弊社(セトラス)は市民のドラレコを『動く防犯カメラ』として街の治安維持を行う市民参加型記録活用システムCETRAS(Citizen Entry Type Record Application System)というドラレコ映像に特化した映像流通プラットフォームを開発しているITスタートアップです。
このシステムは、アニメ「 psycho-pass」を見たことがある方であれば、「シビュラシステム」を"綺麗にしたもの"をイメージして頂ければと思います。
CETRASでは、「この時」「この場所」で撮影されたドラレコ映像という形で映像注文を入れられるように設計しており、分散して存在するドライブレコーダーの中から条件を満たすドラレコ映像をネットワーク経由で迅速に収集可能なプラットフォームでドライブレコーダー映像を犯罪捜査や災害対策など社会での幅広い活用を目指します。
セトラスが行おうとしていることは、一言で言えば現在の警察における情報収集業務のDX化です。現在現場の警察官の方々が足でドラレコ映像を探し回っているアナログ部分をデジタルで代行し、迅速かつ効率的な映像収集を行います。
セトラスが目指す社会は国家主導の監視社会ではなく市民主導の見守り社会です。
中国のように一億台の監視カメラを街中に設置して国が映像を集中管理するのではなく、一億台のドライブレコーダーが「動く防犯カメラ」として振る舞うことで個々の市民が映像を分散管理し、必要な範囲の映像だけを必要としている人に提供する。
市民の皆様が街の見守り人となり、官民一体となって防犯や防災という社会課題に取り組むことで、プライバシーにも最大限の配慮がなされた次世代の防犯防災システムが実現できると考えています。