平成14年にアクティビティに力を入れたケアの実現を目指して、定員10名の小規模デイを開設しました。以来、料理や園芸を中心とした充実したアクティビティの提供を実行してきました。認知症の方の”居場所”と”役割・生きがい”つくりに役立つよう、あえて”手間のかかる”アクティビティをすることで他の事業所との差別化を図り、真似をするのは大変なデイを目指してきました。お世話するのは簡単で容易に感謝されますが、あくまでも自立支援の考えで、できることはできるだけ自分で行ってもらい、たとえご利用者が喜んでもなるべくお世話しないばかりでなく、できる方にはできない方の支援をしていただいて、感謝される喜びや生きがいをもう一度感じてもらえるように工夫しています。季節を感じてもらうために、菜園や庭やデッキも職員の手作りです。正直実際のケアよりも評価が高い位よくできています。業者には頼んでません。職員で野菜も作り山野草の世話もし、デッキの補修や制作もしています。その他季節の行事に因んだ保存食(味噌作り、干し柿、梅干し、ラッキョウ)づくりをしたり、ここにいると、いろんなことができるわとご利用者に喜んでもらうため、職員も日夜奮闘しています。