当社は2016年に創業した名古屋発のヘルスケアベンチャーです。
地域にしっかり密着し、薬剤師がその人の健康を長期でサポートできる「街の保健室」をコンセプトに、
リアルな薬局を名古屋・東京・大阪で30店舗経営しています。
我々の薬局の特徴は「零売(れいばい)」という仕組みを搭載した薬局であることです。
零売は「医療用医薬品(病院の薬)」を、薬剤師がカウンセリングすることで、処方箋なしで販売できる制度です。患者が症状を把握できる場合に限る、対面販売に限るなど、いくつかの条件付きで厚労省が2005年に認めた仕組みで、取り扱う薬は「医療用医薬品」15,000種類のうち、約半数の7,300種類。病院に行かない代わりに、薬代は自費負担となります。
この零売という制度は、薬剤師がしっかり患者一人一人を見つめてコミュニケーションをとることで、国が医薬分業の中で求めている「対物(調剤)から対人(コミュニケーション)」の流れを促進し、医療従事者への負担を軽減したり、薬剤師の活躍の場を広げたりすることにつながります。
我々は、零売中心の「セルフケア薬局」と、調剤薬局に零売を乗せたハイブリット型の「おだいじに薬局」の2ブランドを展開しており、そのほかにも、訪問看護リハビリステーション、EC事業を展開しています。今後は、D2Cの新規事業や、薬局・薬剤師のOMO戦略を実現するための新規事業にも取り組みます。
これらの様々な『健康に向けた選択肢』の中から、薬のプロとしてその方に合った適切な選択肢を提案、その「水先案内人」となるのが薬剤師。そして病院に行くべきかわからない人や、薬への疑問や合わない時の相談窓口として機能するのが誰でも立ち寄れる「街の保健室」が薬局であると位置づけ、「セルフメディケーション」を促進していきたいと考えます。
今後も地域や患者の皆さまに中長期で寄り添える「かかりつけ薬局・薬剤師」を目指して活動して参ります。