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    <title>メンバーに聞いてみた</title>
    <link>https://www.wantedly.com/stories/s/omusubi-estate</link>
    <description></description>
    <pubDate>Thu, 14 Dec 2023 19:00:17 +0900</pubDate>
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      <category>運営</category>
      <category>不動産</category>
      <category>リノベーション</category>
      <category>まちづくり</category>
      <category>DIY</category>
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      <dc:creator id="177431335" nameJa="吉原 あやか" nameEn="" avatarUrl="https://images.wantedly.com/i/wK1sRSx?w=200" job="人事" description="長野県出身。大学入学と共に上京。卒業後は大学在学中のDJ経験から映像業界へ飛び込み、男社会の中で揉まれる。BONUS TRACKの誕生をきっかけにomusubi不動...">吉原 あやか</dc:creator>
      <pubDate>Thu, 14 Dec 2023 19:00:17 +0900</pubDate>
      <description>omusubi不動産の紹介をすると「いろいろなバックグラウンドの人が働いていて面白いですね」と言っていただくことが...</description>
      <title>メンバーに聞いてみた｜エリアリノベーション えんどう</title>
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        <![CDATA[<div><p><span>omusubi不動産の紹介をすると「いろいろなバックグラウンドの人が働いていて面白いですね」と言っていただくことがよくあります。きっかけはそれぞれ違うけれど、「omusubi不動産」という会社に集い、同じ方向を目指して日々精進しています。</span></p><p><span>omusubi不動産の一番の魅力は、一緒に働いているひとりひとり。どんな人が、どんなことをしているのか。どうやってomusubi不動産にたどりつき、一見、ちょっと変わった不動産屋で働いてみようと思ったのか。この連載では、omusubi不動産の日常の様子を覗きながら、なかで働くスタッフに話を聞いていきます。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">プロフィール</strong><br><span>大学で建築を学び、住宅リフォームの営業・施工管理の仕事を経て、市民活動支援や公共施設の運営などコミュニティづくりの仕事に関わるように。</span><br><span>omusubi不動産では、物件の活用や運営を通して、その街や場所で過ごす人が楽しく健やかに活躍できるような方法を考えています。</span></p><p><br></p><p><br></p><h3><span>本屋さんへ行くのも、本の話をしている時間も好き。ついつい語りたくなる3冊の本</span></h3><p><br><strong style="font-weight: 600;">――今日は自分を表すものとして本を持ってきてくださったんですよね。本を選ばれた理由をぜひお聞きしたいです。</strong></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/5Q1UZpk"><img src="https://images.wantedly.com/i/5Q1UZpk" width="1242" height="956" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">えんどう：</strong><span>学芸大学のプロジェクトの一環でブックマーケットを開催した際に、協力してくださったSUNNY BOY BOOKSで、ぽんぽん普段の感覚で本を買っていたら、お店の方に「本が好きなんですね」と言っていただいたんです。正直なところ「自分を表すものってないな」と思っていたんですが、何を持っていくか考えているときに、ふと先ほどの言葉を思い出して。意外と本って自分のアイデンティティなのかもな、と。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――自分のことって、自分より周りの方が見えていたりしますよね。</strong></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/6kRWCpM"><img src="https://images.wantedly.com/i/6kRWCpM" width="1238" height="828" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">えんどう：</strong><span>そうなんですよね。あと、それぞれついつい話したくなっちゃう本なんです。『目をとじて ひらく』は前述のSUNNY BOY BOOKSさんで購入したんですが、すごくおもしろい本なんです。片方から読み進めると昼の詩で、反対側から読むと夜の詩になっているというもの。</span></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/UjKRC9i"><img src="https://images.wantedly.com/i/UjKRC9i" width="1240" height="824" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">えんどう：</strong><span>『今日の人生』は、どうでもいいようでどうでもよくないような今日の一瞬を漫画にしている一冊で、特に152ページからはじまる話がとっても好きです。これもつくりが凝っていて、いろんな色の紙がページに使用されてると思いきや、白い紙にインクを乗せているみたいなんですよ。本がどうやってつくられているのか知ることにも、すごく興味があります。安西水丸さんの本も、イラストとともにゆるいエッセイが書かれている本。これがどうしても欲しくて、あちこち探し回ってようやく見つけました（笑）。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――どれもとっても面白そうです！ よく本屋さんには行きますか？</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">えんどう：</strong><span>そうですね。本屋さんでボーッと本を眺めている時間が、自分の中ですごく大事だなと思っています。世の中にいろんな本があるというだけで、なんだか元気が出てくるんですよね。あとは本そのものも「物」としておもしろいなと思っていて、どうやって作られているかを知るのもすごく好きです。</span></p><h3><span>就職先が決まってから気づいた、「まちづくり」を仕事にするという選択肢</span></h3><p><br><strong style="font-weight: 600;">――えんどうさんは、建築学科出身なんですよね。新卒から建築関係のお仕事に就いていたのでしょうか。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">えんどう：</strong><span>はい。最初はハウスメーカーに就職しました。ただ、大学生の頃、就職先が決まった後になってまちづくりに興味がわくようになったので、いずれはそういった分野でお仕事ができたらいいなと思っていました。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――まちづくりに興味を持つきっかけはなんだったのでしょうか。</strong></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/U43EEg1"><img src="https://images.wantedly.com/i/U43EEg1" width="1240" height="826" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">えんどう：</strong><span>建築学科にいると、建物をつくる前提として「ここでどんなことが起きたらいいんだろう？」とか「なんでこれがこのまちに必要だと思うのか」と問われる機会がとても多かったんです。でも、それを考えるのはたのしいなと感じていて。入学当初は自分が建築の何に興味があるのかわからなかったんですが、次第に、建物をつくるよりも使い方を考える方が好きなのかもな、と気づきました。また、山崎亮さんの『コミュニティデザイン』という本との出会いもまちづくりに関心を持つようになったきっかけのひとつです。研究室に置いてあったその本を、ぱらっと見て読んだとき「こういうことを自分もやれたらいいな」と思ったんですよね。</span></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/4RCi3Kz"><img src="https://images.wantedly.com/i/4RCi3Kz" width="1236" height="834" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">えんどう：</strong><span>ハウスメーカーへ就職してから数年後、当時住んでいたまちの近くに、「子ども未来センター」という場所があることを知りました。そこでサポートスタッフを募集していたので、仕事を続けながら、土日に運営をサポートするメンバーとしてかかわるようになったんです。大学時代は子どもの居場所を研究するゼミに所属していたこともあり、わたしの興味分野とも重なっていました。転職を考えているとき、子ども未来センターのスタッフの方に相談すると「ちょうど一人退職するところで、向いてると思うからやらない？」と。タイミングよくスタッフとして転職することができました。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――では転職活動をしていたというよりも、もともとボランティアとして所属していた場所で働けるようになったということなんですね。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">えんどう：</strong><span>そうなんです。ただ、運営元で働く人たちは、基本的にいろんなまちへ行って、地域の人たちと2、3年プロジェクトをして転々としていくスタイル。そこの施設スタッフは、地方へ行くということはなく、常駐で施設へ勤務する働き方でした。</span></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/TdKucRt"><img src="https://images.wantedly.com/i/TdKucRt" width="1238" height="830" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">えんどう：</strong><span>わたし自身、地方での仕事もしてみたい気持ちが少なからずあったのですが、いくつものプロジェクトを回していくよりも、そこで暮らしながらまちの仕事をしてみたかったんです。そんなあるとき、地方創生の事例としてたびたび紹介されている、徳島県の神山町へ5か月間滞在できるプログラムの存在を知りました。いきなり移住して仕事を見つけることに少し不安があったので、短期間参加できるのはいいな、と。仕事のタイミング的にも「今だ！」と思い、えいやっと参加を決めました。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――結果的に、そこから何年か徳島に住まれていたんですよね。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">えんどう：</strong><span>そうなんです。最初は5か月後に帰ってくるくらいのつもりだったのに、気づけば3年経っていて……（笑）。そこでも縁あって、子どもや地域の人の居場所となる公共施設のお仕事をしていました。</span><br></p><h3><span>コロナ禍で自分のこれからの人生を見つめ直し、ふたたび東京へ</span></h3><p><br><strong style="font-weight: 600;">――そこから東京へ戻られたんですよね。どんな転機があったのでしょうか。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">えんどう：</strong><span>コロナの流行が、いちばん大きな転機だったかなと思います。神山町には、地方創生の事例として知られていることで、さまざまな取り組みをしている方が各地から来てくださっていたんです。だから、地方にいながら、面白い方と出会える機会がとても多くありました。でも、コロナによって外からやってくる人はほとんどいなくなってしまって。わたし自身、地元の愛知や東京へ以前のように行き来できなくなってしまい、仕事だけに向き合っている状況に「あれ……？」と疑問を感じるようになったんですよね。神山のまちも人も大好きだったけれど、これから先の自分の人生を考えたときに、仕事だけの生活になってしまっていいのだろうか、と。</span></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/gnyynV2"><img src="https://images.wantedly.com/i/gnyynV2" width="1236" height="826" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">えんどう：</strong><span>最近であれば以前より旅行もしやすくなったし、身近な人が感染した話を聞くこともめずらしくなくなりましたが、当時はそういったことに対し、もっとセンシティブだったような気がします。公共の施設の運営にかかわっているからこそ、自分の行動の取り方にも慎重になっていました。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――たしかに、感染するとどうなってしまうかも最初はよくわからない状況でしたよね。外出もどこまでしていいのか、とか。そこからどのような経緯でomusubiに入社したんですか？</strong></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/BCaH6Re"><img src="https://images.wantedly.com/i/BCaH6Re" width="1238" height="826" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">えんどう：</strong><span>たしか、求人がFacebookから流れてきたんですよ。BONUS TRACKのことを以前から知っていて、あの面白そうな施設の運営に携わっている会社なんだな、と興味が湧いてきて。実は別のところでお仕事をすることが決まっていたんですが、業務委託契約だったので、最初の一年くらいはomusubiでもできる範囲でかかわりながら、どちらの会社にも所属していました。2022年の春ごろからは、omusubiだけで働くようになりましたね。</span><br></p><h3><span>カリスマ的存在ではなく、 “普通の人” でも、まちづくりの仕事にかかわれるように</span></h3><p><br><strong style="font-weight: 600;">――えんどうさんは今omusubiではどんなお仕事をしていますか？</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">えんどう：</strong><span>わたしは大きく２つのプロジェクトにかかわっています。ひとつは、新松戸にある東京藝術大学の学生寮だった建物の再活用を考えること。ただ机上で不動産の話をするだけでなく、テスト的にいろんなイベントをしたり、実際に滞在してもらったりすることで、今後どのように使われていくのがよいのか検証しています。</span></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/G16os7d"><img src="https://images.wantedly.com/i/G16os7d" width="1238" height="1004" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">えんどう：</strong><span>もうひとつは、「みんなでつくる学大高架下」という、学芸大学駅の高架下をリニューアルするプロジェクト。「開発が終わってはじめて住民の人が知る」という従来の進め方ではなく、「開発のプロセスを段階的にまちの人に知ってもらったり、関わってもらえるような機会をつくる」ことを大事にしています。</span></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/SkmUBAy"><img src="https://images.wantedly.com/i/SkmUBAy" width="1242" height="938" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">えんどう：</strong><span>このプロジェクトでomusubiがかかわっているのは、不動産分野の企画や運営ですね。設計事務所の方やブランディングなどに携わっている方と協力して、まちに表出するイベントなどを実施しながら、オープンに向けて検討を進めています。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――これからやってみたいこと、挑戦してみたいことはありますか？</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">えんどう：</strong><span>高架下のリニューアルは徐々に進んでいくのですが、omusubiが主にかかわっているところは2024年の春くらいからスタートするんです。それまでに、まちの方との関係を築いていき、基盤となるような運営体制を2023年のうちに積み上げていきたいですね。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――ふむふむ。もう少し長いスパンで見たときはどうですか？</strong></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/55fLjmp"><img src="https://images.wantedly.com/i/55fLjmp" width="1236" height="826" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">えんどう：</strong><span>普段はあんまり先のことを考えていなくて……（笑）。そうですね、まちづくりの仕事って、まだまだ新しい分野なので、自分がこの先どんなキャリアになっていくのか、不透明な部分があるんです。わたしはキャリアを切り拓いていくようなカリスマ性はないですし、ばりばり現場を回していくような体力もないんですが、続けていくことで何か見えてきたらいいなと思っています。</span></p><p><br></p><div class="separator-container"><div class="separator-dot"></div><div class="separator-dot"></div><div class="separator-dot"></div></div><p><span>取材・撮影＝ひらいめぐみ</span></p></div>]]>
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      <category>営業</category>
      <category>不動産</category>
      <category>リノベーション</category>
      <category>まちづくり</category>
      <category>DIY</category>
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      <dc:creator id="177431335" nameJa="吉原 あやか" nameEn="" avatarUrl="https://images.wantedly.com/i/wK1sRSx?w=200" job="人事" description="長野県出身。大学入学と共に上京。卒業後は大学在学中のDJ経験から映像業界へ飛び込み、男社会の中で揉まれる。BONUS TRACKの誕生をきっかけにomusubi不動...">吉原 あやか</dc:creator>
