ビジネスの仕組みで社会問題を解決し、ステークホルダーの満足度を最大化します
株式会社スタッフプラスは、介護職の正社員紹介に特化したベンチャー企業だ。
設立は2013年11月で、全国20ヶ所で医療保険による訪問マッサージを提供する老舗企業のケアプラス社と、介護業界に特化したコンサルティング会社が共同で設立した(現在は完全に独立しており、ケアプラスとの資本関係はない)。
近年は大手も含めて多くの人材関連企業が介護マーケットに参入してきたが、それにもかかわらず優位なポジションを維持しているスタッフプラス。その理由は、「介護業界の人手不足を解消する」という強い信念にある。
培ってきた介護業界でのマーケティングノウハウを活かし、経験豊富なキャリアアドバイザーが、きめ細かい紹介業務にあたっている。求職側と求人側、双方のニーズを満たすマッチングを積み上げてきたデータベースを基に行っているため、面接での合格率は80%以上という高い実績を誇る。
代表を務める青山氏はこう語る。
「人材紹介事業は当社の基幹事業です。しかし、それだけでは介護業界の根本的な人手不足解消にはつながりません。この業界の離職率の高さ、転職を繰り返してしまう本質的な理由、外国人技能研修制度の様々な運営課題。これらのテーマに向け、人材紹介というかたちに拘らず、あらゆる手段で人材不足という社会問題を解決し、利害関係者の満足度を最大化することに挑戦し続けていくのです。これが我々の考える“ビジネスの仕組みで社会問題を解決する”と言うことなのです。」
青山氏はもう一つの企業理念である“ステークホルダーの満足度を最大化する”も強調する。
「ステークホルダーとは、求職者、介護施設や介護事業所、取引先、株主、社員とその家族など当社の利害関係者すべてを指す。利害関係者の満足度を最大化するためには物事を徹底的に突き詰め、チャレンジし続けることが、永続的なWIN×WINの関係が絶対必要だ。」と語る。スタッフプラスの業績好調の理由は、この2つの軸にブレがまったく無いことだ。