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答えがない時代の教育とは?元NPO職員・教師のLITALICO社員と、インクルーシブ教育を語ろう。

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on 2020/05/11

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答えがない時代の教育とは?元NPO職員・教師のLITALICO社員と、インクルーシブ教育を語ろう。

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渡邉 晶子

2017年立命館大学スポーツ健康科学部卒業。 在学中より子ども向け運動教室の立ち上げ、教室運営、指導、イベント企画などを4年間経験。体育教師になることを志し、在学中に教員免許を取得しました。 しかし、運動教室での活動を通し「それぞれ子どもに合った教育を一人ひとりに届けたい」という想いが強くなったことをきっかけに、発達が気になるお子さまへオーダメイド教育を届けるLITALICOジュニアでのインターンを開始し、その後新卒で株式会社LITALICOに入社。 LITALICOジュニア大阪京橋教室において、指導員として発達が気になるお子さんとそのご家族へ支援を担当しました。 2018年9月よりLITALICO経営企画本部人材開発部にて学生インターン、中途採用のリクルーターを担当しています。 またイラストレーターとしても活動しており、主に子ども教育分野に関連した絵本の出版や、専門書の挿絵を担当しています。

「こんな社会、イヤだな」と思ったのが入社のきっかけ。学びたいときに、子どもたちがわくわく学べる社会をつくりたい。

渡邉 晶子さんのストーリー

小川 美緒

◆株式会社LITALICO 経営企画本部 人材開発部(新卒・中途採用担当) 大学卒業後、ブライダル業界のエージェント業務に2年程度従事。 その後、2015年4月より株式会社リクルートキャリアにて、 中途領域のキャリアアドバイザーとして4年弱勤務。(大阪支社・東京本社を経験) 2019年1月より、株式会社LITALICOにジョイン。採用担当として採用活動に従事。

株式会社LITALICOのメンバー

2017年立命館大学スポーツ健康科学部卒業。 在学中より子ども向け運動教室の立ち上げ、教室運営、指導、イベント企画などを4年間経験。体育教師になることを志し、在学中に教員免許を取得しました。 しかし、運動教室での活動を通し「それぞれ子どもに合った教育を一人ひとりに届けたい」という想いが強くなったことをきっかけに、発達が気になるお子さまへオーダメイド教育を届けるLITALICOジュニアでのインターンを開始し、その後新卒で株式会社LITALICOに入社。 LITALICOジュニア大阪京橋教室において、指導員として発達が気になるお子さんとそのご家族へ支援を担当しました。 2018年9月よりL...

なにをやっているのか

インクルーシブ教育、すなわち「学び手の圧倒的な多様性を尊重し、それぞれの違いから生まれる困難に対応できる教育」を模索し続けるLITALICO。

みんなが同じペースで同じ内容を学ぶのではなく一人ひとりの学び方に合わせる一方で、お互いの違いや共通点を知り、自分らしさを育むことを大切にしています。

なにをやっているのか

インクルーシブ教育、すなわち「学び手の圧倒的な多様性を尊重し、それぞれの違いから生まれる困難に対応できる教育」を模索し続けるLITALICO。

みんなが同じペースで同じ内容を学ぶのではなく一人ひとりの学び方に合わせる一方で、お互いの違いや共通点を知り、自分らしさを育むことを大切にしています。

なぜやるのか

profile

そうした教育を学び、実践するためにLITALICO に入社したのが、LITALICOジュニアの指導員を経て、現在は採用を担当する木村。幼少期から身近な友人たちの生きづらさなどに目を向け、個人を取り巻く「見えない違い」に対して意識があったと言います。

教師だった父親の影響もあり教育学部のある大学に入学後、フィリピンのスモーキーマウンテンでの海外ボランティアや、東日本大震災の復興NPOでのボランティア、そして、そうした活動を遠く離れた関西の学生に向けて啓蒙する活動など、さまざまな形で人々と彼らを取り巻く「困りごと」に関わってきました。そんな彼が見る、LITALICOジュニアと他の教育現場との違いやそれぞれの意義について話を聞きました。

福祉と教育の現場へ実際に足を運び、手を動かして
profile

── ー震災復興NPOや小学校教員など教育や福祉に関連するポジションをいくつも経験してきた木村さんがその後のキャリアにLITALICOを選んだ理由はなんでしょうか。

how 木村 おっしゃる通りいくつもの現場を経験するうちに、自分は生涯を通して「教育」に携わっていくだろうなと思うようになって。それならば、今このタイミングでNPO や公教育だけでなく「企業」の目線でも教育を見ておこうかなと。もうひとつは、個に合わせた教育を追求したくなったのが理由です。LITALICO では「障害」とは、個人が持つものではなく、個と環境の相互作用の中から生まれるものだと定義しています。

自分自身、個人とそれをとりまく周辺の環境次第で、生きづらさを感じたり、考え方が大きく変わってしまうことに対して、幼少期からモヤモヤを抱えてきたこともあって、LITALICOのもつ最先端の知見に触れてみたいなと。僕は京都のとあるベッドタウンに生まれました。地域柄、世帯収入に格差があったり、ヤンチャな子達も結構いるようなエリア。悪友ともつるむ一方で、自分は生徒会役員でもあって。いろんなグループとの友人関係がありましたが、どんな人でも、みんなそれぞれの理由で悩んでいるなと感じていました。

