【雇用する企業・団体】株式会社南三陸さんさんマルシェ
「サンサンと輝く太陽のように、笑顔とパワーに満ちた南三陸の商店街にしたい」
このコンセプトのもと、東日本大震災の翌年、2012年に地元の店舗が集まりオープンした「さんさん商店街」。震災ボランティアの方をはじめ、多くの方が遊びに来てくださいました。そのご支援あって、2017年には、震災後8.3mかさ上げされた、かつての町の中心地に本設として移転。その際、「お土産店や飲食店だけでなく野菜やお肉が買える、地元の人にも来てもらえるような場を作りたい」と、地元の魚屋さんらの声がけをきっかけに「さんさんマルシェ」が生まれました。
当初は、出資会社の商品と地元生産者の野菜や加工品、お土産品をメインに販売を行っていましたが、昨年(2020年)に大幅に業態を転換し、店名も「さんさん市場」に変更しました。
今まで以上に生鮮市場感を重視し、牡蠣・ホヤ・ホタテ・わかめ等、生産者さんからの直接仕入れを強化。また、地元のお母さんが手作りしたお惣菜やクレープを販売。今では、大人気商品になっています。
併設したSUNカフェでは、屋外に飲食スペースを設置し、椅子やテーブルには、南三陸スギ(FSC認証材)を使用。店長考案のパフェは、地元産フルーツをふんだんに使うなど、より地元の方々に愛される店舗づくりを意識し展開しています。