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代表の島田です。法人向けシステムコンサルタント、広報や採用など担当しています。
私がラボ型開発という画期的な開発手法に出会ったのは、2013年の春のことでした。
その後、ベトナムでの事業化を検討してきましたが、最終的にはこれは日本国内でやった方がより効果的なのでは?と思い、翌年からサービス化しました。
この手法はお客様だけでなく、開発者(特にPM)のストレスも大幅に軽減し、ものづくりの楽しさを思い出させてくれるものだと思います。
「システム開発がつまらない」
そんなことを考えてしまう現役SEのあなた。是非一度話だけでも聞きに来て下さい。 -
慶應義塾大学経済学部卒。
isiD(電通国際情報サービス)のシステムエンジニアとしてキャリアをスタート。
下流から上流工程まで、そのすべてを一社完結でつくり上げてしまう現場に焦がれ、2003年プラムザに合流。
仕様変更をものともしない柔軟な設計思想と、心の通ったシステム作りを信条としています。
なにをやっているのか
弊社は1998年の創業以来、古いウォーターフォール型開発の排除、プロトタイピング開発の推進、仕様書やドキュメント類の削減などを掲げ、多くのリピート顧客やご紹介を頂戴してやってまいりました。
そんな中、2014年に立ち上げた『国内ラボ開発(http://labo.plumsa.co.jp/)』という開発手法が、大変好評なことをうけ、2016年度はさらなる事業拡大をしていこうと思っています。
『国内ラボ開発』の詳細はリンク先を見ていただきたいのですが、簡単に言うと
・お客様と目的意識を合わせ
・話し合いにより柔軟に投入予算を増減させ
・話し合いにより柔軟なリソース配置を行い
・理想のプロダクトに近づけていく
という開発手法です。
ただいま、大手のWebサービス会社様やECサイトの運営会社様、建設会社様など、さまざまな業界のお客様がこの手法での開発を求められています。
こちらをご覧のみなさんの中で
・無茶な予算の中でシステムの完成を約束させられている
・外注のベンダー管理に泣かされている
・そもそもの要件定義が間違っていて完成しても動かないことは明らか
・客先に常駐させられていて、話し相手も相談相手もいない
・テクノロジーはすべて外注先や別部署が握っていて、まったくスキルアップが望めない
このようなことでストレスの多い環境に置かれている現役SEやプロマネの方はいらっしゃいませんか?
「国内ラボ」の開発手法は、あなたからこれらのストレスを解消し、ものづくりの喜びを取り戻すものです。
また、これから「お客さんの笑顔ためにチームでシステムを組んでみたい」という現役プログラマの方も歓迎します。
「SEやプロマネは苦しそう」と思われていると思いますが、その予感は、、、かなり当たってます。
しかし「国内ラボ」のプロマネは、一般的に言われる苦しさとは無縁です。あなたの努力は、チームメンバーやお客様と一緒によりよいものを創造していくことに向けられます。
なぜやるのか
要件定義は、お客様を発注時点の契約で縛り、身動きを取れなくするためのものです。
しかし、現代の開発では「やってみないとわからない」ということが多く、当初見積り時の目測にこだわるとロクなものができなかったり、余計な機能があったり、予算が不足したり、逆に過剰になってしまったりするものです。
お客様のために、そして私達エンジニアの意味ある成長のために、システム開発はもっと柔軟に行われるべきです。
また、一方で、
・客先に常駐
・開発は外注任せ
・営業が技術に疎い
・要件が増えても納期の絶対厳守
・無駄な定例会や進捗報告
・中間に数社入っていて、よりよい仕様を思いついても提案不能
現在横行しているこれらの開発慣習は、プロマネやSEの精神をむしばみ、「よいものを作り上げよう」という気持ちを萎えさせます。
プラムザでは、それらの悪しき慣習を排除して、お客様の満足度の高いシステムをもっとも効率的かつ効果的に作ろうと考えています。
そして、将来的にはこの開発手法をもっと多くの開発会社が採用し、より一般的なものになり、使いやすく堅牢なシステムにより日本経済の活性化に繋がっていけば、と願っています。
どうやっているのか
プロトタイピング開発、スクラム開発、オフショア開発、、、これまでの様々な開発手法の中でいいものは取り入れ、ダメなものは排除しました。
それが「国内ラボ開発」です。
「国内ラボ開発」はお客様と開発者双方にメリットをもたらす究極の開発手法です。
こんなことやります
今回募集しているプロジェクトマネージャ(PM)の具体的なお仕事内容をご説明しましょう。
◆あなたが「ラボ開発」のPMであれば、仕事はすでに契約前から始まっています。営業や現場のPGとともにお客様のところに行き、お客様のやりたいこと、事業の方向性などをきちんと聞き届けます。
◆お客様の要望は実は、お客様がこれからやるべきこと、進むべき方向とは違っていることもよくありますので、プロの目からゼロベースで考え、何度か訪問してしっかりとアドバイスをします。
◆そこで信頼関係が築けると契約がいただけます。信頼関係が築けない状態で「ラボ開発」の契約をしてしまうと、そのプロジェクトはかなりの確率で破綻します。なので、契約前からあなたが登場し、本気で突っ込んだ話をすることが重要なのです。
◆契約が取れると、通常の場合、作業要件をリスト化して工数や必要投入メンバーを予測しお客様と共有します。その際にはER図や、DFD、アクティビティチャートなどを作って、これから作ろうとしているものが論理破綻していないかどうかも摺り合わせます。
◆何をやり何をやらないか、予算はいくらくらいで納めたいか、リスクにはどのようなものがあるかなどなどお客様と共有します。決して責任逃れをするわけではなく、同じ船に乗るクルーとしての情報提供をします。
◆合意がとれたら、この先3ヶ月先くらいまで、どのような作業手順でどのような人員をアサインして作業を進めるか決定し、その場合の費用を算出しお客様の了承をとります。
◆基本的にほとんどのケースでは実装者は社内でともに机を並べている社員PGがアサインされます。PMが新人のうちは滅多にありませんが、どうしてもリソースが足らず外注を使うという場合も、発注先は継続契約している個人のプログラマであり、そこも「ラボ型」の契約になっています。つまり、見積や納品の概念がない「仲間」です。
◆作業が始まると、週1回程度頻繁に進捗報告をします。もちろん計画どおり行かないことはしょっちゅうありますので、不測の事態など発生したら包み隠さず報告します。トラブルがあっても、適切な対処をすることがまたお客様との信頼関係につながります。
◆あなたの得意不得意にもよりますが、データベース設計を行ったり、フロントのコーディングを担当したり、インフラを整備したりといったことを兼任することもあります。逆にそのようなことをしないと、あなたは技術者ではなく、単なる「伝書鳩」や「言うだけコンサルタント」になってしまいます。
◆最終的には、当初、お客様と我々開発側双方で思い描いていいたゴールとは違うものになることはよくあることですが、それでもお客様から笑顔で握手を求められ、平和にローンチを迎え、引き続きの保守作業に入っていく、というのがプロジェクトの成功パターンとなります。
なかなか難しい仕事ではありますが、それだけにプロジェクトがうまく行ったときの喜びも格別なはずです。
そして、案件をこなすたびに、世の中に『価値』を生み出す技術者として、大きな成長をすることと思います。
ご応募お待ちしています!
株式会社プラムザ 代表取締役 島田 徹