人を殴ってしまう、口が悪い、勉強ができなくて周りも本人も大変、でも、話してみたらすごく人が良い。そんなヤンチャっ子が、実は自分自身のことをあまり好きじゃないということもあれば、真面目に学校に来ているのに、なんとなく居心地悪そうにしていたり。何事もないかのように振舞っているけれど、家に帰ると親からの暴力で心の傷を負っていたり。

同じ学校に通っていても、人それぞれに色々複雑なものを抱えているというのは、今思うと社会の縮図だったんですね。そうした環境で小中高と過ごしてくるうちに、自分はヤンチャながらも、いろんな大人に支えてもらってやってこれたことから「(そういう人たちに)恩返しができる仕事に就こう」と思い、教師を目指し始めたんです。

profile

── NPO で出会った子供たちにも同様の悩みを抱えた子が多かったのですよね。

how 木村 はい、印象的なエピソードとしては、被災地で出会ったひとりの少年の話ですね。NPO時代に出会った小中高生は「将来やりたいことがない」と言う子が多かったのですが、その少年は「僕はバカだから将来漁師になるんだ」とキッパリ。彼の親が息子に対してそう言ったのだそう。もちろん、被災地や地域特有の課題もあるのでしょうが、そうではない側面で教育の課題を痛感しました。生まれ育った地域の中で、出会う大人やロールモデルの少なさがその子たちの人生を決めてしまうことがあることを目の当たりにして。

そうしたいくつものエピソードが幼少期からの経験とも繋がってきて、親以外の大人が子どもの可能性を広げるためには、一人ひとりと個別に向き合っていかなくちゃいけないと。そこで、さまざまなバックグラウンドの子たちの新たな可能性を広げるであろうインクルーシブ教育に魅力を感じ、LITALICOへの入社を決めました。

どうやっているのか

個を尊重し、今と未来に貢献する
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──インクルーシブ教育とはどんな内容なのでしょうか。

how 木村 そもそもに立ち返ると、教育とはその子(人)がより善く生きるためのものです。大人が考えたから、社会のルールとして作られているから正解というわけではなく、その子のもつ特性を尊重して学ぶ、圧倒的に個に合わせた教育のことを言います。障害に関する診断が下されたときの個人の要因や家庭環境、兄弟構成や性別、学校環境や、どんな感覚が優れているのかといったことを加味して、本人が普段の生活でどんなことに困っているのかを探っていくのです。

── LITALICO ジュニアのコンセプトが、そうしたことを的確に言い表していますよね。

how 木村 「家族とともに、子どもの今と未来の幸せに貢献する」の一文ですね。家庭でもなく、環境でもなく、当の本人にとって何が一番良いかという考え方が根底にあります。教育の枠組みの中で考えると、「できないあの子が悪い」となりがちですけれど、実はそうじゃない。冒頭でもお伝えしたように個人と教育の相互作用の中でこそ、困難な事象が発生するんです。

── その重要性が腹落ちする一方で、教育現場に立つ先生方はそこまで手が回らないように思いますが。

how 木村 日々5 時間ぶっ通しで授業をする先生方にとって、毎時間、個々に合わせた授業設計を行うことはほぼ不可能だと思います。教育の現場でも「答えがない時代」を迎えています。ですから、教師の果たすべき使命は教えることではなく、どう伴走するかじゃないですか。とはいえ教師も人間ですから、1人でできることには肉体的にも、精神的にも限界がある。1人の先生がとにかく頑張って良いクラスを作り上げたとしても、その先生が転勤してしまったらまた元どおり、ということが往々にしてあります。

そうした属人的な能力を汎用化し、誰しもが使えるようにしていくということは現場から一歩引いた、LITALICOだからできること。情報データを解析したり、教材やサービスを開発したり、現場の先生と密にコミュニケーションをとることができることから、現場に即した教育サポートを実現させることができるのです。

こんなことやります

profile

── いきなり「個々に合わせた教育を」となると難易度が高いように思うのですが、LITALICOジュニアではどのようにステップを踏むのでしょうか?

how 木村 もちろんいきなり授業を担当するわけではありません。まずは、個別授業の作り方やお子さんの特性を調査するためのアセスメントの方法などを学び、現場で授業を持っているメンバーのサポートに入ることからスタートしていきます。その後、児童心理や障害福祉に関する基本的な知識を学びながら、徐々に授業を受け持つようになっていきます。ただ、今回の募集は、正直に言ってしまうと、「LITALICOに入社するしないは置いておいてまずは話したい」という想いが強いですね。生涯教員として働くことや、教育に関わり続けていくことを考えている方に「そういう考え方の会社もあるのか」と伝えられればいいですし、「そんな選択肢があるのか」と思ってもらえるだけでも構いません。まずは、僕と一度ざっくばらんにお話しませんか?

10人がこの募集を応援しています

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募集の特徴
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会社情報

2005/12に設立

4,137人のメンバー

東京都目黒区上目黒2-1-1 中目黒GTタワー16F