◾️ ジョブ型ってご存知ですか?
「ジョブ型」とは、最初にジョブ(=仕事)を定義して、そこに人材をアサインしていく組織人事の考え方のことです。採用や評価、報酬などの人事制度もすべてジョブを中心に設計されます。最近だと2020年から法制化された「同一労働同一賃金」という言葉は聞いたことがあるかもしれませんね。この同一労働同一賃金も「報酬は仕事内容によって決まるべき」というジョブ型の考え方に基づくものなんです。
一方、人材に応じて仕事を割り当てていく組織人事の考え方を「メンバーシップ型」と呼びます。新卒一括採用、年功序列、終身雇用などはメンバーシップ型に特有の人事制度です。実は、日本以外の国にはメンバーシップ型という考え方は存在せず、海外ではジョブ型の人事制度の方が一般的なんです。
変化の激しい事業環境への適応、そしてグローバル化した現代において、今、企業はジョブ型への移行を求められています。実際、日本を代表する大企業もジョブ型への移行を始めていて、従業員1,000人以上の企業の70%以上がジョブ型の導入を具体的に検討している現状があります。(コーン・フェリー「ジョブ型人事制度の実態調査 2020年4-5月」より)
「ジョブ型」という言葉の通り、「ジョブ」が採用、評価、報酬など、組織の中心的な役割を担っています。しかし、これまでメンバーシップ型だった日本では「ジョブ」の情報が整理されておりませんでした。
よって、「ジョブ型」移行するためには、まずは社内のジョブの情報を整備する必要があります。
◾️ ジョブマネジメントクラウド「Job-Us(ジョブアス)」
私たちは、このジョブの情報を整備するSaaS「Job-Us」を開発・提供しています。
現在は、数千名規模の企業をはじめとするユーザーにご利用いただいています。
今後は、日本中のジョブの情報を整備していき、日本の標準ジョブライブラリとなっていくことを目指しています。