無心な憧れの先に未来はない。
代表がDeNAで人事をしていた際に常日頃抱いていた課題です。
優秀な学生程親の世代から続いている知名度の高い企業への就職を是とし、
重厚長大型の産業への就職を「勝ち組」とする文化が拭えず、
その根本的な価値観に疑問符を投げかける事が代表の人事としての最初の仕事でした。
人間は誰しもが「安定」を求めるもの。
ただその安定の形が時代とともに変化しているにも関わらず、旧来の「終身雇用」という文化を親の世代から引き継ぎ、それが今もなお続いていると信じているこの就活という文化は、
学生の思い描いたビジネスマンの姿とは大きく乖離し、そのギャップに苦しむ社会人は後を絶ちません。
就職後3年以内に退職する率も時代とともに上昇し、ねじれた就活が悲鳴をあげています。
ただその悲鳴は学生には届かないように「作られた会社像」を説明する企業と、
その話に目を輝かせながら聞き入る学生達。
このままでは若者が背負う日本の将来に光はない。
今は企業名にぶら下がる人材はどんどん淘汰され、自ら勝負した数が多い人材が勝ち残っていく時代になりました。楽して幸せな生活なんて夢物語であり、20代でどれだけ勝負をしたかが自分のキャリアを唯一輝かせる。
企業に依存することなく個人のマーケットバリューを高め、
いつでも看板を捨てて勝負できる力を身に着ける事が最大の安定である。
そんな生の話が聞ける場を提供したい。そう思ってこのSTART BARを始めました。