島原市では、観光プロモーション、観光施設の運営、物販などを一元的に担う株式会社「島原観光ビューロー」を10月に新たに立ち上げます。 ㈱島原観光ビューローは、観光プロモーション、誘客活動に加え、島原城、湧水庭園「四明荘」をはじめとした観光施設の運営、売店の運営など物販を行います。 島原市観光のシンボルである島原城に来た観光客の方に、いかに他の観光施設を周遊して頂くか、いかに売店で消費をして頂くか、そしていかにして再度来訪して頂くか。㈱島原観光ビューローは、その戦略の立案と実行全般を担う司令塔となります。 これらを効果的に実行するためには、観光客の動態など現状を的確に定量的に把握し分析するとともに、島原市などの行政、観光事業者のみならず、幅広い市内の関係者との調整も必要となります。 行政に依存した観光推進体制から脱却し、民間主導の自律的かつ発展的な組織となり、そして何よりも地元に愛され支えられる組織となる。 これまでの「株式会社」の枠を超えた公的な役割も担いつつ、島原の発展に寄与することが㈱島原観光ビューローの業務内容です。

【島原市が目指すもの】 「観光は行政がやるもの」。そういったこれまでの固定観念を脱ぎ捨て、市民みなが支える株式会社を中心に、民間主導の儲かる観光の推進体制をつくる。それが島原市として目指すものです。 【㈱島原観光ビューロー設立に至った経緯】 これまで、島原市内には島原温泉観光協会、（一財）島原城振興協会、島原温泉旅館組合、島原市観光土産品協会という複数の観光関係団体が存在し、各々が各々の立場から、島原の観光を推進してきました。 しかし、観光全体の司令塔が不在で、観光プロモーション、観光施設の活用も限定的になってしまっていました。また、観光施設ごとに運営者が異なることから、観光客に観光施設を周遊してもらうための包括的なサービス提供も難しい環境にありました。 このため、島原市では、観光の推進体制を一新し、これまでにない新たな観光サービスを提供するため、これらの観光関係団体を一元化し、新たに立ち上げる株式会社に統合・移行することについて関係者の合意形成を図り、今回実現に至ったものです。

現在の島原観光を支えているのは、ひとつひとつの観光施設で現場を担当する一人ひとりのスタッフの努力によるものです。 ㈱島原観光ビューローが引き継ぐこれらスタッフとともに、観光客の方に喜んで頂ける新しいアイデアを出し、実行に移せる方を募集します。 これまで観光関係の業務に従事していたかどうかの経験は問いません。むしろ、これまでの観光業界における常識を打破できるクリエイティブな能力と、そしてそれを実行に移すための情熱をもった方が必要です。 何よりも、組織を立ち上げ、新たなビジネスモデルを創り上げる時期となりますので、起業経験のある方、新規事業の立ち上げに携わった経験のある方、歓迎いたします。 （それ以外の方も、下記職種に興味のある方がいらっしゃりましたら、お気軽にお問い合わせください） 【採用可能性のある職種】 ・　代表取締役社長（会社全体を統括） ・　観光マーケティング・施設管理部門　担当部長 （島原城、湧水庭園「四明荘」等の観光施設を運営するとともに、島原観光のプロモーション戦略を立案・実行します） ・　物販部門　担当部長 （売店の運営、島原の特産品の開発等を担当します） ・　総務・経理　担当部長 （会社の総務・経理等を担当します） 【募集期限】 平成28年8月5日（金）までにお問い合わせください。 東京から応募される方については、まずは担当者が東京に伺って、ざっくばらんにお話しをさせていただく機会をつくりたいと思っております。まずは気軽に応募を検討されてください。

「株式会社を観光の司令塔とする」。長崎県島原市の新しいチャレンジです。 観光協会など既存の団体は解散し、観光プロモーション、観光施設の運営、物販などを一元的に担う株式会社「島原観光ビューロー」を10月に新たに立ち上げます（島原市及び市内外の個人、事業者等による出資を予定）。 「日本の観光行政を地方から変えたい」、この島原市の想いに共感して頂ける経営幹部を募集します。 観光に携わった経験は一切問いません。想いを持った方、ぜひ島原市に来てください。 ※東京から応募される方については、まずは担当者が東京に伺って、ざっくばらんにお話しをさせていただく機会をつくりたいと思っております。まずは気軽に応募を検討されてください。 ※写真の無断転載を禁じます。