      <pubDate>Thu, 07 Dec 2023 19:00:15 +0900</pubDate>
      <description>omusubi不動産の紹介をすると「いろいろなバックグラウンドの人が働いていて面白いですね」と言っていただくことが...</description>
      <title>メンバーに聞いてみた｜賃貸エージェント おの</title>
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        <![CDATA[<div><p><span>omusubi不動産の紹介をすると「いろいろなバックグラウンドの人が働いていて面白いですね」と言っていただくことがよくあります。きっかけはそれぞれ違うけれど、「omusubi不動産」という会社に集い、同じ方向を目指して日々精進しています。</span></p><p><span>omusubi不動産の一番の魅力は、一緒に働いているひとりひとり。どんな人が、どんなことをしているのか。どうやってomusubi不動産にたどりつき、一見、ちょっと変わった不動産屋で働いてみようと思ったのか。この連載では、omusubi不動産の日常の様子を覗きながら、なかで働くスタッフに話を聞いていきます。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">プロフィール</strong><br><span>1991年生まれ、埼玉県出身。服飾大学を出るも服がつくれず、ライター・編集者を志す。その後、取材をきっかけにomusubi不動産へ入社。現在は二拠点生活、商い暮らし、エリアリノベーションに興味を持つ。お笑いとアップサイクルが好き。</span></p><h3><span>「自分」をテーマに作った、一冊の雑誌</span></h3><p><strong style="font-weight: 600;">――おのさんは自分を表すものとして、雑誌を持ってきてくださったんですよね。これはなんという雑誌ですか？</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">おの：</strong><span>これは「O magazine」。恥ずかしながら自分でつくった雑誌です。表紙・裏表紙合わせて74ページ、すべてが自分にまつわることで。</span></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/t3De4Zx"><img src="https://images.wantedly.com/i/t3De4Zx" width="1240" height="904" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">――いつごろ作られたんですか？</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">おの：</strong><span>大学生のときですね。服が好きだったので、服飾大学へ進学したものの、早い段階で「デザインを考えるのは好きだけど、作るのは得意じゃないな」と気づいたんです。そこで、メディアコースに進むことを決め、カメラやエディトリアルデザインを学ぶようになりました。そこで4年間の集大成として、自分をテーマにした一冊の雑誌を作ったんです。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――ほんとだ……！ よく見ると全部、おのさんなんですね！</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">おの：</strong><span>そうなんです。10年ぶりに開きましたがテキスト、レイアウト、写真……どれも拙い（笑）。ただ、この雑誌を含めて大学時代に「表現」や「編集」などを学んだことで、今に活きる土台が築けたのかなと思います。</span></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/KvcqWLf"><img src="https://images.wantedly.com/i/KvcqWLf" width="1238" height="946" alt=""></figure><h3><span>転職のきっかけは、omusubi不動産への取材</span></h3><p><strong style="font-weight: 600;">――では、進学もメディア関係に……？</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">おの：</strong><span>いえ、卒業後はWeb制作を学ぼうと、デジタルハリウッドSTUDIOへ進学しました。というのも、就活のときにポートフォリオが必要だったんですが「自分をテーマにした雑誌を渡す」という行為はコストも時間もかかるので簡単にはできなくて。でも、HPならば一定の制作費用で、多くの人に見てもらえるじゃないですか？ さらにWebページも作れたら、将来的に強みになるだろうな、と。</span></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/foUsK5Z"><img src="https://images.wantedly.com/i/foUsK5Z" width="1236" height="834" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">――紙媒体とWeb、どちらも作れるのは間違いなく強みになりますよね。Webの学校を卒業された後はどんなことをされていたんですか？</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">おの：</strong><span>実際に自分のHPは完成したんですが、作ってみてから「コンテンツがないとHPとして成り立たない」ということに気がつきました。そこで、コンテンツを作る側にまわろうと、偶然SNSで見つけた編集プロダクション「やじろべえ」の求人に応募し、ライターとして働きはじめました。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――ライターをされていたんですね！ どんなご取材をすることが多かったですか？</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">おの：</strong><span>人もテーマもさまざまでしたね。著名な方に取材させていただくこともあれば、商店街のおじいちゃんだったり……。1週間のうち、韓国料理、米国株、サウナグッズ、地方自治体に取材をした期間もありましたね。</span></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/XhkpiAx"><img src="https://images.wantedly.com/i/XhkpiAx" width="1240" height="830" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">――振り幅がすごいですね（笑）。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">おの：</strong><span>いろんな人や場所を取材させていただくこと自体はすごく楽しかったんですよね。知らないことに触れられたり、知識が得られるのは役得だな、と。なにより、取材でいろんな地域へ行くことによって「まちづくり」への興味が湧くようになったんです。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――それはomusubiへの入社にもつながった、ということでしょうか？</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">おの：</strong><span>そうです、そうです。例えば、神奈川の限界集落には、廃材だけでつくったエコヴィレッジを運営している万華鏡作家がいたり、新潟の廃れてしまった商店街には、Uターンで盛り上げようとしている建築士がいたり。各地のプレイヤーのお話を聞いていると、それぞれの手段は違えど、拠点を構えて豊かな暮らしを追い求めている気がしたんですよね。だから、いつかは僕もそうしたいと憧れるようになりまして……。</span></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/TaBc4aG"><img src="https://images.wantedly.com/i/TaBc4aG" width="1246" height="820" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">おの：</strong><span>ただ、一言に「まちづくり」と言っても、さまざまな視点があって、自分には何ができるかなんてわからないじゃないですか？ そんなときに、以前取材した方が空き家スクールを主催されていることを知り、何かヒントが得られるんじゃないかと参加してみたんです。そしたら、ゲスト講師として登壇していた殿塚さんに出会ったんですよ。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――ふむふむ。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">おの：</strong><span>不動産業の枠を超え、地域に根ざした場づくりや企画運営、エリアリノベーションなど、多角的に街と関わっていることに感銘を受けましたね。そこでもっと話を聞いてみたいと思い、すぐに取材を申し込んだのが、omusubiとの最初の接点でした。取材中も「コミュニティをリノベーション」とか「お米作りはコミュニティづくりの原点」など、当時の僕にはブッ刺さる言葉ばかりで（笑）。あのときの取材をきっかけに、ますますomusubi不動産に興味がわき、後日求人に応募して入社が決まりました。</span></p><h3><span>オープンな性格はお父さん譲り？ にぎやかに過ごした幼少期</span></h3><p><strong style="font-weight: 600;">――今、おのさんは賃貸営業を担当されているんですよね。ライターとはまた違うお仕事かと思うのですが、働いてみていかがですか？</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">おの：</strong><span>未経験でめちゃくちゃ不安でしたけど、少しずつ慣れてきたように思います。あと、ライターも不動産営業も「初対面の方と話を通じて距離を縮めていく」という点では共通しているなと感じます。なので、今でも内見中や移動中では、お客さんの興味ポイントを引き出せるような話題づくりを心がけています。</span></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/3GbAy94"><img src="https://images.wantedly.com/i/3GbAy94" width="1240" height="836" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">――今日ご取材をしながら、おのさんに対して「話しやすい人だな」と感じるお客さんが多いんだろうなと感じました。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">おの：</strong><span>ありがとうございます（笑）。たぶん僕、生粋の末っ子体質だと思うんですよ。兄弟は兄だけですが、従兄弟が12人いて。その中で最年少だったんです。小さいころから、じいちゃん、ばあちゃん、おじさん、おばさんと、従兄弟たちに囲まれて育ってきまして。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――それは生粋の末っ子ですね（笑）。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">おの：</strong><span>正月、お盆、ハロウィン、クリスマス……親戚一同が集まる機会も多かったので、その度に可愛がられていた記憶がありますね（笑）。また、父親が大人数でわいわいするのが好きな人だから、人が集まって暮らすことにも人一倍、関心があるのかもしれないです。</span></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/j4v4BRo"><img src="https://images.wantedly.com/i/j4v4BRo" width="1232" height="824" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">――では、おのさんはお父さん似なんですね。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">おの：</strong><span>いやあ、それがうちの父親がかなりぶっ飛んでて。</span><a href="https://onobenriya.com/2260" target="_blank" rel="nofollow noopener"><span>自分のブログ</span></a><span>に書いたことがあるくらいなんです。突然サラリーマン辞めて異業種で起業したと思ったら、2億8000万の借金抱えたり、そのあと突然無人島を買ったり……。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――無人島って買えるんですか！（笑） 借金を抱えた後も新しいことにチャレンジできるなんてすごいお父さん……！</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">おの：</strong><span>チャレンジングな人ですよね。そういう父親の背中を見て育っているので、ライターから不動産業への転身、言わば「新しいことへの挑戦」にもあまり抵抗がなかったのかもしれません。余談ですが、そんな父親には、サラリーマンになることを反対されましたけどね（笑）。</span></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/G7DYFVo"><img src="https://images.wantedly.com/i/G7DYFVo" width="1248" height="826" alt=""></figure><h3><span>いつかは作りたい「衣・食・住」が混在したまちの拠点</span></h3><p><strong style="font-weight: 600;">――omusubiに入社して約4ヶ月ほどとのことですが、これからやってみたいことはありますか？</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">おの：</strong><span>先日ご案内したお客さまから「これだけ親身になって話を聞いてもらったのは初めてなので、引き続きお願いしたい」と言っていただけるようになり、少しずつ賃貸営業が楽しくなってきたところなんです。並行して、最近は内覧ツアーなどの企画にも携われるようになり、徐々に会社に貢献できているのかなと感じられるようになってきて。今は賃貸営業がメインですが、いつかomusubi不動産の特徴でもある場づくり、エリアリノベーションでもまちと関わってみたいです。……その前に宅建でしょうね（笑）。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――お客さまからそう言っていただけるのはうれしいことですね。プライベートでやってみたいことはありますか？</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">おの：</strong><span>場所はわからないのですが、そこに住む方々が「このまち楽しい！」と思ってもらえるような拠点をつくりたいですね。自分の理想だけを語ってしまうと、いま住んでいる浅草で1階はテナント、2階は住居の物件に住みたいです。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――それは素敵ですね！ もし、その物件が出てきたらテナントではなにを？</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">おのさん：</strong><span>今のところは飲食でも物販でも、なんなら雀荘でも、人の属性を判断して、そこに集まる目的さえ作れたらいいのかなと。なかでも、飲食には強く惹かれています。とはいえ、僕には得意料理があるわけではありません。だから最近、休日に浅草のインドカレー屋「</span><a href="https://www.instagram.com/gayabhaji/?hl=ja" target="_blank" rel="nofollow noopener"><span>ガヤバジ</span></a><span>」で働き始めました。オーナー夫婦はもともと飲み仲間だったんですが、めちゃくちゃ勉強になるし、美味しいんですよ。</span></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/1dh71qp"><img src="https://images.wantedly.com/i/1dh71qp" width="1238" height="826" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">おの：</strong><span>くわえて、自分は「衣」「食」「住」について考えるのが好きなんだなと気づきまして。「衣」は断念しましたが、今でも個人的には</span><a href="https://kangbang.base.shop/" target="_blank" rel="nofollow noopener"><span>ユニークな看板のTシャツを制作</span></a><span>しているし、「住」ではomusubi不動産で大きな接点を持っている。そして、今は「食」も習得中です。なので、いずれは「衣・食・住」の面白さが混在した場所が持てたら最高ですね。</span></p><p><br></p><p><br></p><div class="separator-container"><div class="separator-dot"></div><div class="separator-dot"></div><div class="separator-dot"></div></div><p><span>取材・撮影＝ひらいめぐみ</span></p></div>]]>
      </content:encoded>
      <media:thumbnail>https://d2v9k5u4v94ulw.cloudfront.net/small_light(dw=1440,dh=630,da=s,ds=s,cw=1440,ch=630,cc=FFFFFF)/assets/images/16241034/original/c76c4750-5686-4058-ae85-5aaa45c0c395?1701941579</media:thumbnail>
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      <category>不動産</category>
      <category>ディレクター</category>
      <category>アート</category>
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      <dc:creator id="177431335" nameJa="吉原 あやか" nameEn="" avatarUrl="https://images.wantedly.com/i/wK1sRSx?w=200" job="人事" description="長野県出身。大学入学と共に上京。卒業後は大学在学中のDJ経験から映像業界へ飛び込み、男社会の中で揉まれる。BONUS TRACKの誕生をきっかけにomusubi不動...">吉原 あやか</dc:creator>
      <pubDate>Tue, 28 Nov 2023 18:08:20 +0900</pubDate>
      <description>omusubi不動産の紹介をすると「いろいろなバックグラウンドの人が働いていて面白いですね」と言っていただくことが...</description>
      <title>メンバーに聞いてみた｜プロジェクトマネージャー せきぐち</title>
