Qaseeは、働き方改革支援、業務可視化システム『Qasee』を開発・運営しているスタートアップ企業です。
創業は2017年4月設立の株式会社ゼロフィールドで、AIやビックデータ関連のシステム開発・運用事業等を展開。事業の意思決定スピードを上げ、さらなるチャレンジに取り組むことを目的に、2020年7月に単独会社として独立しました。
(ゼロフィールドは2019年~2021年の3年連続、雑誌『経済界』の注目企業1社に選ばれている。また2020年5月には、JSSA(一般社団法人 日本スタートアップ支援協会)のピッチイベントで優勝した実績があります。)
『Qasee』は従業員のPC内の「働き方」を見える化することで、より強い組織へと変革をもたらすサービス。従業員一人ひとりの意識と行動改革を促し、組織の問題点や課題点を浮き彫りにする。海外からの関心も高く、2020年5月に英語版をリリースしました。
村田氏には、「一度きりの人生、何か一つでも世の中の仕組みをより良い方向に変え、関わる全ての人に幸福を与えたい」という強い想いがある。そして「世の中の当たり前を疑い、価値を生み出し続ける企業」を目指し、チーム一丸を意識した経営を行っている。
『Qasee』は、世界中の労働者一人ひとりの効率性を高め、組織、プロセス、企業文化、風土を変革していくことができる、全く新しいサービスだ。PCのファイル名や作業時間といった業務データを計測し、データを『Qasee』に送信することで、自動でデータ分析やレポート表示を行う。
キータイプやスクロール、タップ量を独自の指標で計測し、生産量や負荷状況を算出。「どの業務にどのくらいの時間を割いているのか」「非効率な作業が発生していないか」等を分析し、グラフで分かりやすく表示する。PC内アプリ等の使用時間や推移を見える化することで、社員自ら効率的な時間の使い方を考えるきっかけを提供。組織全体にとっては現状の問題点や課題、ボトルネック等を把握でき、効果の高い組織改善、業務効率化を実行できる。
職種別に見ると、総合職なら日報等の業務報告を削減でき、ストレスフリーな働き方が可能になるだろう。事務職であれば、働き方の問題点や課題等に気付き、作業はより効率化するはずだ。管理職にとっては組織状態を的確に把握できるので、採用や異動部署等の意思決定が容易になる。
今後のQaseeは、働き方改革支援、業務可視化システム『Qasee』が企業だけでなく、働く全ての人にとってなくてはならないインフラツールになることを目指す。現代の働き方の変化に合わせて新しい利益と時間の創り方を提案し、“自由を創る”というビジョンを実現していく。
「働く」というキーワードは、人の人生の中で大きな影響度を占める。「働く」を変革することは、日本だけでなく、世界中のビジネス現場や人々の人生にインパクトを与える。副業や時短勤務、テレワークといった新しい働き方が世界中で広まる昨今、働き手がもっと自分らしく「働く」を変革し、企業がより効率的かつ生産的な方向へ組織運営をシフトさせることができれば、人々の人生はより豊かになる。Qaseeはテクノロジーのチカラで「働く」の意味を変えていく。