は当たり前のように「優しさは連鎖するもの」だと思っているんです。自然とその精神で生きてきて、振り返ると、自分の父親の存在が大きかったんだと気づきます。人生の一大事と言える大学中退の時も、父は僕の選択を尊重してくれました。その精神をもって、僕個人だけではなく、会社としても多くの人にやさしさをもって働きかけていきたいんです。
1億人をわくわくさせるポテンシャル
山本 視聴率を、飲食業界におけるミシュランに例えるならば、「TVログ」で打ち立てる評価軸は、グルメサイト「食べログ」に相当するものかなと。視聴率と「TVログ」、両方を使い分けてもらいたいのです。「量」は視聴率、「質」はTVログで測る、そんな未来を思い描いています。
「TVログ」では、メインとなる口コミ投稿機能やドラマのデータベース以外にも、視聴ログ機能やドラマに関連する記事コンテンツの購読が可能。取り上げる記事テーマには、ひとりの俳優にフォーカスを当てた歴代出演ドラマや続編が見たいドラマのランキングなどを皮切りに、宮藤官九郎氏や福田雄一氏をはじめとする、異色の経歴を持つ方々の脚本の面白さを探るなど、ドラマ好きの好奇心をくすぐる内容を構想しています。
山本 人気のドラマをみて、友達と昨日のドラマの感想を語る。僕が青春時代に味わったようなわくわくを、TVログのレビューとして、形を変えて再現したいと考えています。「わくわく」をつくることで、ドラマの魅力に今一度触れてもらいたいし、視聴率に寄り添うひとつの情報源にしてもらいたいのです。
人を幸せにしたいと思う人と一緒に働きたい
2019年7月1日に正式リリースしたばかりのサービスです。
山本
今までの開発は外部の方頼りでしたが、さらに精度や速度を高めてサービスを展開させていくために、会社の一員として技術者の方の力を借りたいんです。求めるのは、PHPやRubyなどでのサービス開発経験。まずは、一緒に「わくわく」をつくって行きたい人にお会いしたいと思っています。
会社と、個人の目指す目標が、ある程度関連している状態が僕の理想の会社像です。会社の目指すものとは、いわゆるビジョンのことで、僕たちであれば、「『わくわく』を引き出すアイデアを駆使して日本をもっと輝かせる」、こと。テレビ以外であっても、何かを使って、誰かを幸せにしたい、わくわくさせたいという意思があればぜひ、一緒により幸せな世界をつくっていきましょう。
かつて、お茶の間を盛り上げていたテレビドラマ。
「人という字は、人によって支えられ、人の間で人間として磨かれていくんです(1979年放映開始・TBS系「3年B組金八先生」)」や、「同情するならカネをくれ(1994年放映・日本テレビ系「家なき子」)」など、ドラマ放映終了後も、度々耳にするフレーズも多くあります。世代によっては、出どころがわからなくても、なぜか知っている、口に出してしまうということもあるでしょう。図らずも、テレビドラマは確実に私たちに影響し、この先もまだまだ、わたしたちを魅了し続けるのでしょう。言い換えれば、それだけ国民の生活に馴染んでいる証拠とも言えます。
テレビは、まだまだ捨てたものではありません。
ぜひ、一緒にテレビを面白がってみませんか。
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会社情報
2013/03に設立
71人のメンバー
東京都港区北青山1-3-6 SIビル青山5F