Learn＆Earnは、世界の貧困問題解決の方法として、望む全ての人が学び続けることのできる環境の創造をしています。 私たちは貧困を、稼ぐチカラが不足している状態と定義しています。 どのような環境であれ稼ぐチカラがあれば、自らのチカラで現状を打開することができるからです。 すべての望む人が稼ぐチカラを身につける「場」と、それを持続できる「仕組み」で、誰もが努力し続けることのできる社会を目指します。

貧困などの大きな社会問題は、いつか誰かが解決してくれる。 しかし、いくら待ってもその誰かは現れなかった・・・ この世界には、努力する権利すら与えられない子どもがいます。今現在、様々な団体が挑戦していますが、未だその問題は解決されていません。多くの人は仕方のないことと言いますが、私たちは、それを仕方ないと割り切ることができませんでした。 いくら待ってもスーパーマンは現れない。 しかし、一度見てしまった、触れてしまったら、見過ごすことができない。 ならば、自分たちで解決するしかない。と考え、私たちは行動を起こしました。

稼ぐチカラの土台として、最低限の読み書き計算が必要になります。 そこで、賞金1,500万ドルの識字アプリコンテストに有志チーム team popupとして参加し、まずは誰もが読み書き計算を当たり前にできる社会の実現を目指しています。 現在メンバーは12名で、プランナー、デザイナー、サウンドクリエイターなど様々な仲間とともに、週一回のオンラインミーティング、月二回のリアルミーティングをやりながらプロジェクトを進めています。

ーすべての子どもが読み書き計算のできる、当たり前の社会の実現ー 私たちが小学校で学ぶ、「読み」「書き」「計算」 私たちにとって、生きていく上で不可欠な当たり前のスキルですが、世界を見るとそれは当たり前ではありません。 世界中には学校に通えない子どもが6,000万人いると言われていますが、読み書き計算能力で見ると、家庭環境・学校環境により、その数は何倍にも膨れ上がります。 また、現状の識字率調査の対象は15歳以上ですが、7億人以上の人が読み書き計算をできない。これが私たちの生きている世界の現実です。 読み書き計算ができない子どもの多くは貧困世帯に属しています。全ての土台となる読み書き計算ができないことで、本から知識を得ることができず、将来仕事を選べないなど、多くの弊害が生じ、貧困から抜け出すことができなくなります。そしてそれは、そのまま次の世代に受け継がれ、何世代も貧困の連鎖が続いてしまうのです。 貧困から抜け出すための最低限のスキルである、「読み」「書き」「計算」はすべての人の当たり前でなくてはならないと、私たちは考えます。 そこでLearn＆Earn株式会社では、米XPRIZE財団による賞金総額1,500万ドルの識字アプリコンテスト「Global Learning XPRIZE」に挑戦するteam popupをスタートし、2017年1月に向け、子どもが遊んで学べる識字Androidアプリの開発を進めています。 すべての子どもが「読み」「書き」「計算」のできる当たり前の社会を、私たちと創りましょう。