アトラシアンは、あらゆるチームのコラボレーションを支援するツールを開発・販売しているグローバルリーディングSaaS企業です。 創業当初より、ソフトウェア開発に携わるチーム向けのプロジェクト管理ツール「Jira Software」を中核に、チーム開発を支援する製品群を提供して参りましたが、その知見を活かし、現在ではあらゆるチームを支援する16以上の製品を提供しています。 主要製品はJira Software（ソフトウェア開発プロジェクト管理）、Confluence（コラボレーション）、Trello（タスク管理）、Bitbucket（ソースコード管理）、Jira Service Management（ITSM/ESM）、Jira Work Management（ビジネスプロジェクト管理）、Jira Align（エンタープライズ・アジャイル・プラニング）などがあげられます。 日本法人のアトラシアン株式会社は2013年の設立以来、日本語によるお問い合わせ対応や技術サポートの提供、マーケティングなどの業務を行っています。 アトラシアンの提供する製品群は、大きく3つのソリューションに分類することができます。 ◆アジャイルとDevOps◆ ビジネスを取り巻く市場の変化が速く、利用者の期待値が上がり続ける状況において、これまでとは一線を画すスピード感を実現するための製品やサービスデリバリーの新たなアプローチとして、アジャイル開発やDevOpsを実践するソフトウェア開発・運用チーム向けソリューション。組織、文化、習慣も含めて、改めて作り上げていくことを支援します。 ◆ITサービスマネージメント(ITSM)・エンタープライズサービスマネージメント(ESM)◆ ITSMとは、ITの仕組みを「サービス」、従業員や社外の関係者を「顧客」として、IT部門が顧客へのエンド・ツー・エンドのサービス提供を管理するためのソリューションです。一方のESMは、ITSMを拡張した概念で、ITサービスマネジメントの機能をテクノロジーサービスにとどまらず、ビジネス中心のユースケースに対応させ、共通のプラットフォーム、ポータル、サービスカタログによるサービスの需要と供給を管理し、PaaS/ローコード開発ツールによるイノベーションとワークフローの自動化をスピードアップします。 ◆ワークマネージメント◆ 非IT部門を含むあらゆるチームが、プロジェクトや進行中のプロセス、ルーチンタスクなどのワークフローを整理するための手法です。チームメンバーは、仕事を行うために必要な最新の情報をいつでも確認でき、組織を横断した透明性と可視性を提供できるので、チームとしてスピーディーに目標達成に向かうことができます。 高度にデジタル化され、場所や時間を選ばないビジネス環境でいかにして成果をあげる組織運営を可能にするのか。アトラシアンは、この課題に対して製品群とプラクティス（実践方法）に対するガイダンスをセットで提供することで、企業のデジタル・トランスフォーメーションジャーニーを支援しています。

アトラシアンは、クレジットカードと夢だけを握りしめた二人の大学生、マイケル・キャノンブルックスとスコット・ファークワーによって、オーストラリアのアパートの1室で2002年に創業されました。当時二人はアトラシアンがどのような企業になるか分かりませんでしたが、本来の自分を偽り、同調を強いられる環境にだけにはしたくないと思っていました。 それから20年が経ち、アトラシアンは世界13ヵ国のオフィスを構え、約7千人の社員で20万社以上のお客様を支援するグローバル企業に成長した今も、二人のその思いは変わりません。 アトラシアンの企業理念や行動指針には、そんな二人の思いが反映されています。 【価値観】 アトラシアンには５つのコアバリューがあり、私たちの最も基本的な行動指針を表しています。製品開発や事業企画から人事評価や人材採用まで、私たちの判断基準の中に深く根付いており、会社が成長を続けても変わることはありませんん。 ・オープンカンパニー、デタラメは無し ・心を込めてバランスを考えて作る ・顧客をないがしろにしない ・チームとして動く ・自分自身が変化の原動力になる 【オープンな働き方でチームの可能性を最大限に解き放つ】 世界中どこでも、仕事は知らず知らずのうちに、閉鎖的な方法で行われることがほとんどです。