私たちは世界初の視線追跡型VRヘッドセット「FOVE0」を開発・製造すると共に、
この視線追跡技術を生かした様々なヘルスケアアプリケーションを開発し、
『ハードウェア×ソフトウェア』双方の独自プロダクトを提供するベンチャー企業です。
また日本での事業展開を中心としながら、海外顧客との取引実績も多く、
多くの特許技術を活かし、グローバル市場に目を向けながら取り組む会社です。
また、メンバーの半数は外国人で構成される多様化を尊重する多国籍チームとなっています。
「視線追跡×仮想現実」でどんなことができるようになるのか。
私達が描く未来をご参考にしてください。
/Introduction Video
https://www.youtube.com/watch?v=icmPt6tGOLE
現在展開する主事業は以下となります。
《ヘルケア事業》
認知症は100年以上、明確な治療法がなく、現在においても回復を図るための薬や明確な治療法がない社会的な問題として認識されている病気です。日本においては2020年で630万人、5年後の2025年には730万人に増加するといわれており、高齢者の5人に1人が発症すると予測されている重い疾患です。
また、認知症は長い年月をかけて発症するものとされておりり、MCI(軽度認知障害)と呼ばれる段階を介して発症するものとされています。一方、事前の症状が把握しづらい特徴がある中、このMCIの段階で早期発見、適切な予防治療を施すことができれば、平均で3割程度の方が回復できるものともされています。
つまり、健康な状態から定期的に認知機能の状態をチェックし、未病行動を実施していくことが重要な病気と言えます。
そのような中、FOVEは自社で製造した視線追跡型のVR機器に、3〜5分程度の時間で視線の動きのみで測定可能な認知機能検査アプリケーションを搭載し、『認知機能チェッカー』として医療機関を中心に提供させて頂いております。
既存の医療機関で提供されている認知機能テストは、対面でテスト〜結果通達まで40分程度を要するため、
患者の精神的・身体的負担が大きいと言われている中、短時間で目線の選択のみで認知機能の状態を把握できるサービスとして高い評価を頂いているサービスとなっています。
認知症はご本人だけでなく、そのご家族も含めて多くの方が苦しんでおられる重い疾患とされています。
「将来、認知機能の低下によって苦しむ方々の数を少しでも減らしたい」そうした思いから
同事業に取り組んでいます。
《ライセンス事業》
当社の視線追跡型VR機器は、瞳孔や虹彩の大きさや動き、様々な眼球運動に関するデータを取得することが
可能です。『目は口ほどに物を言う』ということわざにもある通り、目に関連する情報を取得、分析することで、緑内障・うつ病・PTSD等、様々な疾患に関する状態を検査・把握することが可能となります。
ライセンス事業では、このような様々な疾患を検知するソリューションを提供・研究されている国内外の様々な企業・大学・研究機関等に自社開発のVR機器と共に、データ分析可能なソフトウェア等を提供しております。