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        <![CDATA[<div><p><span>omusubi不動産の紹介をすると「いろいろなバックグラウンドの人が働いていて面白いですね」と言っていただくことがよくあります。きっかけはそれぞれ違うけれど、「omusubi不動産」という会社に集い、同じ方向を目指して日々精進しています。</span></p><p><span>omusubi不動産の一番の魅力は、一緒に働いているひとりひとり。どんな人が、どんなことをしているのか。どうやってomusubi不動産にたどりつき、一見、ちょっと変わった不動産屋で働いてみようと思ったのか。この連載では、omusubi不動産の日常の様子を覗きながら、なかで働くスタッフに話を聞いていきます。</span></p><p><br></p><p><strong style="font-weight: 600;">プロフィール</strong><br><span>前職ではWebサイトやコンテンツのディレクターとしてプロジェクトマネジメントの経験を積んだ後、表現をする人を応援したいというモチベーションから独立。2018年omusubi不動産に参画。2020年より千葉県松戸市「科学と芸術の丘」で2020年よりディレクターを務める。omusubiではジャズ担当。</span></p><p><br></p><h3><span>バレーボール選手の引退後、たどり着いたジャズの世界にハマる</span></h3><p><strong style="font-weight: 600;">――せっきーさんは、ジャズのピアノをやられていますよね。たしか始めたのは30歳のときだったような……。</strong></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/JzinA6X"><img src="https://images.wantedly.com/i/JzinA6X" width="1238" height="820" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">せきぐち：</strong><span>そうですね。実は社会人まで実業団でバレーボールをやっていたんです。ただ、他の選手と一緒にプレーをしていくうちに、なんとなく天井が見えてきてしまって。肩を壊していたり、他にやりたいこともあったので、引退を決めました。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――そんな経歴があったのですね……！ 初めて聞きました。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">せきぐち：</strong><span>ずっとバレーボールに情熱を注いできたので、同じくらい夢中になれる趣味がないかなと探していたら、たまたまツテがあってとあるジャズのイベントに参加したんです。そしたら、それがもうめちゃくちゃかっこよくて！ 「これだ！ わたしもやりたい！」って胸が高鳴りました。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――ジャズと一言で言っても、さまざまな楽器で構成されていると思うのですが、そのなかでもなぜピアノだったんでしょうか。</strong></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/gVfzwrP"><img src="https://images.wantedly.com/i/gVfzwrP" width="1244" height="902" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">せきぐち：</strong><span>ジャズって「セッション」の時間があるんです。ライブとは別に、楽器をやってる人たちが即興で入ってもいいよ、というものなんですが、観客席にいた人が、わたし以外全員ステージに上がったんですよ。目の前でみんなが心から楽しそうに演奏している間、わたしは何にもできなくて。それで、「いいな」「悔しい、やってみたい」って大騒ぎしていたら、ピアノの人が「じゃあ、ピアノやってみる？」って言ってくれたんです。だからピアノ（笑）。声をかけてくれた方がトランペットをやっていたら、トランペットだったかもしれないので、本当にふとしたきっかけからでした。</span></p><h3><span>パリの本店でルブタンを買ったのに、心が動かされなかった</span></h3><p><strong style="font-weight: 600;">――夢中になれるものとしてジャズに出会い、お仕事はどんなことをされていたのでしょうか。</strong></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/ZonviBd"><img src="https://images.wantedly.com/i/ZonviBd" width="1236" height="822" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">せきぐち：</strong><span>いわゆるOLで、営業事務をしていました。待遇もよかったし、スタートアップだけどおやすみも取りやすくて、働く環境としてはとても整っていたと思います。当時のわたしって、「これが幸せ」っていう正解があると考えていて、そのひとつの指標が「ルブタンをパリの本店で買うこと」だったんです（笑）。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――そうなんですか！ 今のせっきーさんを知っていると、そういうふうに考えていた時期があったのは意外です。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">せきぐち：</strong><span>で、行ったんですよ。パリのルブタンに。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――ええっ！（笑）</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">せきぐち：</strong><span>でも、いざ買ってみたら、心が動かされなかったんです。昔は夕焼けを見ただけでも感動できたのに。そもそも、ルブタンがめちゃくちゃ欲しかったわけでも、これを手に入れるために何かを頑張ったわけでもない。そのときに、ようやく「わたしがほんとうにやりたいことってなんだろう？」って自分に目を向けられるようになったんです。</span></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/GMM6He9"><img src="https://images.wantedly.com/i/GMM6He9" width="1242" height="824" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">――誰かにとっての幸せの正解を求めるのではなく。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">せきぐち：</strong><span>そうです。それで、進学する際に大学かグラフィックデザインの専門学校へ行くか迷ったことを思い出して、週末に専門学校へ通うようになりました。</span></p><h3><span>アルバイトスタッフでかかわりはじめて、科学と芸術の丘のディレクターに</span></h3><p><strong style="font-weight: 600;">――その後デザインの仕事に……？</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">せきぐち：</strong><span>そうですね。ただ、意匠だけじゃなく「プロジェクトデザイン」という考え方のもと実践している会社があり、そこにすごく惹かれて入社しました。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――そこではどんなことをされていたんでしょうか？</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">せきぐち：</strong><span>新規事業や新しいことをやりたい会社の実現化をするために、制作やディレクションを行っていました。具体的にわたしはWebの中身のコンテンツをつくったり、編集業務を担当していましたね。我が子のように大事にプロジェクトを育てていくのですが、やはりクライアントワークなので、最後は手放さないといけなくなるんです。本当はそこからが大事だと思っていたので、次第に現場の方へ行きたいなと思うようになりました。</span></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/PKYdRaD"><img src="https://images.wantedly.com/i/PKYdRaD" width="1240" height="822" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">――たしか、せっかく手塩をかけて育てても、すぐに手放さないといけないのはちょっと寂しいですね。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">せきぐち：</strong><span>Webの制作にかかわるのはすごくたのしかったので、自社でメディアを運営しているような事業会社へ転職しようと思い、一社だけ受けました。でも、落ちてしまって。そこから、他にやりたいこともないし、「自分で仕事ってとれるのかな……？」って興味本位でフリーランスに転身することにしました。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――その時期にomusubiと出会ったんですよね。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">せきぐち：</strong><span>はい、当時omusubiから業務委託を引き受けていた知人が紹介してくれて。ちょうど科学と芸術の丘が始まるタイミングで、ディレクター経験者を探していたようだったんです。ただ、不動産屋さんで何ができるかもわからないし、omusubiがどういう会社かもまだよくわからなかったので、最初は時給制のバイトでかかわりはじめました。オフィスにかかってくる電話の対応をしたり、不動産の事務的なことをやったり。</span></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/VgfWoHt"><img src="https://images.wantedly.com/i/VgfWoHt" width="1242" height="902" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">せきぐち：</strong><span>その後、隠居屋、One Table、せんぱく工舎の運営業務に携わるようになって、学芸大学や芸大寮のプロジェクトにもかかわったりもしていたんですが、科学と芸術の丘の時期はその業務にフルコミットしないといけなくなり、科学と芸術の丘のディレクターとしての仕事に専念するようになりました。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――イベントの準備をしているだけで、あっという間に一年が過ぎてしまうくらい準備が大変ですよね……。</strong></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/8ChQfAV"><img src="https://images.wantedly.com/i/8ChQfAV" width="1242" height="824" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">せきぐち：</strong><span>ほんとうに！ 最初はこんなに芸術祭にフルコミットすることになるとは思ってなかったんですけどね（笑）。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――行政の方と一緒にお仕事をする大変さもきっとあると思うんですが、そのあたりはどうでしたか？</strong></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/fZiuZ3u"><img src="https://images.wantedly.com/i/fZiuZ3u" width="1238" height="944" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">せきぐち：</strong><span>普通は行政の方と一緒に何かを実施するのってもっと大変だと思うんですよ。でも、先人の方々が昔からアートの取り組みをすでに長い期間取り組んでいて、PARADISCE AIRが10年間松戸で活動をしてたりとか、「アルスエレクトロニカと戸定邸で国際フェスティバルをやります」って言っても受け入れられる土壌ができていたんだろうなと思っています。それこそ、戸定邸を建てた徳川昭武さんもヨーロッパで見た最先端の科学や芸術を実験していた歴史があるんですよね。だから、その点では苦労を感じるようなことはなかったですね。市の方にも「せきぐちさん、もっとやっちゃってください！」って言われるぐらいですから（笑）。</span></p><h3><span>おもしろい個人商店が集まり、アートイベントを受け入れる土壌のある松戸だからこそ、「科学と芸術の丘」が成り立っている</span></h3><p><strong style="font-weight: 600;">――そういえば今年の科学と芸術の丘は、特にまちの方がたくさん参画してくださっているなと感じました。</strong></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/RyFg76b"><img src="https://images.wantedly.com/i/RyFg76b" width="1240" height="898" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">せきぐち：</strong><span>科学と芸術の丘を、まちの人たちが自分たちの祭りだと思ってくれるといいなと思っていたので、今年は企画段階から入ってもらっていました。わたしが初めて松戸に降り立ったときには、駅前とか駅ビルしかわからなかったんですが、実は個性のある面白いお店がたくさんあるんですよね。宝箱みたいな老舗家庭用品店さんとか、パンがジュエリーケースみたいなショーケースに運ばれて出てくるパン屋さんとか、死生観について考えるお花屋さん、とか。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――それはおかやま生花店さんだ（笑）。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">せきぐち：</strong><span>当たりです（笑）。松戸って、きっと東京の人にとっては、ふらっとくる場所ではないと思うんです。だけど、科学と芸術の丘を通じて、「松戸ってこんなに面白いお店が多いんだ」とか「面白いまちだな」って感じてもらえる声を聞くととてもうれしいですね。</span></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/Fxd4wsP"><img src="https://images.wantedly.com/i/Fxd4wsP" width="1240" height="1064" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">――わたしも都内に住んでいて、これまで松戸に来たことはほとんどなかったのですが、通えば通うほど気になるお店が増えるまちだなと思っています。今年で5回目の開催でしたが、続けることで感じる課題はありますか？</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">せきぐち：</strong><span>科学と芸術の丘はイベントなので、どれだけ時間をかけても、二日限りでその場はなくなってしまいます。それを「どうやって日常に残すか」「日常と非日常の循環って？」っていうのが、今年の議論としてあがっていました。</span></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/5rJci2v"><img src="https://images.wantedly.com/i/5rJci2v" width="1242" height="950" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">せきぐち：</strong><span>その取り組みのひとつにPARADISE AIRに来たアーティストの方に私たちがつながりのあるお店をご紹介することで、今後もアーティストは発表の機会を得て、お店はアート作品を店内に展示ができるといったいい関係性が続いたら嬉しいなと思っています。過去やった空き家を使った展示の機会も作れたらいいですよね。世界中で活躍しているアーティストやサイエンティスト、アカデミックな方々ともご一緒できる機会なので、さらに新しい事業や取り組みをしたい個人から大手企業の方々とも良い形で繋いでいける機会に成長していけたらいいなと思っています。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――科学と芸術の丘で、これからやってみたいことがあればぜひ教えてください。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">せきぐち：</strong><span>アートマネジメントの勉強をしていると、文化やアートがいかに「人の幸福度」や「生きがい」「感性」にいかに影響があるかということを学びますし、自分自身も実体験として経験しています。科学と芸術の丘は、いろんな奇跡が積み重なってできていることなので、よりいいかたちで継続していきたいですね。</span></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/uECQZRA"><img src="https://images.wantedly.com/i/uECQZRA" width="1238" height="942" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">せきぐち：</strong><span>今年、展示いただいたアーティストのひとりであるMatthew Waldmanさんの作品を見て、ちっちゃい女の子が「これ血管みたい！納豆かな〜？」とすごく的を得た感想を自由に発言した後に、「これなんですか？」ってMatthew先生に直接聞いている場面に立ち会って、すごくいいなと思ったんです。子どもの頃からいろんな生き方をしている人に出会ったり、さまざまな感性に触れる機会があることで、世界が広がるはずだから。こういった小さな接点を、これからもできる範囲でつくっていきたいです。</span></p><p><br></p><div class="separator-container"><div class="separator-dot"></div><div class="separator-dot"></div><div class="separator-dot"></div></div><p><span>取材・撮影＝ひらいめぐみ</span></p><p><br></p><p><br></p></div>]]>
      </content:encoded>
      <media:thumbnail>https://d2v9k5u4v94ulw.cloudfront.net/small_light(dw=1440,dh=630,da=s,ds=s,cw=1440,ch=630,cc=FFFFFF)/assets/images/16086692/original/1dce61b7-94cc-4998-b030-eba5d6dece84?1701160160</media:thumbnail>
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      <category>企画</category>
      <category>運営</category>
      <category>不動産</category>
      <category>マネージャー</category>
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      <dc:creator id="177431335" nameJa="吉原 あやか" nameEn="" avatarUrl="https://images.wantedly.com/i/wK1sRSx?w=200" job="人事" description="長野県出身。大学入学と共に上京。卒業後は大学在学中のDJ経験から映像業界へ飛び込み、男社会の中で揉まれる。BONUS TRACKの誕生をきっかけにomusubi不動...">吉原 あやか</dc:creator>
      <pubDate>Sun, 26 Nov 2023 20:00:17 +0900</pubDate>
      <description>omusubi不動産の紹介をすると「いろいろなバックグラウンドの人が働いていて面白いですね」と言っていただくことが...</description>
      <title>メンバーに聞いてみた｜BONUS TRACK MEMBER’S マネージャー つかざき</title>
