能登半島のふところに抱かれ、日本海にありながら穏やかな内海の七尾湾。その波打ちぎわにホテル海望は佇んでいます。
創業は明治23年。
和倉温泉でもとくに風光明媚な景色からついた海を望むという宿の名のとおり、目の前にひろがる海の眺め、香り、さざめきは、いつの時代も訪れる人をやさしく迎え、能登の旅を深く心に刻んできました。
【北陸新幹線で起きた客層の変化】
126年続いている歴史の中でも、2015年は大きな変化の年となりました。それは、北陸新幹線がやってきたことです。
最も変わったのは、客層。それまでは宴会利用など地元客の利用が6割を超えていたにも関わらず、開通後には、観光客の割合が地元客を上回るようになりました。
サービスの質も変える必要がありますが、まだ完全に対応し切れているとは言えません。意識が薄かったこと、変化を起こしづらい組織であることが理由として挙げられます。
【次の環境変化は、先手を打つ】
次に起こる環境変化は、インバウンドがキーワードでしょう。
(既に遅れているかもしれませんが)今度は、先に動いて対応していきたいと考えています。
2017年は、サービスの質変化、そのための組織改善を進めていく最初の年になります。