情報は隠されるか失われ、チーム間およびメンバー間のつながりは弱く、将来の見通しは明らかにされません。個人の知識は無駄になり、潜在的な可能性は手付かずのままで、チームの前進は止まります。 アトラシアンは、オープンな働き方をすることで、新しい機会が開かれ、メンバー間のつながりが強くなり、可能性が広がると信じています。 この価値観は私たちの製品にも反映されており、私たち自身も仕事を通じて実践しています。私たちは日々、仕事、コミュニケーション、コラボレーションをオープンに行って、互いに模範を示せるよう、努めています。 【Team Anywhere】 世界がコロナ禍という、予想だにしなかった苦難に見舞われたことをきっかけに、これまでの働くことに対する常識や習慣、ツールをアップデートする必要性に迫られています。アトラシアンではこの課題に対する取り組みに「Team Anywhere」という名前をつけ、3つの要素から具体的な内容を設計し、実現に向けて取り組んでいます。 ・Talent Everywhere（人材はどこにでもいる） ・Work Flexibility(働き方の柔軟性） ・Reimagining Teamwork(チームワークの再創造) 私たちは世界中から働く場所やスタイルを自由に選択できます。完全なリモートワークやリモートワークとオフィス出社を自由に組み合わせるハイブリッド型ワークスタイルを選択できるだけでなく、世界中のさまざまな場所を勤務地に選択することができます。 また、世界中に分散したチームが効率的にコミュニケーションやコラボレーションを実現できるよう、各種ツールや実践方法のガイダンスなども構築し、実践と修正を繰り返して運用しています。

今回募集しているポジションでは、アトラシアン製品に関心のある方が集るコミュニティの成長と活性化のためのさまざまな施策の立案と実行を担当いただきます。 製品を売る企業自らが発信する情報はもはや響かない時代、ファンがファンを巻き込み、ファンを増やしていくマーケティング手法である「コミュニティマーケティング」に注目が集まっています。 しかし、直接的に売上を伸ばす手法ではないため、社内の理解が得られず、思うように取り組みが進まないというケースをよく見聞きします。 アトラシアンには、コミュニティ支援専門部隊があります。「コミュニティ」が新しいマーケティング手法として注目される以前よりその力に注目し、企業全体でコミュニティに対する支援を続けたことで、コミュニティと共にSaaS企業として成長した結果、海外ではコミュニティマーケティングの成功事例として言及されることも少なくありません。 日本におけるアトラシアンコミュニティは、まだ製品の利活用に関する日本語の情報が少ない中で、ユーザーや製品に詳しい人が知見を共有しあう貴重なネットワークとして、数十名規模での勉強会や懇親会が頻繁に開催されていますが、コミュニティの成熟レベルとしては、まだ「知る人ぞ知る」フェーズです。 アトラシアン製品のファンがまた新たなファンを創出し、コミュニティの成長が日本におけるアトラシアンビジネスの成長につながる仕組みづくりをリードしていただくことを期待します！ 【業務内容】 ・コミュニティリーダーを中心とするコミュニティメンバーとの対面＆オンラインの密なコミュニケーション ・コミュニティリーダーと連携したオフライン、オンラインの勉強会企画と実行支援 ・コミュニティ運営に関係する各種システムの管理、利用支援、問題点の分析と関係部門へのフィードバック ・他社コミュニティの内容、運営状況のリサーチ ・社外開発者コミュニティとのリレーション ・ユーザー満足度向上、ファン化につながる要因の調査、施策立案、実行、製品部門へのフィードバック 【必須のスキル】 ・日本語ネイティブレベルと英語で交渉が可能なレベルの言語力 ・ソフトウェア開発・販売に関わる職種における5年以上の実務経験 ・ソフトウェア開発（特にアジャイルやDevOps）に対するある程度の理解 ・多様性を持った人との交流が活力となる方 ・常識はずれの新しいアイディアを歓迎し、スピーディーに、固有のソリューションを発案する力 【歓迎する経験・スキル】 ・SaaS企業において、コミュニティの成長・活性化施策に携わったご経験 ・特定の興味・関心事などのテーマがあることに対する人の集まりを直接維持管理した経験がある方 ・ITSM、ワークマネージメント市場に対する理解