バリューコマースとは

バリューコマースは、1999年のサービス開始当初からパフォーマンスマーケティングのパイオニアとして成長してきた企業です。2005年には、ヤフー株式会社のグループに加わりました。近年では、需要が高まっているデジタルマーケティングの領域において、集客した顧客のリテンションを実現するCRM事業にも力を入れています。

バリューコマースのエンジニア

バリューコマースでは、高い技術力を誇るエンジニアが、アフィリエイト、アドネットワークをはじめとした広告システム、CRMツールを開発してきました。自社のエンジニアがバックエンドからフロントエンドまでを手がけているので、全体を幅広く見渡せるジェネラリストにも、ひとつの分野が抜きん出ているスペシャリストにも活躍の場があります。なかでも、低レイヤーの開発における技術力は同業他社とは一線を画していて、WEBサービスではあまり用いないC言語を使うことで処理能力の高いサービスを開発しています。

伊藤 信敬

CTO。2016年より現職。ヤフー株式会社、GREE株式会社を経てバリューコマースに入社。

松本 有生

技術開発二部（CRMツールの開発）。中途入社2年目。前職ではフロントからインフラまで幅広く広告システムの開発を手がけていた。エンジニアとしてより成長できる環境に身を置きたいと思いバリューコマースに入社。

三木 慎也

技術開発一部（広告システム）。2007年から業務委託でバリューコマースのシステム開発に携わっていた。その高い技術力が見込まれ2011年に正式に入社。

アフィリエイト事業は実績を過信せず積極的に挑戦していく

1999年のサービス開始当初から業界のパイオニアとして技術を高めてきた「アフィリエイト」を中心とした「広告システム」と、デジタルマーケティングの需要拡大にともない力を入れている「CRM」。この2つの事業がバリューコマースを支える屋台骨です。

長年続けてきたアフィリエイト事業においては、これまでの経験やノウハウを活かしつつ、より完璧なプロダクトに近付けるため、システムの改善や新しい技術の導入などを行っています。

三木

バリューコマースは日本で初めてアフィリエイト広告のシステム開発を手がけた会社です。ただ、後発の同業他社が力を付けてきている今、これまでの実績を過信するのではなく、新しいサービスを開発したり、既存のサービスのコストを下げたり、積極的に挑戦していく姿勢で取り組むことが重要だと考えています。

需要が拡大しているCRM事業は、高い技術力を活かして取り組む

主力であるアフィリエイト事業はもちろん、CRM事業を始めとした新規事業にもより力を入れていこうと考えています。2014年10月には、スマホ向けのアドネットワークシステム「アドプレッソ」の提供を開始しました。

CRM事業は、昨今のデジタルマーケティングで重視されているサービスです。クライアント企業が求める広告の効果は、これまでのような話題性や拡散力といった一過性のものではなく、顧客の信頼やロイヤリティといった長期的なものへと変わってきています。そのため、広告での集客のみでなく、集めた顧客との関係性を構築できるようなサービスが求められているのです。

パイオニアとして手がけてきた「アフィリエイト」と、今後力を入れていく予定の「CRM」。それぞれで培った技術を活かし合うことで、バリューコマースは今後さらなる飛躍を遂げていくはずです。

他社と一線を画す、エンジニアの技術力の高さ

バリューコマースが長年業界でプレゼンスを発揮し続けることができる理由は、ひとえにエンジニアの高い技術力にあります。

入稿画面から配信エンジン、データ集計機能まで幅広い開発が必要となる広告システム。そんな中でバリューコマースのエンジニアは、他社が既存ツールを用いるような場面でも、自分たちで新規のツールを開発するような技術力と熱意を持っているんです。

広告がマージンモデルの事業である以上、自社の利益のためにはいかにコストを抑えられるかが重要になってきます。効率を重視すれば、既存ツールやオープンソースを用いるのが最適のように思えますが、それでは同業他社に差をつけることができません。

伊藤

バリューコマースのエンジニアは「オープンソースを使いこなせれば一人前」というレベルではありません。「なぜ動くのか」「どういう仕組みなのか」システムの本質を理解しようとする姿勢が求められます。これは日本のIT企業ではほとんど見られません。シリコンバレー並の技術力と言っても過言ではないかもしれません。

バリューコマースでは、低レイヤーの開発から自社のエンジニアが手がけているので、オープンソースや既存ツールの便利さと引き換えにブラックボックス化された技術を理解できる環境があります。そのため、エンジニアの技術力の底上げが可能になるのです。

また、そのフィールドの広さもバリューコマースならではの特徴です。ヤフーグループが持つ膨大なデータや、大手クライアントに提供しているアフィリエイトシステムから得られるビックデータを活かして開発を行うことができます。

伊藤

アフィリエイトもアドテクも、世の中に提供されているシステムは多数あります。そのなかで、より完璧に近いプロダクトを目指すためにはどれだけPDCAを回せるかがとても重要なポイント。それを、膨大なデータ量のもとでできる環境は他にはないのではないでしょうか。

高い技術力を支える「開発が好き」な気持ち

技術も環境もエンジニアとして成長できる要素が揃っているバリューコマース。活躍しているエンジニアは皆、自身の技術力を高めていくことに貪欲です。

三木

なにか新しい技術を教えると、それを活用して自発的にシステムを作ってくるようなエンジニアが多いです。多分、技術が好きでとにかく開発がしたい人ばかりなんだと思います。

技術力にこだわるエンジニアが多いからこそ、社内には余計な制約や上下関係はありません。現場の裁量権が大きく、新しいことに挑戦しやすい環境が整っています。

松本

実は転職するまで、自分にこれ以上の「のびしろ」はあるのか不安だったのです。でも、バリューコマースで技術力の向上に貪欲なエンジニアたちと仕事をしていくなかで、まだまだ勉強すべきことはたくさんあるということに気付きました。

バリューコマースの屋台骨である、アフィリエイトを中心とした「広告システム」と「CRM」の事業を、さらに成長させるために、低レイヤーから開発に携わっていただきます。

すでに、高い技術力を誇っているバリューコマースのエンジニアですが、人員を増やすことでより開発の効率を上げていきたいと考えています。

伊藤

人数を増やしてスピードを上げれば、次々と新しいことに挑戦できるようになり、もっと「攻めてる」サービスの開発ができるはずです。

技術にこだわり、常に質の高いプロダクトを目指しているからこそ、数多くの広告システムやサービスを抱えながら、新規サービスの開発をエンジニア主導で進めていく難しさがあります。

三木

いまの人数では、企画や営業からの要望に応えていくのがやっとという状況なのですが、それがとても悔しいんです。せっかく技術力の高いエンジニアが揃っているからこそ、十分な人材を確保して全社的なアウトプットにつなげていきたいと考えています。

低レイヤーから自社で開発を手がけるバリューコマースでは、必要となる知識や技術はとても幅広いものになります。だからこそ、全体を見渡してさまざまな分野でプレゼンスを発揮できるジェネラリストも、特定の技術や領域に抜きん出ているスペシャリストも、エンジニアとして活躍できる環境です。

エンジニアとしてより成長したい方も、自分の技術力を試したい方も「技術を高めるのが好き」「開発するのが楽しい」という気持ちがあればぜひ話を聞きに来てください。