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        <![CDATA[<div><p><span>omusubi不動産の紹介をすると「いろいろなバックグラウンドの人が働いていて面白いですね」と言っていただくことがよくあります。きっかけはそれぞれ違うけれど、「omusubi不動産」という会社に集い、同じ方向を目指して日々精進しています。</span></p><p><span>omusubi不動産の一番の魅力は、一緒に働いているひとりひとり。どんな人が、どんなことをしているのか。どうやってomusubi不動産にたどりつき、一見、ちょっと変わった不動産屋で働いてみようと思ったのか。この連載では、omusubi不動産の日常の様子を覗きながら、なかで働くスタッフに話を聞いていきます。</span></p><p><br></p><div class="separator-container"><div class="separator-dot"></div><div class="separator-dot"></div><div class="separator-dot"></div></div><p><strong style="font-weight: 600;">プロフィール</strong><br><span>1996年生。スタートアップのブランディングやイベント運営の経験を経て2020年にomusubi不動産に入社。BONUS TRACKのコワーキング・イベントスペースの企画運営を軸に、その場・時間にしか生まれ得ないグルーヴづくりに奮闘中。</span></p><p><br></p><div class="separator-container"><div class="separator-dot"></div><div class="separator-dot"></div><div class="separator-dot"></div></div><h2><span>仕事に欠かせないアイテムたち</span></h2><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/QpMtT19"><img src="https://images.wantedly.com/i/QpMtT19" width="1238" height="830" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">――事前につかざきさんには、「自分を表すもの」を持ってきてくださいとお伝えしていましたが、こちらのアイテムは……？</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">つかざき：</strong><span>これらは仕事に欠かせないものたちです。右から時計回りにご紹介すると、日焼け止めクリーム、ヘアオイル、手鏡、リップです。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――手鏡が渋くてかわいいですね。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">つかざき：</strong><span>これは古道具屋さんで購入しました。普段こういうものってすぐ失くしちゃうんですが、めずらしく4年くらい愛用しています。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――この中でも特に大事にしているものはありますか？</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">つかざき：</strong><span>リップですね。塗っているのと塗っていないのでは気持ちの持ちようが違うんです。リップを塗っていると、自信が湧いてきて。わたしの肌の色がくすみがちなので、リップがあると2割増しでかわいくなれている気持ちになります（笑）。</span></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/iCHZfdf"><img src="https://images.wantedly.com/i/iCHZfdf" width="1242" height="898" alt=""></figure><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/7Wv2Vv6"><img src="https://images.wantedly.com/i/7Wv2Vv6" width="1242" height="948" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">つかざき：</strong><span>お姉ちゃんが、塚崎家にもっとも合う色だって教えてくれてから、この色を気に入って使っています。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――仲良し！それは間違いないですね（笑）</strong></p><h2><span>デザイン会社から、未経験で場のプロデューサーに</span></h2><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/ez1N51p"><img src="https://images.wantedly.com/i/ez1N51p" width="1236" height="822" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">――つかざきさんは、omusubi不動産（以下omusubi）に入る前はどんなお仕事をしていたんですか？</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">つかざき：</strong><span>今のお仕事をする前は、新卒で入ったデザイン会社でプロジェクトマネージャーとして働いていました。人数の少ない会社だったので、プロジェクトの管理を覚えつつ、新入社員として日々の掃除からちょっとした企画まで幅広く動いてました。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――デザインのお仕事にはいつごろから興味があったんですか？</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">つかざき：</strong><span>デザインというよりか、学生時代から社会で実現されてる面白いプロジェクトに興味があって。でも当時は憧れの人とか、ロールモデルにしている人はいなくて……。漠然と、クリエイティブの業界で働けたらそれが実現するかなあ、と思っていました。実際社会人として働いてみると、自分が興味を持っているのって、もっと「お茶の間」的な、ひらけた場所、「まち」を舞台に届けるべきメッセージを発信することなのかなと、そういったところにかかわることをやってみたいな、と次第に感じるようになりました。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――ふむふむ。</strong></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/KDV6gCU"><img src="https://images.wantedly.com/i/KDV6gCU" width="1244" height="1000" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">つかざき：</strong><span>前職を辞めたタイミングで、そういったひらけた場にかかわれる仕事を探していた折に、知り合いの方からBONUS TRACK MEMBER’Sのサブマネージャーの求人を教えていただいて。BONUS TRACKを運営する散歩社の代表である小野さん、内沼さんのnoteや、求人の記事を読んでいると、すごく肌に合っていそうな場所だな、と思いました。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――BONUS TRACK以外にも場づくりにかかわるお仕事はあると思うのですが、どんなところにより魅力を感じたんでしょう。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">つかざき：</strong><span>そうですね。BONUS TRACKって、目指す方向は同じでも、小野さんや内沼さんをはじめ、色んなテナントで働く方がさまざまなバックグラウンドやスキルを持っている方がかかわっていて、すごく有機的な場なんだろうなと。</span></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/1efaCkC"><img src="https://images.wantedly.com/i/1efaCkC" width="1244" height="908" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">――たしかに、一般的な商業施設を運営している一般的な会社を想像すると、不動産屋さんだったり、施設運営に特化した会社が浮かびます。塚崎さんはBONUS TRACKでは具体的にどんなお仕事をしているんでしょうか。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">つかざき：</strong><span>今3つの場の運営に携わっています。ひとつは最初に応募していたBONUS TRACK MEMBER’S、もうひとつはHOUSEやSTANDの運営ですね。さらに、ナワシロスタンドの運営にもかかわっています。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――実際働いてみて、どうですか？</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">つかざき：</strong><span>実は、もともと遠慮がちな性格だったんです。でも、イベントで場を使ってくださる利用者さんの「本気」に毎日触れるので、利用者さんと最高の場を作づくりに自分も同じ目線で施設側としてできることをしながら向き合おう、とするうち、だんだん自分自身が変わってきて。その熱意に応えられるよう、力になりたい、と少し前のめりで利用者さんのサポートをするようになったり、自分から積極的にコミュニケーションをとりにいけるようになったことで、人とのつながりがぐんと広がった気がします。</span></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/vcEQeid"><img src="https://images.wantedly.com/i/vcEQeid" width="1244" height="826" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">――BONUS TRACKやナワシロスタンド、複数の場の運営を担当しているんですよね。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">つかざき：</strong><span>BONUS TRACKの運営にある程度慣れてきた頃、気づいたらナワシロスタンドも。6月には「NO BIG DEAL！」というイベントの企画ディレクションも担当したりと、最近まではちょっとめまぐるしかったかもですね！（笑）</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――もともとは自分の担当じゃない仕事が増えるのって、結構負担も大きいですよね。でも急に新しいことをやることになっても、ふてくされずに、すっとやれちゃうところがすごいと思います。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">つかざき：</strong><span>それは前職の影響があるかもしれないですね。新卒で入社して、社内で一番若手だったので、スタッフのみんなに愛ある強めのダメ出しを受けながら（笑）、とにかくいろんな雑務をこなしていたんです。掃除だったり、Wi-Fiの契約だったり……。だからomusubiに入ったときに待遇があまりにも違ってびっくりしました（笑）。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――あれ？ 優しいな？ って（笑）。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">つかざき：</strong><span>そうです、そうです（笑）。そういう前職の経験もあって、分からなくてもとりあえずやってみる、っていう姿勢が身に染み付いているのかもしれません。BONUS TRACKを中心に、そこで生まれる企画やひとに関わることで、まちの今の実態を立体的に捉えることができて、純粋に面白さを感じてます。</span></p><h2><span>場の運営に必要なのは、自分の軸を持ち、おせっかいであること</span></h2><p><strong style="font-weight: 600;">――場づくりのプロデューサーとして未経験だったところから、今ではBONUS TRACK MEMBER’S、ナワシロスタンド運営のマネージャーとして場を引っ張ってくれていますが、アシスタントの募集も行っているんですよね。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">つかざき：</strong><span>そうなんです。ちょうど先日からアルバイトスタッフとしてかわさきさんが入ってくれたのですが、業務委託のアシスタントは引き続き募集しています。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――未経験でマネージャーになった塚崎さんから見て、どんな方だとアシスタントの業務に向いてそうだなと思いますか？</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">つかざき：</strong><span>そうですね、スキル的なところではない話だと、人との関わり方において「気持ちいい」「気持ち悪い」の軸があることが大事なんじゃないかなと思っています。</span></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/nu6DEtj"><img src="https://images.wantedly.com/i/nu6DEtj" width="1238" height="888" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">――「軸」、ですか。それはどんなところで仕事に影響があるんでしょう……？</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">つかざき：</strong><span>omusubiの中には、不動産やまちづくり、場の運営などさまざまな視点を持ったスタッフがいます。どれが正解というわけではないからこそ、自分に軸がないと、どうして自分がそうしたいと思っているのか、それがいいと思っているのか、伝わりづらくなってしまう。社内外問わず、自分の軸があった方がコミュニケーションがとりやすい気がしますね。</span></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/FFCNJ3Z"><img src="https://images.wantedly.com/i/FFCNJ3Z" width="1238" height="830" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">――なるほど。BONUS TRACKやナワシロスタンドのような場所自体、いろんな人・物が集まりやすいからこそ、「なんでもいい」ではなく「自分はこう思うからこうしたい」という軸があることはすごく大事ですね。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">つかざき：</strong><span>そうですね。あとは、「静」か「動」で言ったら「動」の人かなあ。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――「動」の人。</strong></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/RifK57V"><img src="https://images.wantedly.com/i/RifK57V" width="1240" height="832" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">つかざき：</strong><span>利用者さんやかかわる人を、おせっかいなくらい気にかけられたり、いろいろなところに興味を持って、アンテナを張っていられる人だと、きっとこのお仕事を楽しくやれるはずです。おせっかいになるところは、わたしもまだまだなんですけど……（笑）。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――友だちならともかく、相手が関係を構築していっている利用者さんなら、少しくらいおせっかいにならないと困っていることに気づけなさそうですもんね。</strong></p><h2><span>下北沢は、文脈があるお店が集うまち</span></h2><p><strong style="font-weight: 600;">――今は毎日のように下北沢や代田エリアで過ごされていると思うのですが、もともと下北沢はよく来るまちでしたか？</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">つかざき：</strong><span>学生のときはときどき足を運ぶこともありましたが、働くようになってから、初めてこの辺りのエリアについて知りました。小田急線の跡地が開発されていたことも、BONUS TRACKの求人を見つけるまでは知らなくて。</span></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/GwWPSsm"><img src="https://images.wantedly.com/i/GwWPSsm" width="1242" height="826" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">つかざき：</strong><span>日々働いているなかでも発見があって、すごく面白い場所だなと思います。多い日だとBONUS TRACKとナワシロスタンドを一日に3回くらいは自転車で行き来するんですが、そういった日常の移動でここ（ナワシロスタンド）の近くにある小道具屋さんを見つけたり。それぞれの文脈があってお店が存在していると思うので、そういったお店に行くのが楽しいですね。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――仕事場であるBONUS TRACKにも個性的なお店が揃っていますよね。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">つかざき：</strong><span>そうですね。「pianola records」というレコード屋さんがあるんですが、pianolaさんがなければレコードプレーヤーを買って、レコードを聴くなんてこともなかっただろうなあ、とか。omusubiメンバーだけでなく、入居しているテナントさんから刺激をいただくことも多いです。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――お気に入りの場所はできましたか？ 下北沢でここがおすすめだよ、という場所があったらぜひ教えてほしいです。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">つかざき：</strong><span>実はわたしもまだ行ったことがないんですが、北沢タウンホールに屋上庭園があるらしくて。どこもかしこも賑わっている下北沢のイメージとは打って変わって、その屋上庭園は開放的な空間で、あまり知られていない穴場スポットのようです。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――お散歩で歩き疲れたり、買い物に行ったあとにふらっと休憩するのにちょうどよさそうですね。その他に気に入っている場所はありますか？</strong></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/sKDxhCD"><img src="https://images.wantedly.com/i/sKDxhCD" width="1242" height="902" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">つかざき：</strong><span>あとはコワーキングスペースのLOUNGEのこの景色ですね。窓の外から下北沢のまちが一望できるんです。下北沢駅からBONUS TRACKまでの道が開通するまでの工事の様子を見ながら仕事をしていました。このまちの変化を眺めながら、わたし自身もその変化の一部として、かかわっているBONUS TRACKやナワシロスタンドを、誰にとっても心地の良い場所にしていきたいです。</span></p><p><br></p><div class="separator-container"><div class="separator-dot"></div><div class="separator-dot"></div><div class="separator-dot"></div></div><p><span>取材・撮影＝ひらいめぐみ</span></p><p><br></p></div>]]>
      </content:encoded>
