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釜石市総合政策課オープンシティ推進室の佐々木です。
興味のある方、ぜひ一度お話しませんか? -
せいとう みほ
セールス -
「無形の力」
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釜石リージョナルコーディネーター 協議会
なにをやっているのか
三陸の大地に光輝く岩手県釜石市は、魚と鉄とラグビーのまち。人口が約3万人の山並みが美しい北上山地に囲まれ、リアス式海岸を持つ、岩手県内では温暖な気候に恵まれた自然豊かなまちです。そんな「釜石市」を初めて聞いた方に向けて、釜石市がどんなまちなのか、簡単にご紹介!
▼【魚】のまち釜石
世界三大漁場の一つである「北西太平洋漁場」の一角をなす三陸沖の重要な漁業基地を持ち、各種の新規養殖業を定着させ、三陸ブランドによって古くから魚のまちとして栄えてきました。
▼【鉄】のまち釜石
鉄製の原料となる鉄鉱石の全国最大の産地だった釜石。高炉で溶かした状態の轍を取り出す出銑を日本で初めて連続して成功させ、「日本の近代製鉄発祥の地」として知られるようになりました。当時の洋式高炉跡や鉄鉱石の採掘現場が残る「橋野鉄鉱山」は2015年にユネスコ世界文化遺産に登録されました。
▼【ラグビー】のまち釜石
ラグビー日本一を決定する「日本ラグビーフットボール選手権大会」において、1979年から1985年にかけ7連覇という偉業を成し遂げた「北の鉄人」新日鉄釜石ラグビー部の活躍や、ラグビーワールドカップ2019™日本大会の開催により、「ラグビーのまち」としても広く知られています。
そんな豊かな自然と豊かな暮らしのある釜石市で、私たちは「オープンシティ釜石」をキーワードに、多様な企業・団体・人材と協働することで地域に新たな可能性を生み出し、地域の活力を維持することを目指した様々な取組を行っています。
なぜやるのか
三陸沿岸=海のまちというイメージがある釜石市ですが、実はその面積の約95%は森林が占めています。
かつては良質な木炭が生産されることも、釜石が我が国近代製鉄の礎を築いた端緒ともいわれているくらい「山のまち」でもあります。
近年ではSDGsへの取り組みに関連して、豊富な森林資源を活用した木質バイオマス発電への取り組みや、釜石地方森林組合を中心とした木材の生産や活用といった「材としての活用」が色々と模索されています。
水産業などと同様、一次産業は入口(生産現場)と出口(販売や消費促進)を一体とした取り組みが必要だと考えられており、釜石では地域づくりの一つの形として、「林業」と「福祉」が連携した林福連携事業の取り組みによるアプローチも行われています。
どうやっているのか
● どういう仕事なのか?
○ 釜石で産出される木材を加工する事業者と連携して、「材の活用」策を検討するなど多様な活動をし ていただくとともに、釜石市社会福祉協議会などと連携して「林福連携事業」の促進に取り組み、多様な担い手の社会参加の機会の創出や地域住民の心の復興に寄与する仕事です。
● なぜやるのか?
○ 豊かな森林資源の保全に資する活動を通じて、それらを育む地域を未来へつないでいくのがこの分野のミッションです。
● どうやってやるのか
○ 地域材の活用の幅を広げ、人材を育成する環境を構築するための取り組みを地域の方々と作っていきます。
■ 釜石市社会福祉協議会や市保健福祉部と連携した活動を通して、材としての活用や、関わる人のコーディネートを通して、釜石市の森林資源の付加価値向上を目指します。
こんなことやります
釜石スタイルの木材活用モデルの構築(1名)
■ 林福連携事業所の運営サポートを通して、木材製品の付加価値向上や多様な担い手の参画環境の醸成を目指す。
■ 新たな木材の活用方法の検討と事業化を通した地域の価値創造と向上を目指す。
釜石市水産農林課や釜石市社会福祉協議会、実際の隊員の活動をサポートする釜石リージョナルコーディネーター協議会のコーディネーターが皆さんと同じ目線で考えながら隊員活動をバックアップします。釜石ならではの林業の魅力を全国に発信し、いっしょに盛り上げてくれる方をお待ちしております