■国内外の大手メーカーのモノづくりを下支え
私たち三昌商事は1916年に住友電工の特約店として創業。以来、時代の変遷とともに事業領域を拡大し、現在ではお客様が抱える様々な課題を解決する「トータル・ソリューション・カンパニー」を目指し、エレクトロニクス総合商社の枠を超えたビジネスを展開しています。
主な取引先は国内外の大手メーカー。電子部品や半導体、電子・機械・光ファイバーなど多種多様な部材を取り扱っており、自動車(売上の約3割)を中心に、テレビやデジタルカメラなどの家電やパソコンやスマートフォンといった情報端末などに幅広く使われています。最終製品ではないため、普段皆さんの目に触れることはありませんが、最先端のモノづくりには欠かすことのできない部材ばかりです。
■世界中を網羅した有機的なネットワークが強み
当社の強みは、世界中を網羅した有機的なネットワークです。1979年にいち早く海外進出を果たし、現在では海外8カ国20拠点まで拡大。最近では日本と海外を結ぶビジネスはもちろん、日本を経由せずに海外と海外を結ぶ三国間貿易が増えており、グローバル企業として成長を続けています。
また、こうしたビジネスに欠かせないのは「人」。個々人の裁量が大きい風土の中で、発想力・行動力を活かし、お客様ニーズにマッチした幅広い製品を仕入れ・提供する社員一人ひとりの能力も大きな強みと言えるでしょう。
■「自動車」「二次電池」「医療・介護」の3分野で新たな柱を
今後は、「自動車」「二次電池」「医療・介護」の3分野で新たな事業の柱を創出したいと考えています。自動車分野では、ハイブリッド車・電気自動車・燃料電池車が主流になることを見据え、「パワーコントロールユニット」や「パワーデバイス」に力を入れ、エネルギー分野では、バッテリーエネルギーを総合的にカバーしていきたいと思います。さらに、医療・介護分野では2014年4月に新チームを結成し、新型センサを利用した「見守りシステム」の構築を進めています。