sora:shareは、"世界中の空を利用可能にする"というミッションのもとスタートした、上空利用権のシェアリングサービスです。
日本では、民法207条「土地の所有権はその上下に及ぶ」という制限により、無許可に他人の土地上空でドローンを飛行させることは禁止されています。その結果、ドローンユーザーは飛行可能空域の確保に課題を感じており、日本全体としてのドローン普及の足かせにもなっています。
そこで私たちは「空の利用権を売買する」という、全く新しいサービスを開発しました。
ドローン航行のための空中権取引を促進し、手数料を収益化。空の不動産仲介を行います。
またsora:shareでは、2つの事業を展開しています。
■ sora:share MARKET
主にドローンの空撮・練習目的で、空を時間で貸し借りできるシェアリングプラットフォーム。「空」という遊休資産の活用を促進できる、sora:shareの核となるサービスです。2018年のローンチ後、様々なユーザー、企業、自治体にご利用を頂いています。
URL:
https://www.sorashare.com/
その中で、土地所有者が自身の「空」に自由に名前を付けられる「スカイドメイン」という概念を、我々は提唱しています。まさにインターネット上のドメインと同じように、空域(緯度・経度・高度の点の集合体)に固有のドメインを付け、管理するシステムを作りました。
そして今後は、空中広告などのドローン以外の用途でもこのサービスが活用できると想像しています。
■ sora:share ROAD
ドローンの活躍が見込まれている物流や、各社が開発する空飛ぶクルマの利用では、多くの土地所有者の上空を飛ぶことが考えられます。
そのためには、土地所有者の理解と納得が欠かせません。そこで我々は、ドローン利用が求められている地域で道状にスカイドメインを登録し、それらを繋げることで「空の道」を開拓していきます。
これまでに下関市やつくば市でドローン配送実験を行い、その有用性を実証してきました。
事例: 山口県下関市,
https://www.sorashare.com/logi_domains/95
このように開拓した「空の道」において、対価となる通行料を土地所有者へ支払うことのできるシステム、それがsora:share ROADです。