      <media:thumbnail>https://d2v9k5u4v94ulw.cloudfront.net/small_light(dw=1440,dh=630,da=s,ds=s,cw=1440,ch=630,cc=FFFFFF)/assets/images/16026330/original/d0cebbbd-d489-4e71-9b30-f5f9fd1867ba?1700900476</media:thumbnail>
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      <category>広報</category>
      <category>不動産</category>
      <category>コミュニティ</category>
      <category>リノベーション</category>
      <category>まちづくり</category>
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      <dc:creator id="177431335" nameJa="吉原 あやか" nameEn="" avatarUrl="https://images.wantedly.com/i/wK1sRSx?w=200" job="人事" description="長野県出身。大学入学と共に上京。卒業後は大学在学中のDJ経験から映像業界へ飛び込み、男社会の中で揉まれる。BONUS TRACKの誕生をきっかけにomusubi不動...">吉原 あやか</dc:creator>
      <dc:creator id="18380420" nameJa="落合 紗菜" nameEn="Sana Ochiai" avatarUrl="https://images.wantedly.com/i/V6b5pYH?w=200" job="マーケティング" description="東京都出身。&#10;友人に誘われてゲストハウスの立ち上げのため、縁もゆかりもない北の大地に移住した経験から「まちづくりに興味を持つ。他社での賃貸営業経験を経て、2021年...">落合 紗菜</dc:creator>
      <pubDate>Thu, 26 Oct 2023 18:00:17 +0900</pubDate>
      <description>omusubiとの縁をつないでくれた、北海道のゲストハウス――おちあいさんは元から下北沢辺りでお仕事を探していたん...</description>
      <title>メンバーに聞いてみた｜広報　おちあい</title>
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        <![CDATA[<div><h3><span>omusubiとの縁をつないでくれた、北海道のゲストハウス</span></h3><p><strong style="font-weight: 600;">――おちあいさんは元から下北沢辺りでお仕事を探していたんですか？</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">おちあい：</strong><span>いえ、実は転職を考えてomusubiに応募したわけではなかったんです。前職の不動産の賃貸仲介をしている会社で働いていたとき、たまたま担当したお客さんが共通の知人もいるということで意気投合し、話の流れでふとomusubiに興味があることを話したら、「友だち社内にいるから紹介しようか？」って言ってくださって。その後気持ちが先走ってしまい、ご紹介いただく前に自分で応募してしまったんですが……（笑）。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――omusubiのことは以前から知っていたんですね。きっかけはなんだったのでしょう。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">おちあい：</strong><span>地元が小田急線沿いだったので、電車の中吊りでBONUS TRACKができることやテナント募集を目にしていたんです。そこで、omusubi不動産の存在を知りました。当時も求人情報を見てみたりしていたんですが、経験者を求めているようだったので、まだ即戦力にはなれないな、と。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――応募したタイミングは、賃貸仲介の会社で経験をある程度積めていたから、というのがあったんですね。今回自分を表すものとして手ぬぐいを持ってきてくださっていますが、これを選ばれたのはどうしてですか？</strong></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/nAz36qb"><img src="https://images.wantedly.com/i/nAz36qb" width="1234" height="822" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">おちあい：</strong><span>以前働いていた北海道のゲストハウス「コケコッコー」の手ぬぐいなんですが、先ほどお話した前職のお客さんの共通の知人というのも、この代表の相方さんで。他にもomusubiで働き始めてみたら、釧路時代の知人に関係する方がBONUS TRACKにはたくさんいて、今自分がここで働いているのは、このゲストハウスがつないでくれたご縁のおかげだなと感じています。それで今回は何かコケコッコーを表すものを持ってきたいなと思い、象徴として手ぬぐいを持ってきました。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――「コケコッコー」ではどういう経緯で働くことになったんでしょうか。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">おちあい：</strong><span>新卒で入ったCGの会社を辞めた後に、旅をして、いろんなゲストハウスに泊まっていた時期がありました。そのときに、「次はゲストハウスで働いてみたい」という気持ちになって。いろんな地域からいろんな人が行き交って、さまざまな情報が入ってくるのが面白そうだなって思ったんです。</span></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/4VnkG54"><img src="https://images.wantedly.com/i/4VnkG54" width="1232" height="816" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">――ふむふむ。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">おちあい：</strong><span>そしたら、たまたまゲストハウスで働くことに興味を持っていた時期に、釧路へUターンしていた友だちが東京に遊びに来ていて、いきなり「実はゲストハウスを地元に作ろうとしてて、そのスタッフとして誘いにきたんだけどどう？」と（笑）。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――そんなぴったりなタイミングで！（笑）</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">おちあい：</strong><span>わたしもびっくりでした（笑）</span><strong style="font-weight: 600;">。</strong><span>先ほども言った通り地元がこの辺なので、「帰れる田舎」が欲しかったんですよね。進学や就職のときもあいにくご縁がなく、どちらも都内で過ごしてきたので、もうこれは行くしかないなと即快諾しました。現実的なこととか何も考えずに言うけど、とりあえず行くわ、って（笑）。</span></p><h3><span>“はじめまして”が好き。初対面の人と話すのがたのしい</span></h3><p><strong style="font-weight: 600;">――ゲストハウス、不動産の賃貸仲介の会社を経てomusubiへ入社されたとのことですが、今の仕事でたのしいなと感じるのはどんなところですか？</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">おちあい：</strong><span>ゲストハウスで働こうと思ったきっかけもそうなんですが、人と話すことで、知識や興味の幅が広がるところですね。自分とは違う人生を歩んできた人のお話が聞けるのが面白いなと。「はじめまして」が好きかも。初対面の方と話すのがすごくたのしいんです。</span></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/DBDXvb1"><img src="https://images.wantedly.com/i/DBDXvb1" width="1228" height="814" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">――すごい！ 緊張したり何話したらいいだろう、って困ることはないですか？</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">おちあい：</strong><span>気づけば勝手に話し出してます（笑）。自己開示することにもまったく抵抗がないので、自分のことを話しているうちに仲良くなっていることが多いですね。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――転職したことで、仕事の進め方などこれまでの会社との違いはありましたか？</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">おちあい：</strong><span>自分自身の仕事の進め方は変えていないのですが、omusubiでは紹介で来てくださる方が多いことや、住居だけじゃなくお店の方へのテナントのご紹介があることで、来るお客さんの層が一般的な不動産屋さんと比べるとちょっと特殊かもしれません。</span></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/NDftdF8"><img src="https://images.wantedly.com/i/NDftdF8" width="1230" height="818" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">おちあい：</strong><span>ご紹介の方だとomusubiのことを元から知ってくださっているので、顔が見える関係性が築けているなと感じます。松戸と比べると下北沢支店は他の会社が管理されている物件を扱うことが多いので、管理物件を増やしていくことが今後の課題ですね……！</span></p><h3><span>売上が思うように上がらなかったときに救われた、ある言葉</span></h3><p><strong style="font-weight: 600;">――在籍して一年ちょっとが経つそうですが、入社して印象的だった出来事はありますか？</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">おちあい：</strong><span>売り上げが全然上がらないことで悩んでいるとき、殿さん（代表）に「落合さんはomusubiらしい営業の仕方を探しているところで、種を蒔いている時期なのかもね」と声をかけてもらったことです。この言葉の通りじゃなかったかもしれないんですが、今omusubiのファンをつくってくれているんだね、というニュアンスで。</span></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/YUZJ6kF"><img src="https://images.wantedly.com/i/YUZJ6kF" width="1232" height="820" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">――それはいつ頃ですか？</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">おちあい：</strong><span>去年の秋ごろだったと思います。入社して数ヶ月が経ち、初めて売買案件を扱うことになったタイミングでもあり、あらゆることがうまくいかない時期だったのですごく救われました。殿さんとミーティングが終わった後って、毎回「何かできるかも」って気持ちになるんですよ。上を向かせるのがすごくうまいなって思います。あと、「こういうことは得意じゃない？」と長所を見つけて伸ばしてくれるのもありがたいですね。</span></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/HSn6Nw8"><img src="https://images.wantedly.com/i/HSn6Nw8" width="1234" height="826" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">――例えばどんなことがありましたか？</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">おちあい：</strong><span>入社する面接のとき、「小さいころ何してた？」って聞かれて。思い返してみると、兄と弟がスポーツをやっていたので、両親もその付き添いで家にいないことが多く、週末はよく一人で留守番していたんです。そのときに、新聞の折り込み広告のマンションや戸建のチラシを朝分別して、ごはん食べながら間取り図を並べて、自分なりに「ここに住むならどんなふうに住むか」っていう遊びをしてたな……と（笑）。その話を殿さんにしたら「間取りを見て自分の妄想を語るイベントをやろう」と提案してもらって、実際に昨年末 インスタライブでやらせてもらいました。今は他の仕事との兼ね合いもあってできていないんですが、好きなことや得意なことで仕事の幅を広げる機会があるのがomusubiならではだなと感じますね。</span></p><h3><span>一度離れたからこそわかる、地元の良さ</span></h3><p><strong style="font-weight: 600;">――地元から近いエリアで働いてみて、昔と違うなと感じることはありますか？</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">おちあい：</strong><span>地元に対する捉え方が変わりました。北海道のゲストハウスで東京を離れるまでは、不足がないことへの不満があったんです。駅前で必要なものが全部揃うようなまちで生まれ育って、「何でもあるけど何にもない」ような気がしちゃって。実際北海道のゲストハウスがある阿寒町へ行ってみたら、国道沿いにコンビニが一軒と、電気屋さんや和菓子屋さんなどの個人商店が一軒ずつくらいあるような田舎だったので、「何もなくて素晴らしい……！」と感激しました（笑）。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――それはギャップ差も大きいですね（笑）。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">おちあいさ：</strong><span>ただ、なりゆきでまた東京に戻ることになり、いざ帰ってきてみると、小さい頃から知ってる人もいて、何でも揃って便利で、やっぱりいいところだよな、と。一回離れてみたからこそ気づけたことかもしれません。</span></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/WMKQpYE"><img src="https://images.wantedly.com/i/WMKQpYE" width="1234" height="818" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">――離れてみるからこそ気づく良さってありますよね……！ 最後に、下北沢でお気に入りの場所やお店があればぜひ教えてください。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">おちあい：</strong><span>個人的な推しは、町中華の珉亭と、HONEYっていうパン屋さん。HONEYは荻窪に住んでいたころよく行っていたお店だったんですが、最近下北沢にもオープンしたみたいで、とてもうれしいです。全部おいしいんですが、たまごサンドが特におすすめです！</span></p><p><br></p><div class="separator-container"><div class="separator-dot"></div><div class="separator-dot"></div><div class="separator-dot"></div></div><p><span>執筆・撮影＝ひらいめぐみ</span></p></div>]]>
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      <media:thumbnail>https://d2v9k5u4v94ulw.cloudfront.net/small_light(dw=1440,dh=630,da=s,ds=s,cw=1440,ch=630,cc=FFFFFF)/assets/images/15524316/original/39efac98-df1f-44f3-aa86-4c1521268e98?1698290855</media:thumbnail>
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      <category>人事</category>
      <category>不動産</category>
      <category>リノベーション</category>
      <category>まちづくり</category>
      <category>賃貸営業</category>
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      <dc:creator id="177431335" nameJa="吉原 あやか" nameEn="" avatarUrl="https://images.wantedly.com/i/wK1sRSx?w=200" job="人事" description="長野県出身。大学入学と共に上京。卒業後は大学在学中のDJ経験から映像業界へ飛び込み、男社会の中で揉まれる。BONUS TRACKの誕生をきっかけにomusubi不動...">吉原 あやか</dc:creator>
      <pubDate>Sat, 21 Oct 2023 18:00:12 +0900</pubDate>
      <description>あのときのDJの経験があったからこそ、今ここにいるのかもしれない――自分を表すものとして今回持ってきているのは……...</description>
      <title>メンバーに聞いてみた｜コーポレート よしはら</title>
