株式会社U-Factorは、『再生医療を身近なものにする』をビジョンに掲げ、幹細胞を培養する時に生じる上澄み液「幹細胞培養上清液」を自社ラボで製造、創薬研究を行っているスタートアップ企業です。
「難治性疾患」(具体的にはALS、アルツハイマー型認知症、脳梗塞後遺症など、治療困難とされる病気)に対し、幹細胞培養上清液での新しい治療薬の開発を目指しています。
「幹細胞培養上清液」とは、幹細胞を培養した時に分泌される上澄み液のこと。
サイトカインと呼ばれる数千種類の成長因子(生理活性物質)を含み、この働きにより細胞の活性化や組織の再生促進など、幹細胞治療と同等の効果を期待できるとされています。幹細胞治療よりも低価格で病気治療やエイジング対策に使用できることから、ライフサイエンス領域では特に注目が集まっています。
脂肪や骨髄、臍帯など、様々なヒト組織由来幹細胞があるなかで、乳歯幹細胞がもっとも多くの成長因子を含むことが分かっており、弊社では自社ラボ稼働により高品質なヒト乳歯幹細胞培養上清液を製造・提供しています。