# はじめに 会社及びチームの紹介資料を公開しています。 https://speakerdeck.com/newpeace/newpeace-comcom-hiring よろしければ、ご覧ください。 # NEWPEACEについて NEWPEACEは「20世紀的システムから人々を解放し、多様性が爆発する社会をつくる」をビジョンにかかげ、独自メソッドであるVISIONING®︎を武器に、新たな社会文脈を創り出していく企画集団です。 生活様式・関係性・公共・学び方・働き方など、アップデートが求められる領域において、ビジョンを描き、アクションによって現象化します。私たちは事業開発・資本参加・他社との協業など、市場に最適な方法論で、ライフスタイルや価値観の転換を仕掛けていきます。 わたし達の唯一の目的は，「VISIONの実現」です。どうやって実現するかについては、細かいルールはほとんどありません。全社を通して共通しているのは、下記の3つです。 ■ やり方は自由 掲げたVISIONを実現するという唯一の目的に対し、手法を限定しないため、クライアントからの請負、資本参加、自社事業、プロボノとしての人員供出など、様々なビジネススキームが混在します。 ■ カンパニー制 生活様式・関係性・公共・学び方/働き方など、アップデートが求められる領域ごとに、組織（カンパニー）とそのVISIONを設定し、その集合が一つの会社になっています。法人化の有無は，各カンパニーによって異なります。VISIONは，各カンパニーが責任をおっていますが、カンパニー間でも連携して仲良く働いています。 各カンパニーの活動は多岐にわたります。例えば，参加者の挑戦も後押しする、会員制カレーブランド6curry (*1)の企画・運営。 テクノロジー領域を中心に、パブリック・セクターとイノベーターをつなぐコミュニティ、Public Meets Innovationの立ち上げ(*2)や、メルカリの初のSDGs施策を設計＆PR企画 (*3)も実施しています。 紹介したらキリがないので、コーポレートサイト(*4)もぜひご覧ください。 ■ コミュニティ発想 各カンパニーの活動は、コミュニティを起点に実施されています。個人・法人問わず、VISIONに共感する仲間を巻きこむことが求められています。各カンパニーは、それぞれ恵比寿近郊に拠点を構え、リアルプレイスでのコミュニケーションや企画も多数実施しています。 *1) 6curry ブランドサイト - https://6curry.com/ *2) Public Meets Innovation 公式サイト - https://pmi.or.jp/ *3) 繰り返し使える梱包材「メルカリエコパック」を提供開始します - https://jp-news.mercari.com/2019/06/10/ecopack-share/ *4) NEWPEACE コーポレートサイト - https://newpeace.jp

情報爆発で、社会は大きく変わりました。それがもたらした恩恵は計り知れません。わたし達が生きる現代は、恵まれた時代であることは紛れもない事実です。 同時に、わたし達の周りに漂う、漠然とした不安も大きくなっています。 情報爆発によって、増え続ける選択肢は、わたし達に「人生の正解がない」ことを提示しました。結婚や大企業就職といった「達成=ゴール」の共同の幻想は打ち砕かれたのです(*1)。SNS等で世界と繋がることで、目に写るのはじぶんよりも優れた（ように見える）人ばかりで、自己有用感の獲得は容易ではありません(*2)。新しい環境へ踏みだそうとするたびに、はたして意味はあるのかと、躊躇する呪いが蔓延しています。 マークザッカーバーグも2030年へのビジョンで言及しているように(*3)、国内のみならず、世界的なアジェンダになっているようです。目先の安心を求め、危険な倫理（ナショナリズムやポピュリズム）に頼る人も少なくありません。 そして、本来受け口となるべき社会システムは、依然20世紀的なままであり、この構造的問題を解決する術を持っていないのです。 しかし、わたし達は悪循環を撃ち抜く銀の弾丸を見つけました。 それは、小規模のリアルコミュニティ。自分たちで運営しているコミュニティや一部の界隈では、悩んでいた人も、正解がないことを受け入れ、殻を破りはじめています(*4)。 時代を変える兆しが確かにあるのです。 わたし達は、それを「サードコミュニティ」と名付け、より良い体験を日夜試行錯誤しています。 他方、サードコミュニティの数は圧倒的に不足しています。社会を変えるには、サードコミュニティの爆増が不可欠です。そして、爆増を生むのは、方法と道具の自由化です。OSSがソフトウェアの時代をつくり、SoundCloudと宅録機材が、音楽配信を圧倒的に増やしたように。 コミュニティを民主化するため、わたし達は”comcom”の開発をスタートしました。 そして、予期せぬCOVID-19の流行により、生活面でさらなるオンライン化は必至です。実空間での行動・体験も価値が高まるもの，代替されるもの、双方が顕れてくるでしょう。実空間とオンラインのバランスは変化の時を迎えています。 いまこそ、実空間コミュニティの新しいあり方を考える時です。ぜひ、力を貸してください。 *1) 経団連・中西会長「終身雇用は制度疲労」 (朝日新聞デジタル, 2019/05/07）- https://www.asahi.com/articles/ASM575TKSM57ULFA02N.html *2) SNS を介したインターネット上での心理的居場所と well-being の関連 - 藤野千種, 2017 - http://www.lib.kobe-u.ac.jp/repository/E0041159.pdf *3) Mark ZuckerbergのFacebook投稿 2020/01/10 - https://www.facebook.com/zuck/posts/10111311886191191 *4) 6curryに言及したTwitterの投稿 - https://bit.ly/2xikKNI