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        <![CDATA[<div><h3><span>あのときのDJの経験があったからこそ、今ここにいるのかもしれない</span></h3><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/9YzXvHq"><img src="https://images.wantedly.com/i/9YzXvHq" width="1232" height="820" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">――自分を表すものとして今回持ってきているのは……？</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">よしはら：</strong><span>大学生の頃に買ったヘッドホンです。学生時代、年齢も学校も違う人たちと遊ぶことが多かったのですが、あるとき学外の友人から「DJやってみる？」と誘われて、そのときに購入しました。20歳くらいに買ったので、結構年季が入っているんですが（笑）。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――今も大事に持っているんですね。どうしてこれを「自分を表すもの」として選んだのでしょうか。</strong></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/UmeXR2w"><img src="https://images.wantedly.com/i/UmeXR2w" width="1232" height="816" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">よしはら：</strong><span>DJをやるようになったことで、音楽に興味を持つ人との交友関係が広がっていき、就職先も音楽関係の企業へ行こうと考えるようになったんです。最終的には音楽から派生して映像の会社に就職しましたが、映像の会社に入らなければ、omusubiで働くこともなかったかもしれないな、と。そう考えたら、今自分がここで働いている、ここにいる原点は、DJをやりはじめたあの日かもしれないなと思います。</span></p><h3><span>午前はomusubiの仕事、午後は映像の会社で働くダブルワークの生活</span></h3><p><strong style="font-weight: 600;">――先ほど「映像の会社に入らなければ、omusubiで働くこともなかったかもしれない」と言っていましたが、どういった経緯で映像の会社から不動産のomusubiで働くことになったのでしょうか。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">よしはら：</strong><span>omusubiで働くまでに、映像の会社を3社経験したのですが、前職は14時までに出社すればよい会社だったんです。一応定時は10時から19時と決まっていて、最初はその時間帯に来ていたのですが、19時に帰ってしまうと、一緒に働く人と仕事がうまく進められないことに気づいて……。</span></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/M5LPqNU"><img src="https://images.wantedly.com/i/M5LPqNU" width="1238" height="824" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">――たしかに14時から出社する人に合わせると、19時ってまだこれから働くぞ、っていう時間帯ですよね。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">よしはら：</strong><span>そうなんです。アニメーションを作るCGの会社でイラストレーターやデザイナーの制作進行を担当していたので、相手ありきの職種ということもあって、わたしも次第に14時ごろから出社するようになりました。でも、そうなると午前中が空いてしまうじゃないですか。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――うんうん、そうですね。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">よしはら：</strong><span>それに、前職の会社の場合、イラストレーターやデザイナーの人は利益に応じてインセンティブをもらえていたのですが、制作進行にはインセンティブがなかったんです。だから「それなら自分で収入を増やそう」と思い、空いた午前中に働ける仕事を探すことにしました。</span></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/XYbqG4w"><img src="https://images.wantedly.com/i/XYbqG4w" width="1234" height="824" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">――それはいつごろですか？</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">よしはら：</strong><span>2020年の夏ごろでしたね。いろいろ見ているなかで、ふとBONUS TRACKができたことを思い出して。家から近いことや、下北沢のエリアが変わっていく過程にかかわれるのは面白そう、という気持ちもあり、ここで働いてみたいな、と。そのなかでデスクワークの経験が生かせそうな仕事がしたかったので、omusubiで募集をかけていたコワーキングスペースの受付事務に応募しました。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――ということは、最初はomusubiと映像の会社を掛け持ちしていたということでしょうか……？</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">よしはら：</strong><span>そうですね、なんだかんだ2年くらいはその生活でした（笑）。今のようにフルタイムで働くようになったのは、映像の会社を退職した2022年の春からですね。</span></p><h3><span>映像業界で働きながら感じた、働く環境を整えることの大切さ</span></h3><p><strong style="font-weight: 600;">――ダブルワークの生活から、映像会社を辞めてomusubiで人事の仕事をしたいと思うようになるまでに、どんな心境の変化があったのでしょうか。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">よしはら：</strong><span>これまで働いていた映像の会社は、どこも小さい会社だったこともあり、働く環境が整っていないことがほとんどでした。でも、働いている時間って、一日の中でも占める割合が結構大きいじゃないですか。社内のメンバーの相談に乗っているうちに、「せっかくならみんなが生き生きと働ける方がいいよな」と社内の環境を整えることに興味が湧いてきて。</span></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/p8fNdnY"><img src="https://images.wantedly.com/i/p8fNdnY" width="1236" height="818" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">――会社の規模が小さいと、なかなか手が回り切らなくなってしまう部分ですよね。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">よしはら：</strong><span>そうなんです。それで、心理カウンセラーや産業医、人事の職種に興味を持って、前職で相談してみることにしました。ただ、今の会社の規模では受け入れ体制が整えられない、と言われてしまって。そんなとき、omusubiでかかわっていたスタッフや殿塚さんに「こんなことがやりたいんです」と話したら、会社でこれからやりたいと思っていることとわたしがやりたいことが、タイミングよく重なっている時期で。omusubiも人事の採用は初めてだったので、最初の半年くらいは探り探りで進めていましたが、去年の9月から正社員として今の業務に携わるようになりました。</span></p><h3><span>omusubi不動産を田んぼに例えるとしたら、今どんな時期？</span></h3><p><strong style="font-weight: 600;">――omusubiで人事のお仕事をやることで、会社がこんなふうになったらいいな、と考えていることはありますか？</strong></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/J1SwABi"><img src="https://images.wantedly.com/i/J1SwABi" width="1240" height="818" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">よしはら：</strong><span>omusubiで働くメンバーは、正社員だけでなく、さまざまな雇用形態で関わってくれている人たちがいるので、多様な働き方を受け入れるための土台が安定したらいいなと思っています。人数も増えてきたので、みんなが気持ちよく働けるようなルールづくりの整備がこれからは必要になってくるな、と考えているところです。</span></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/9dV15Cs"><img src="https://images.wantedly.com/i/9dV15Cs" width="1236" height="824" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">――どんな人がomusubiに合いますか？</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">よしはら：</strong><span>omusubiのビジョンに共感した上で、自分は何ができるのか考えられる人が働きやすいんじゃないかなと思います。あと、まだ小さい会社なので、omusubiを一緒に作ろうと思える人。能動的に動いたり、「こうした方がいいんじゃないですか」と自ら提案しやすい会社なので、小さい会社やベンチャーで働いたことのある方にとっては、すごく耕し甲斐のある会社なんじゃないかなと思います。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――田んぼだけに……！（笑） ちなみに今のomusubiを田んぼを育てる過程で例えると、どの辺だと思いますか？</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">よしはら：</strong><span>どの辺なんだろう（笑）。田植えは終わってるのかなあ。植え終えたけど、自然の天候が悪かったり、っていうのがあって、「どうする？」ってときかも（笑）。殿塚さんや他のメンバーにも聞いてみたいですね。</span></p><p><br></p><div class="separator-container"><div class="separator-dot"></div><div class="separator-dot"></div><div class="separator-dot"></div></div><p><span>取材・撮影＝ひらいめぐみ</span></p></div>]]>
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      <media:thumbnail>https://d2v9k5u4v94ulw.cloudfront.net/small_light(dw=1440,dh=630,da=s,ds=s,cw=1440,ch=630,cc=FFFFFF)/assets/images/15432024/original/bbf3ef25-9867-498e-8586-8a3ac938688e?1697872548</media:thumbnail>
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      <category>企画</category>
      <category>営業</category>
      <category>不動産</category>
      <category>リノベーション</category>
      <category>まちづくり</category>
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      <dc:creator id="177431335" nameJa="吉原 あやか" nameEn="" avatarUrl="https://images.wantedly.com/i/wK1sRSx?w=200" job="人事" description="長野県出身。大学入学と共に上京。卒業後は大学在学中のDJ経験から映像業界へ飛び込み、男社会の中で揉まれる。BONUS TRACKの誕生をきっかけにomusubi不動...">吉原 あやか</dc:creator>
      <dc:creator id="11907733" nameJa="日比野 亮二" nameEn="Ryoji Hibino" avatarUrl="https://images.wantedly.com/i/nxDVD94?w=200" job="セールス" description="シェアオフィス・コワーキングスペースの開発・運営、空き家（戸建て・寮・倉庫・アパート・マンションなど）/土地の活用/コンサルティング、企業提携と深度化、自社の強みを...">日比野 亮二</dc:creator>
      <pubDate>Fri, 20 Oct 2023 18:00:13 +0900</pubDate>
      <description>カレンダーに、その日気づいたメモを書くのが習慣――ひびのさんが自分を表すものとして持ってきてくださったのは……壁掛...</description>
      <title>メンバーに聞いてみた  | エリアリノベーション ひびの</title>
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        <![CDATA[<div><h3><span>カレンダーに、その日気づいたメモを書くのが習慣</span></h3><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/M9HYk1f"><img src="https://images.wantedly.com/i/M9HYk1f" width="1232" height="816" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">――ひびのさんが自分を表すものとして持ってきてくださったのは……壁掛けカレンダーですか？</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">ひびの：</strong><span>そう、百均で買ったカレンダー。日記みたいに、その日あったことや、気づきなんかを書いてました。忙しいときは全然書いてなかったりするんだけど（笑）。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――ほんとだ、ぽっかり空白の月もありますね（笑）。昔から日記をつける習慣があったんですか？</strong></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/XgaDU5D"><img src="https://images.wantedly.com/i/XgaDU5D" width="1236" height="822" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">ひびの：</strong><span>日記はなかったですね。もともとやってたのは、気になったことをノートにメモしていたくらい。20代前半とかはお気に入りの美容院について、「なぜ俺はそこへ行くのか」っていうのを書いていました（笑）。なぜ何度も通っているのか、とか。感情の揺れ動きに興味があるんです。</span></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/9Tu7a4U"><img src="https://images.wantedly.com/i/9Tu7a4U" width="1234" height="812" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">――メモはともかく、日記やその日感じたことをここまで細かく記録できるのは、なんというか才能な気がします……。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">ひびの：</strong><span>そういえば、これは日記をつけ始めた後に知ったことなんですけど、実は父親が以前入院した際にA3用紙を張り合わせて巻物みたいにした日記をつけていたことを実家へ帰ったときに知って。その日の出来事や体重などが書かれていました。もしかしたら遺伝なのかもしれないですね（笑）。</span></p><h3><span>新卒後、リーマンショックに。大変な時期を経験しても、営業職を選んだ理由</span></h3><p><strong style="font-weight: 600;">――ひびのさんは、ずっと不動産業界で働いていたんですか？</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">ひびの：</strong><span>いえ、新卒は人材紹介の会社に営業として就職しました。でもちょうどリーマンショックがきてしまって、どの会社もまったく人を採用したがらない。そんななかで、飛び込み営業をしなければいけなかったため、だんだん心身に不調をきたしてしまい、退職しました。</span></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/RmsenLn"><img src="https://images.wantedly.com/i/RmsenLn" width="1234" height="824" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">――いちばん大変な時期ですね……。そのあとはどんな仕事をしていたのでしょうか。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">ひびの：</strong><span>人材紹介の会社に紹介してもらった不動産の会社で、また営業職をやっていました。不動産という業界を選んだ、というよりは、どちらかと言うと会社の人数や規模感で決めましたね。一社目が比較的大きい会社だったので、もう少し少人数のチームで働ける会社がいいな、と。</span></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/jbzhaW4"><img src="https://images.wantedly.com/i/jbzhaW4" width="1230" height="824" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">ひびの：</strong><span>収益用の不動産の販売と管理をしている会社だったんですが、僕はその中で、自社で仕入れてリニューアルした部屋を、駅前の不動産へ「こういうきれいな部屋があるので、興味を持ってくれそうなお客さんがいれば紹介してください」とお願いしに行く仕事をしていました。物件の仕入れもしていたので、仕入れたいときも駅前の不動産屋さんに行って「自分では手に負えない物件があればうちが買いますよ」と営業したり。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――ふむふむ。不動産屋さんがほかの不動産屋さんに営業に行くことがあるんですね。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">ひびの：</strong><span>そうなんです。埼玉にある会社だったので、その時期はずっと埼玉県内を自転車で駆け回ってた（笑）。そんな感じで、これまで新規開拓の営業だけをやっていたんですが、次第に「ルートセールスをやってみるのもいいかもな」と思い、今度は機械メーカーに転職しました。ただ、自分で希望して、2〜3割は新規開拓するようにしていましたね。</span></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/Q7U2d4i"><img src="https://images.wantedly.com/i/Q7U2d4i" width="1232" height="818" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">――「営業職は自分にとって天職」と感じる方もいると思いますが、ひびのさんはもう少し離れた距離で営業職を捉えている気がします。そこまで営業職にこだわりを持っていたのはどうしてだったのでしょうか。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">ひびの：</strong><span>今だから思うことなんですが、「すべての仕事に通じる職」というか。仕事って、必ず誰かとかかわりますよね。だから、いちばん最初にお客さんの窓口となる職種を経験しないと、他の仕事をしても活きてこないだろうな、という気持ちが前提にあったのかもしれません。</span></p><h3><span>人がいきいきする場をつくるためには、その後の運営が大事だと気づいた</span></h3><p><strong style="font-weight: 600;">――営業職を経て、omusubiにはどのような経緯で入社したのでしょうか。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">ひびの：</strong><span>メーカーの営業の後に、オフィスの仲介や内装のプロデュース、シェアオフィスやコワーキングをつくる会社に転職したんです。メーカーでは成績も残せたし、30歳になる前だったこともあって、もう一度ベンチャー企業に転職したいなと。そこでは、「会社の理念や組織の課題を、場で解決しよう」というコンセプトを掲げていて、会社の課題にもとづいて場づくりをしていました。</span></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/WJqQR7S"><img src="https://images.wantedly.com/i/WJqQR7S" width="1236" height="824" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">ひびの：</strong><span>ただ、omusubiで「物件ができてもそのあとの運営が大事だよね」と言われるのと同じように、場所だけができて終わりではなくて、作った後のケアが重要なんですよね。