私たち株式会社ALL FARMは、「農家」として「次世代の6次産業化」を目指して活動をしています。
現在は、千葉県佐倉市にて固定種野菜を無農薬・無化学肥料で育てる「在来農場」と、そこで栽培した野菜を使った料理を提供するレストラン「WE ARE THE FARM(ウィーアーザファーム)」テイクアウト・デリバリーを中心とした「FARM TO GO(ファームトゥゴー)」、ECサイトの展開・運営しています。
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- わたしたちの想い -
「全員が農家」
ALL FARMには、たくさんの個性を持った仲間がいます。
野菜づくり一筋のメンバー、野菜ごとに最適なパッキングをする出荷担当、新鮮な野菜を運ぶドライバー、心を込めた一皿に仕上げる料理人、そして皆の想いを共に届けるサービススタッフ。
全員が、ひとつの流れの中で、野菜を生かし、お客様に驚きと感動を届けるために一丸となって仕事をしています。
互いが、自ら一歩を踏み出し、仕事と向き合い成長することで、今までの農業や飲食業になかったものを提供し、新たな価値を生み出すことに喜びを感じられる仕事を目指しています。
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「固定種の野菜づくり」
自社農場では、「固定種」という野菜を育てています。
「固定種」とは、伝統野菜・地方野菜・地場野菜などと呼ばれるもので、その地域の気候風土のなかで何世代にもわたって選別・淘汰されて、その地域の風土に合った種として固定化したものを言います。たとえば長崎県の「黒田五寸人参」、京都の「万願寺唐辛子」、金沢の「打木源助大根」など、在来農場の野菜は日本だけでなく世界中の農家さんが代々受け継いできた種からできています。
一方、「F1種」というのは、生物学用語で、First Filial Generationの略で、交雑によって生まれた第一代目の子を意味し、日本語では「一代雑種」と言われています。このF1種は、常にそろった品質の野菜ができ、生育も早く収量も多く、生産農家にとっては栽培計画が立てやすく、歩留まりもよいというメリットがあります。とにかく、味は良いが大きさや形も不揃いな固定種の野菜と比べて、F1種は大量生産に向いていることから、種苗業界は競ってF1種を開発するようになり、逆に固定種の野菜はだんだんつくられなくなっていきました。
個性のある固定種の野菜たちを、これからも繋げていきたい。それには、美味しく食べてもらうのが一番です。
私たちは、形が不揃いだったり、生育にばらつきがある固定種の野菜を、自分たちが工夫して調理し、魅力を伝えることで輝ける舞台をつくっています。そして、遠い先祖の想いが詰まったこれらの野菜のいのちを、繋いでいく農業を目指しています。
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「最後まで届ける」
お客様に心から「美味しい!」と言っていただけることが、私たち全員のゴールです。
お客様の笑顔から逆算して、土づくりからやれることをやる。既存の規格や流通の枠にとらわれず、お客様が喜ぶ顔を見るために、自分たちが変えられることはどんどん変えていく。それが、私たちの一番の強みです。
自分たちが変わることで、お客様が喜び、仕事が魅力的なものになり、そして人が成長していく。そんな「世界一カッコいい農家集団」になりたいと思っています。
なぜやるのか
固定種の野菜は、味も見た目もとても個性的です。 若手中心に、90名のスタッフで農場と店舗を運営しています。