■ プロダクトについて わたし達は、実空間で小規模事業を運営する方向けに、コミュニティマネジメントと事業経営を、効率的に両立できるようにするツール「comcom」を開発しています。3-15人の規模で事業を運営している方（例えばまちなかの書店など）をコアユーザーとして想定しています。 コミュニティマネジメントには、各ユーザー個別のプロフィールやユーザー同士の関係性の把握、離脱リスクのあるメンバーのフォロー、コミュニティの健康状態の継続的な把握など、多くの業務が必要です。多忙な店舗運営と並行して実施するのは、運営者にとって大きな負担です。 わたし達は、コミュニティマネジメントと事業経営の効率化をサポートすることで、上記課題を解決します。 具体的な機能として、大きく分けて3つの方向でのアプローチを考えています。 1. USER IDに紐づく形で、オンライン・オフラインを横断して必要十分なログを取得 2. 取得したデータを元に「コミュニティ形成・運営」のモデル化 / 指標化 3. 運営者全員が、コミュニティ・事業経営に必要な統計情報を一覧できるダッシュボードの作成 α版の現在は、1,3を中心に、機能開発や効果検証を進めています。1については、イベント機能やメンバーシップ機能、チェックイン機能などコミュニティ運営に不可欠な機能は自前で実装し、POSやECなど既に既存サービスが発展している機能とはAPI等を使用した連携を想定しています。 「市場に評価されるプロダクト」にするには、WEBアプリケーションや機械学習に関する深い知見が必要になってきます。技術に関する知見がプロダクトの品質、ひいては事業の成否に直結してきます。チャレンジングで面白い環境だと自負しています。 ■ 現在のチームについて PdM・テックリード・API・フロントエンドの計7人で開発を進めています。チームのエンジニアはフリーランス・副業が中心ですが、経験や熱意にあふれ、積極的に開発しています。 自分の担当を越えて、相互に指摘し合う文化があり、独自に学ぶ習慣があるメンバーなので、良いプロダクトに日々進化しています。 開発はアジャイル方式を採用し、要件定義・振り返りは隔週でオンラインミーティングを実施。 Slack / GitHubを使用し、ドキュメントベースで実装しているため、リモートでも円滑なコミュニケーションが実現できています。

シニアバックエンドエンジニアとして、Ruby/Railsを利用したプロダクトの実装を中心となって進めてもらいます。サーバーサイドの開発/設計（新規APIの開発と既存APIの改修）はもちろんのこと、プロダクトの技術戦略や技術選定にも、希望があれば積極的に関わっていただけます。もちろん左記に閉じることなく、プロダクトを良くしていくために必要なことは一緒にやっていきましょう！ 入社後に関しては、COVID-19の流行を鑑み、在宅での勤務を想定しています。その後は、社会情勢や組織体制次第ではございますが、適切なタイミングで出社をお願いする可能性もございます。変更がある場合は、事前に共有しますので、ご心配なく！ ■ 応募ポジションについて [必須スキル/経験] ・Ruby(Ruby on Rails)を利用した実務でのWebアプリケーションの開発経験 ・リレーショナルデータベースを利用した設計・開発の経験 ・AWS/GCPなどのクラウド環境の利用経験 ・Gitを利用したチーム開発の経験 ・Webアプリケーションにおけるセキュリティの知識 ・ユニットテストの経験 [歓迎スキル/経験] ・0→1のプロダクト開発経験 ・プロダクトの技術選定の経験 ・プロジェクトマネジメントまたはテックリードの経験 ・大規模なリファクタリングの経験 ・Vue.js / Nuxt.js / React などを用いたフロントエンド開発経験 ・外部決済システムと連携したアプリケーション開発の経験 [NEWPEACEとフィットする人物像] ・NEWPEACEのビジョンに共感できる ・社会をポジティブな方向に変えることにテンションがアガる ・新しいことを学ぶことが何よりもすき ・筋を通す人を魅力的に感じられる ・技術はもちろん、音楽やバイクなど好きなものが1つ以上ある ・なんやかんやで、人がすき [開発環境] ・言語：Ruby, JavaScript ・フレームワーク：Ruby on Rails, Vue.js, Nuxt.js ・インフラ：AWS ・コミュニケーションツール：Slack, G Suite, Zoom ・その他使用サービス、ライブラリ：GitHub, CircleCI, Square, Dropbox, Docker ユニークな会社制度についてもご紹介します！ ・書籍購入制度 （必要な書籍を自由に購入することができます。) ・Netflix制度 （国内外の最新コンテンツに触れるために社員全員のnetflixを負担しています。） ・ランチ制度（6curryの美味しいカレーが半額で食べられます） ・社内事業の社員割（ONFAdd+REINGの商品割引や各種イベントの優先参加） ■ 少しでも興味を持ってくれた方へ 抽象度が高く、テキストでは伝わらない情報も多いかと思います。 お互いコーヒーを煎れながら、ビデオチャットでお話ししましょう！☕️