会社で言えば組織開発のコーチングや、評価基準を定めることなど、どうやったらその組織が活きるのか施策を打つことが、それにあたります。つまり、組織の働き方に合わせて、場も変化させていく必要がある、ということ。仕事をしていくと、徐々にそういった「場の活用方法」に興味を持つようになっていきました。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――たしかに場所をつくることと同じくらい、どのように運営していくかケアをすることは大事ですよね。</strong></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/BqAQKdT"><img src="https://images.wantedly.com/i/BqAQKdT" width="1236" height="818" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">ひびの：</strong><span>そうなんです。そういった気持ちを抱いていたなかで、会社の中の「社員」のように、まちの中の「まちに住んでる人」にも同じことが言えるな、と感じるようになりました。そして、まちでどんなことが起こると、そこに住む人がいきいきとしたり、まち自体が豊かになるのか、それを考える仕事も面白そうだな、と。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――たしかに。フィールドが違えど、場所があって、そこにいる人たちがどうやったらいきいきできるか、と考えるところには共通点がありそうですね。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">ひびの：</strong><span>さっきも少しお話しましたが、場をつくって終わりではなく、「つくったあとどうするか」を実践しているのが、まさにomusubi不動産だったんですよね。omusubiに応募する前にせんぱく工舎のイベントを見に行ったんですが、こういったイベントの実施の積み重ねによって、「この場所に住みたい」「物件を買いたい」という不動産の需要につながっているんだなというのを目の当たりにしたんですよね。いわゆる不動産業が、自転車の「前輪」だとしたら、場の使い方を示すイベントは「後輪」というか。両輪があることで、まちが豊かになることを前に推し進めていっていることを肌で感じました。</span></p><h3><span>まちが豊かになるための場づくりを、地元の人たちと一緒に考えていく仕事</span></h3><p><strong style="font-weight: 600;">――omusubiのなかで、ひびのさんはどんなことをしていますか？</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">ひびの：</strong><span>最近では、学芸大学の高架下リニューアルのプロジェクトに入っていて、そのなかで主にリーシング、お店を誘致するところの役割を担っています。また、別の案件だと、三軒茶屋にある社宅を持っている設計会社さんがいるんですが、リニューアルするにあたって、どうやってリーシングをするのがよいか、企画の提案からしています。少し前まではリーシングだけにかかわっていましたが、最近は場所をつくる企画から入って、活用の仕方を一緒に考えたり、入居者の方を見つけたり、条件を決めていったりしています。</span></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/Pot5Eaf"><img src="https://images.wantedly.com/i/Pot5Eaf" width="1238" height="826" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">――最近は松戸だけでなく、千葉県外でもまちづくりのプロジェクトがはじまろうとしているんですよね。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">ひびの：</strong><span>そうですね。最近、千葉県外のとある地域が空き家の活用を進めようとしているそうで、僕らもかかわり持てたらなと。実際に行ってみたらすごく面白いまちで、その地域発の何かをつくる気概がある人たちが集まってているんですよ。僕たちが松戸でやってきたことを、別の地域でも不動産として間に入ってできたらいいなと思っています。</span></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/DCk1x3D"><img src="https://images.wantedly.com/i/DCk1x3D" width="1240" height="824" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">ひびの：</strong><span>このまちでできたことが他のまちでも応用できれば、omusubiの仕事の幅も広がるし、不動産の活用の幅も広がっていく。そうなれば、使いたい人の供給に対して、使える物件を増やすことができ、空き家の数も減らせるし、ちょっとだけど社会課題も解決できるよなと。エリアを跨いだサービスの展開も始めようとしているっていう感じですかね。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――空き家の増加は、全国各地で抱えている問題ですもんね。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">ひびの：</strong><span>これまでの経験を他のまちでも応用できれば、omusubiの仕事の幅も広がるし、事例が増えれば不動産の活用方法の幅も広がっていくと思うんです。そしたら、結果的に空き家の減少につながって、社会課題の解決にも貢献できる。だから、新しいチャレンジではあるけれど、他のまちでも空き家の活用に取り組めることに、すごくわくわくしています。</span></p><h3><span>omusubi不動産だからできる「まちづくり」を</span></h3><p><strong style="font-weight: 600;">――もうすでに新しい取り組みを始めるところだと思うのですが、これからやってみたいことはありますか？</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">ひびの：</strong><span>omusubiの強みは「お客さんの顔が見えること」なので、お客さんの課題解決のための企画をしたいなと思っています。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――「お客さんの課題解決のための企画」というと……？</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">ひびの：</strong><span>アトリエや店舗を借りたい人たち（＝お客さん）が使いたいものを作り、かつ不動産としてしっかりオーナーさんにも数字が合うようにする、ということですね。ただ、そういうことをやっている人は他にもいらっしゃいます。過去にそのまちでどういうことが起きていて、将来的に何が起きるといいのか、というところの間にあるのが建物だと思うので、そこにまちづくりの視点も持って企画をしたいですね。</span></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/obSJ3no"><img src="https://images.wantedly.com/i/obSJ3no" width="1232" height="822" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">――カミヤミスジクラマエなんかがその例ですよね。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">ひびの：</strong><span>そうですね。初めて倉庫を店舗として活用する経験をしました。間取りも特殊でお客さんによって管理オペレーションも変わりそうな物件です。入居者さまや近隣住民の方との距離感含め勉強させていただいたことが多いのですが、根幹としては蔵前の三筋という下町でも文化的な香りがする場所でどういうビルになると良いか想像を巡らせました。</span><br><span>また、これからは管理の黒栁さん、売買の中川さんと、部署をまたいで連携できたらいいなと思っていて。賃貸にしろ売買にしろ、管理が別の会社の場合もあるんです。でも、一社でサービスを提供できた方が、お客さんにとっても安心なはずなので。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――そうですね。困ったときに、何かと相談しやすくなりそうです。</strong></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/BEfzB5B"><img src="https://images.wantedly.com/i/BEfzB5B" width="1232" height="822" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">ひびの：</strong><span>あと、これは前から意識していることですが、新しい仕事を作り出せるよう、常に「ちょっと難易度が高いこと」、「やったことがないこと」にチャレンジしていきたいですね。仕事は、スポーツと近い部分もあるんじゃないかなと思っていて。基本をちゃんとやりつつも、それ以外にいろんな人の技術を盗んだり、真似したり、考え方を聞いたりすることって、実践に役立ったりするじゃないですか。今の仕事がものすごく得意なことをやっているかというと、そうとは言い切れないけれど（笑）、omusubiの仕事の幅を広げるために、これからもどんどん新しいことをやっていきたいです。</span></p><p><br></p><div class="separator-container"><div class="separator-dot"></div><div class="separator-dot"></div><div class="separator-dot"></div></div><p><span>取材・撮影＝ひらいめぐみ</span></p></div>]]>
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      <media:thumbnail>https://d2v9k5u4v94ulw.cloudfront.net/small_light(dw=1440,dh=630,da=s,ds=s,cw=1440,ch=630,cc=FFFFFF)/assets/images/15413927/original/db1cc470-c71c-449b-8234-9c575cd5b766?1697782244</media:thumbnail>
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      <dc:creator id="177431335" nameJa="吉原 あやか" nameEn="" avatarUrl="https://images.wantedly.com/i/wK1sRSx?w=200" job="人事" description="長野県出身。大学入学と共に上京。卒業後は大学在学中のDJ経験から映像業界へ飛び込み、男社会の中で揉まれる。BONUS TRACKの誕生をきっかけにomusubi不動...">吉原 あやか</dc:creator>
      <dc:creator id="177880716" nameJa="殿塚 建吾" nameEn="" avatarUrl="https://images.wantedly.com/i/xPJZN68?w=200" job="その他" description="2014年にomusubi不動産を創業。築60年の社宅をリノベーションした「せんぱく工舎」など多くのシェアアトリエを運営。空き家をDIY可能物件として扱い管理戸数は...">殿塚 建吾</dc:creator>
      <pubDate>Tue, 17 Oct 2023 17:39:56 +0900</pubDate>
      <description>「マイクロデベロッパー」から「クラフトデベロッパー」へ――今日は「クラフトデベロッパー」について、まずは言葉の定義...</description>
      <title>クラフトデベロッパーってなんですか？-代表 殿塚</title>
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        <![CDATA[<div><h2><span>「マイクロデベロッパー」から「クラフトデベロッパー」へ</span></h2><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/T7zq1q7"><img src="https://images.wantedly.com/i/T7zq1q7" width="1232" height="816" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">――今日は「クラフトデベロッパー」について、まずは言葉の定義から話しながら整理していければと思っています。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">殿塚さん：</strong><span>僕が勝手に作った言葉なんですけど、「クラフトデベロッパー」という言葉を聞いたときどんなイメージを持ちましたか？</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――うーん、なんとなく大きいデベロッパーとは対の開発をする人たちなのかなと思いました。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">殿塚さん：</strong><span>大手との対比で言うと、すでに「マイクロデベロッパー」って言葉はあるんですよね。マイクロデベロッパーとは、小規模な地域の中でまちづくりをしている人たちのこと。そういう意味で、僕らはマイクロデベロッパーでもあるんですが、BONUS TRACKや学芸大学の高架下の開発にかかわります、団地の再生します、という規模のものまで入ってくると、だんだん規模も開発にかかわるエリアもマイクロじゃなくなってきているなと思ったんですよね。だから、自分たちをマイクロデベロッパーと表現するのは違和感があるなと。</span></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/UkmuqEp"><img src="https://images.wantedly.com/i/UkmuqEp" width="1242" height="828" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">――そうですね。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">殿塚さん：</strong><span>今の僕たちがやっていることを表す言葉を考えてみたんです。そしたら、個性的で多様なクラフトビールをつくる会社のように、まちの個性を生かした開発をしていることから、「クラフトデベロッパー」と表現するのがしっくりくるかもなと思いついたんです。</span><br><span>さらに、お客さんにはアーティストや、クリエイター、 飲食店のように技術を持っているクラフトマンも多い。なので、「クラフト」にはふたつの意味を掛け合わせている感じです。僕の性格出てて、めっちゃ単純ですけど（笑）。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――「クラフトデベロッパー」という言葉には、相手の顔が見える信頼感だったり、ちゃんと手足を動かしているようなニュアンスも感じられるなと思いました。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">殿塚さん：</strong><span>実際、規模の大小じゃない何かに期待をしていただいてるなと感じる部分もあるんです。机上の空論ではなく、住んでる人たちとの対話とか、そこにいる人たちの持っているポテンシャルみたいなことを考えた上で計画・修正したり、変化させていく、っていうことに対してで。つまり、クラフトデベロッパーとして、「個性的で多様な開発をすることへの期待」ですね。</span></p><h2><span>クラフトデベロッパーが増えれば、まちはもっとおもしろくなる</span></h2><p><strong style="font-weight: 600;">――「個性的で多様な開発を実現する」ことについて、もう少し詳しく聞かせてほしいです。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">殿塚さん：</strong><span>机上の空論にしないためには、計画から運営までを一貫してやることが大事なんですが、実際にそれをやっている不動産の会社は、あんまりないかもしれない。計画と運営を別の会社が担当しているケースがほとんどだと思います。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――ふむふむ。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">殿塚さん：</strong><span>まちづくりをしよう、とプロジェクトが立ち上がるとき、企画を考えたり、そのデザインをする人には予算がすごいつくわけですね。こういうビジョン描いて、こういうまちづくりをしていきましょう、と。で、同様に施設もこんなコンセプトでやっていきましょう、と決まる。そこから実際に運営が始まって、運営の人たちはすごく高く掲げられた理想を実現するために色々やるんだけど、なかなかできなかったりするんですよね。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――それはどうしてなんでしょうか。</strong></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/bKbTXfX"><img src="https://images.wantedly.com/i/bKbTXfX" width="1232" height="822" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">殿塚さん：</strong><span>たとえば公園って、本来はいろんな人が自由に使っていい場所じゃないですか。キャッチボールをしてもいいし、歌を歌ってもいいし、お弁当食べてもいいし、本読んでもいい。だけれど、 なにかクレームがあったら「お隣さんの窓ガラス割っちゃうから、ボール遊び禁止です」とか、「近隣住民から音のクレームがあったから、音楽禁止です」って運営側の視点が入ってくると、誰も怒られない公園がたくさんできる。運営する側は、問題が起こらない方が楽だから。だけど、それがいい公園なのかどうかはまた別の話ですよね。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――たしかに……。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">殿塚さん：</strong><span>まちづくりや不動産開発においても、同じ現象が起こるわけです。企画の段階から共有がされていないと、運営や管理側はリスクをとらないようにしてしまうし、何かあっても誰もリスクを取らない状態になる。計画した人たちは、できなかったら運営のせいだよねって言うし、運営の人たちは別に俺たちが考えたんじゃないし、やらされてるだけだから、って。結果、外から見たらコンセプトは素敵なのに、行ってみたら、「あれ？」って思う場所になっちゃうんです。</span></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/iHAqHTg"><img src="https://images.wantedly.com/i/iHAqHTg" width="1232" height="820" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">殿塚さん：</strong><span>それを起こさないようにするために、企画から運用まで一貫でやっていく必要があるんじゃないかな、と。むしろ、運営できる人が企画をしていくことが、これから求められるんじゃないかなと思ってて、 クラフトデベロッパーはそういう立ち位置なのかなと思ったりしています。企画からかかわることで、責任を負う部分も広くなるけど、より実現したいものに近づけられる気がしています。もちろん、難易度も高くなるんですけどね。</span></p><h2><span>現場の人たちが、もっと評価される社会にしていきたい</span></h2><p><strong style="font-weight: 600;">――omusubiはクラフトデベロッパーとして、まさに実践している最中かと思いますが、やっていて感じる課題はありますか？</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">殿塚さん：</strong><span>真摯に向き合ってる運営の方たちがちょっと軽視されがちなところがあるので、その人たちがフェアに評価されたり、報われるようにしていきたいですね。