▼Teach For Americaの日本版
Teach For Japanは、世界で約40か国が加盟するTeach For Allのネットワークの一員です。
教授方法などについての各国での知見に触れたり、年に何度か行われる、加盟国が一堂に会する海外での
カンファレンスに出席し、各国のフェローと直接話ができる機会等もあります。
Teach For Americaは、1990年に当時プリンストン大学の4年生だったウェンディ・コップ氏によって設立された教育NPOです。
教員免許の有無に関わらず2年間、アメリカ国内の一流大学の学部卒業生を、国内各地の教育困難地域にある学校に常勤講師
として赴任させるプログラムを実施しています。
2010年度の全米文系学生就職先人気ランキングで、グーグル、ディズニー、アップルなどを抑えて一位を獲得しました。
▼Teach For Japanの歩み
2010年、元体育教師でハーバード教育大学院で学んだ松田悠介(現・代表理事)が、留学中「Teach For Americaに感銘を受け、帰国後、日本版として立ち上げた団体です。日本では様々な観点から実現不可能と言われていましたが、2013年4月に第1期フェローを教育現場に赴任させることができました。
自治体との連携の強化により、2016年4月からは、教員免許の有無に関わらず採用することを実現。2016年に4月の第4期フェローまでで、50名を超える人材を教育現場に赴任させてきました。
▼Teach For Japanのフェローシップ・プログラム
独自の選考・選抜を行って、さまざまな経験と教育への問題意識、情熱と成長意欲を兼ね備えた人材を採用。
採用した方を対象に、赴任前に研修を行って、公立学校の教師として2年間赴任していただくのが「フェローシップ・プログラム」です。