メディカルデータビジョンは2003年の創業以来、膨大に蓄積された医療・健康情報を
有効活用することが、今以上の医療の質向上、ひいては生活者にとっての
メリット創出につながると考え、事業を展開してまいりました。
そしてその先に目指すのは、「生活者が、生涯を通じて自身の医療・健康情報を
把握できる社会」「それらの情報をもとに、自身で医療・健康分野の
サービスを選択できる社会」です。
私たちは、この社会の実現を目指し、全力で事業に取り組んでおります。
<MDVの事業内容>
当社の事業は、「データネットワークサービス」と「データ利活用サービス」の
2つの柱でできています。「データ利活用サービス」を行うために
「データネットワークサービス」で医療・健康情報を集めています。
■データネットワークサービス
主には、医療情報の発生元の1つである病院に向けて、
病院の経営を支援するシステムを提供します。
それと同時に、医療・健康情報を蓄積します。
主な製品は、「EVE」「Medical Code」です。
「EVE」は、DPC対象病院(救急車が止まるような比較的大きな病院)の
約半数のシェアを誇っています。
■データ利活用サービス
「データネットワークサービス」で蓄積された医療・健康情報を
製薬会社や研究機関等に向けて、薬剤や疾患に関する分析データを提供します。
主なサービスは、「MDV analyzer」と「アドホック調査サービス」です。
<今後の展開>
集めたデータ基盤を基に、データ利活用ビジネスを様々な分野へ急拡大していきます。
そのために、2016年度までは、病院の許諾または個人から同意を得た上で
医療ビッグデータの質と量を向上させる仕組み作りに注力してきました。
今後は、集めた新たなビッグデータを基に、様々なサービスを展開していきます。
当社の医療ビッグデータを活用できる市場は、2025年には約8,000億円になると
想定しています。