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――そうなのですね。評価されにくいのはなぜなんでしょうか。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">殿塚さん：</strong><span>管理や現場運営の仕事って、突発のトラブル対応もあるし、 思ってたのと違うこともあるし、関係する人も多いから、変数も多いじゃないですか。それを処理していくのでかなり大変なんですけど、一方で頑張れば誰でもできるように見えちゃうんじゃないかなあ、と。</span></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/GqPMohr"><img src="https://images.wantedly.com/i/GqPMohr" width="1232" height="822" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">殿塚さん：</strong><span>特に管理の仕事は、トラブルを起こさないようにする、つまりゼロをマイナスにしない仕事、もしくはマイナスをゼロに戻す仕事なんですよ。それって見えないんですよね、成果として。ネガティブなコミュニケーションの方が多いし。だけど僕は、現場の近いところにいて、リアリティを持ってちゃんと等身大で実現してる人が、最もかっこいいと思っていて。そこは田んぼや農家さんの話につながる部分かもしれないですね。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――前回の田んぼの話ですね。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">殿塚さん：</strong><span>うん、うん。僕のおじいちゃんもそうだったし、田んぼを一緒やっている湯浅きいちさんもそういうところがあるなと思ってて。自分を過剰に大きくも見せないし、自分の身の丈ぐらいの範囲で豊かに暮らしてるっていう。そういう謙虚さみたいなところに、僕はかっこよさを感じているんだけど、不動産の世界を見ると、かっこよく尖らしたりしたほうが、付加価値がついたりする。でも、そこにはちょっと嘘が混ざってるんじゃないかなって思ってるところが、あるのかもしれないな。</span></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/F1iwPbk"><img src="https://images.wantedly.com/i/F1iwPbk" width="1234" height="822" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">――ふむふむ。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">殿塚さん：</strong><span>本当の価値を生んでいるのは、地に足がついたことをしてる人たちなんじゃないかと思うんです。それが不動産で言うと、場所の運営とか、管理をしてる人たちだし、世の中全体であれば、僕は農業従事者の方、一次産業の方たちなんじゃないかな、と。その人たちがいないと何も成立しないのに、その人たちに対価がきちんと払われていないんじゃないかっていうのは、ずっとジレンマって思ってるかもしれない。</span></p><h2><span>omusubiがクラフトデベロッパーとして目指していくこと</span></h2><p><strong style="font-weight: 600;">――これからのまちづくりに、クラフトデベロッパーのような動きができる組織や人が増えていくことは大事だと思う一方で、大変な面もたくさんあるように感じました。omusubiはどんなことをモチベーションにやってきたのでしょうか。</strong></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/yDA1r2c"><img src="https://images.wantedly.com/i/yDA1r2c" width="1232" height="816" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">殿塚さん：</strong><span>うーん、最初は素敵な場所ができると思ってやってみたんだけど、結局それがないとできなかったから、やるしかないって感じかもしれない（笑）。だけど、素敵な場所ができたらいいな、っていう思いはあるじゃないですか。それに、「やらざるを得ない」を繰り返してるうちに、それなりにできるようになってきていて。経験を積み重ねてきているから、初めてやる人よりは苦しくないかもしれない。</span></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/xhajrMp"><img src="https://images.wantedly.com/i/xhajrMp" width="1236" height="822" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">殿塚さん：</strong><span>すごく大事な仕事なのに、お金が払われづらいっていう構造は解消していきたいなと思っています。そこは農業とも似ているな、って。じゃあどうやって予算を獲得してけばいいかというと、最初に話したように、企画の部分も含めて仕事するってことですね。企画のところは予算がつくことが結構あるので。それに、言ったことを自分たちで実現するっていうのは、ちゃんと言動一致してて、かっこいいなと思うんですよ。</span></p><p><span>ただ、自分たちをクラフトデベロッパーと名乗るのであれば、BONUS TRACKを作るとか、学芸大学の高架下を作る、くらいのことはスタンダードでできるぐらいの水準になってなきゃいけなくて。その上で、まちの公共施設とか、まち全体がどうなるかってところまで考えて、自分たちが貢献できるようになって、クラフトデベロッパーになったと言えるかもしれません。言った言葉そのままブーメランで帰ってくるので、めちゃくちゃ恐怖ですが（笑）。僕らもまだまだ、ぜーんぜん道半ばにいます。</span></p><p><br></p><div class="separator-container"><div class="separator-dot"></div><div class="separator-dot"></div><div class="separator-dot"></div></div><p><br></p><p><span>取材・撮影（インタビュー風景）＝ひらいめぐみ</span></p></div>]]>
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      <category>不動産</category>
      <category>コミュニティ</category>
      <category>まちづくり</category>
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      <category>賃貸営業</category>
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      <dc:creator id="177431335" nameJa="吉原 あやか" nameEn="" avatarUrl="https://images.wantedly.com/i/wK1sRSx?w=200" job="人事" description="長野県出身。大学入学と共に上京。卒業後は大学在学中のDJ経験から映像業界へ飛び込み、男社会の中で揉まれる。BONUS TRACKの誕生をきっかけにomusubi不動...">吉原 あやか</dc:creator>
      <dc:creator id="177880716" nameJa="殿塚 建吾" nameEn="" avatarUrl="https://images.wantedly.com/i/xPJZN68?w=200" job="その他" description="2014年にomusubi不動産を創業。築60年の社宅をリノベーションした「せんぱく工舎」など多くのシェアアトリエを運営。空き家をDIY可能物件として扱い管理戸数は...">殿塚 建吾</dc:creator>
      <pubDate>Tue, 17 Oct 2023 17:29:07 +0900</pubDate>
      <description>不動産屋が田んぼをやる理由――omusubi不動産が、「不動産屋さんらしくない」と言われる理由のひとつに、自分たち...</description>
      <title>omusubi不動産が田んぼをやっている理由-代表 殿塚</title>
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        <![CDATA[<div><h3><span>不動産屋が田んぼをやる理由</span></h3><p><strong style="font-weight: 600;">――omusubi不動産が、「不動産屋さんらしくない」と言われる理由のひとつに、自分たちで お米を育てていることがあると思います。そもそもどうして田んぼを借りようと思ったんでしょうか。</strong></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/Tq6BLA9"><img src="https://images.wantedly.com/i/Tq6BLA9" width="1230" height="820" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">殿塚：</strong><span>不動産屋って、自分たちでゼロからつくったものを売るのではなくて、すでにあるものを人に紹介する仕事なので、ずっと人のふんどしで相撲を取っているような感覚があったんです。クリエイターに憧れた時期もあったんですが、自分ではできなくて……。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――たしかにすでにある物件や場所を紹介する仕事ですもんね。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">殿塚：</strong><span>そこで、発想を変えてみることにしました。何のために仕事をしているかというと、自分が食べていくため。仕事でゼロから何かつくることはできなくても、食べるものなら自分で作れるんじゃないかな、って。田植えイベントに参加したりして、自分でも田んぼをやりたいなと思っていたら、今一緒に田んぼをやっている方に、タイミングよく「殿くん、田んぼ出たよ！」と物件が出たみたいに教えてくれたんです（笑）。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――「田んぼ出たよ！」ってなかなか日常では聞けない言葉ですね（笑）。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">殿塚：</strong><span>田んぼをやってた方が、震災をきっかけに関東を離れることになったようで。「じゃあ僕らがやりたいです！」って言ったのがはじまりでしたね。</span></p><h3><span>相手のためになることが、結果的に自分のためになる</span></h3><p><strong style="font-weight: 600;">――今日は稲刈りの前の、草取りをしに田んぼへお邪魔していますが、これは何のためにやっているんですか？</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">殿塚：</strong><span>僕も素人でやっているので、いろいろ教えてもらいながら知ったことなんですが、田んぼをやる上で、水ってすごく大事な存在なんです。たとえば今、水路の方まで雑草が生えてしまっていますが、これをもっと放置すると、奥にあるお隣の田んぼにまで水が行き渡らなくなっちゃうんですよね。稲は強い植物なので、多少雑草が生えてきても成長するんですが、水がないと育たなくなってしまう。だから、水の通りを整備するためにときどき草取りをしにきています。ただ、僕の場合は時間があるときにしかやれていないけれど、これを仕事として、農家さんは自然を相手にしながら仕事としてやっている。ほんとうに大変なことだなと、自分でやってみて初めてわかりました。</span></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/7UTbQ8N"><img src="https://images.wantedly.com/i/7UTbQ8N" width="1234" height="826" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">――水路はひとつしかないから、自分たちのところで流れを止めないようにしないといけないんですね。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">殿塚：</strong><span>そうそう。田んぼをやっていると、この水路のことをひとつとっても、「自分たちの環境をよくするために、周りの環境もよくしないといけない」っていうこととかを教えてもらえるんですよね。現代の仕事の多くは、「自分だけで完結できる」と感じやすいけれど、手植えでやる田んぼだと「困ったときはお互いさま」の精神で周りと協力し合わないと成り立たないことがほとんどで。最近「利己的利他」が新しい言葉として聞かれるようになってきたけれど、田んぼをやっていると、人間がコミュニティをつくりはじめたときから存在していた概念なんじゃないかなって気がしています。</span></p><h3><span>「1」がたくさん集まると、それが風景になる</span></h3><p><strong style="font-weight: 600;">――田んぼを育てることで、仕事に通ずると思うことはありますか？</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">殿塚：</strong><span>うーん、そうだなあ……。僕たちが田んぼでやっていることって、「お米を作る」というよりも、「苗が育ちやすい環境を整備して、その苗がどうやったら伸びるかをサポートしている」ことなんじゃないかなって思っていて。それをomusubi不動産の仕事に置き換えると、入居者さんがのびのびと過ごしやすい環境をつくるために、自由に使える物件だったり、その人の周りの環境を整えたりしていることなんですね。</span></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/TeeC1vk"><img src="https://images.wantedly.com/i/TeeC1vk" width="1234" height="822" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">――「お米の収穫」をゴールにしているのではなく、「育てる過程で何をするか」を大事にしている、ということですね。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">殿塚：</strong><span>うんうん。まちに入居者さんがひとり増えることと、田んぼに新しい苗が一本増える感覚が、僕の中で似ていて。ひとつだと一本の苗、ひとりの人間なんですけど、それがたくさんになると、風景になるじゃないですか。田んぼも、複数集まれば田園になりますし。まちは、そこに住む人たちが風景を作っているんだなあ、って思います。その風景をつくるためには、まずはこまめに草取りしたり水路を整えたりしないとね、っていう。</span></p><h3><span>助け合わなければいけない環境下で、必然的に生まれたのが「お祭り」なのかもしれない</span></h3><p><strong style="font-weight: 600;">――前回、コミュニティは自然とつくられた共同体だと話していましたが、田んぼづくりにおいてもきっと共通している流れですよね。</strong></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/7EaRvTA"><img src="https://images.wantedly.com/i/7EaRvTA" width="1224" height="816" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">殿塚：</strong><span>そうそう。昔は毎年同じ人たちで一緒に田んぼをやっていたと思うんですけど、全員が全員気が合うわけではないはずで。そこで、「これからも一緒に暮らしていくために、お互いを認め合う場をつくろう」と生まれたのがお祭りなんじゃないかなあ、って思っています。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――お祭り、ですか。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">殿塚：</strong><span>でも誰かを主役にしちゃうと「あいつとは一緒にやりたくない」みたいなことが起こっちゃうから、絶対的な善として、五穀豊饒を祈ったりとか神様に感謝したりすることがお祭りの目的になっているんだろうな、と。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――なるほど。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">殿塚：</strong><span>ただ、残念ながら現代のお祭りは、必ずしも昔のポジティブな面だけが残っているわけではないんですよね。ひとつの要因として、上下関係が強くないすぎちゃったからなのかな〜と感じたりします。もっとフラットに出入りが自由だったら、気負いせずに誰でもかかわりやすくなるのかな〜と思ったり。</span></p><h3><span>住んでいる人たちは、もっと自由にまちを使っていい</span></h3><p><strong style="font-weight: 600;">――殿塚さんは、地元である松戸をどんなふうに捉えていましたか？</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">殿塚：</strong><span>そうだなあ、僕が住んでいたのはベッドタウンで、親の地元でもなかったので、松戸を自分のまちだと思ったことはなかったかも。もちろん慣れてる慣れた景色でホッとすることとかはたくさんあるんですけど……。親がマンションを買ったのがたまたま松戸で、そこに住んでるだけなので、何で自分がここにいるのか、あんまりわかんないというか。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――都内近郊に住んでいる人たちは、そういった感覚を抱いている人が多い気がします。</strong></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/bBVYvrs"><img src="https://images.wantedly.com/i/bBVYvrs" width="1230" height="818" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">殿塚：</strong><span>居住歴の長さじゃなくて、自分が地元だと思っていたらその場所に参加していいって感じやすくなればいいですよね。「自分のまちをこんなふうに使っていいんだ」っていう体験をすると、急に自分のまち感が出てくる。たとえば公園とかって、自分たちが自由に使っていい場所として選択肢にあがらないじゃないですか。でも公園で何かしたいんですけど、って手続きすると、意外とできたりするんだよね。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――言われてみればそうかも……。公共の場はなんとなく簡単に使えないイメージがあります。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">殿塚：</strong><span>昨秋に開催した「科学と芸術の丘」も、めっちゃはしょって伝えると、僕らが「やりたいです」と行政に相談したら「いいですね」と言ってもらえて、重要文化財である戸定邸を使えることになったんですよね。そういったパブリックな場に、こういうことしたいです、ってアイデア出して使えるのって、めっちゃ自由だと思うんですよ。その体感を、科学と芸術の丘ではいろんな人に感じてほしくて。まちを自由に使えるんだ、使ってもいいんだ、という体験があると、みんなのびのび生きやすくなるんじゃないかな。</span></p><p><br></p><div class="separator-container"><div class="separator-dot"></div><div class="separator-dot"></div><div class="separator-dot"></div></div><p><span>地方から都会へ出てきた人、転勤が多くひとつのまちに長く住んでいない人、新しく開発された場所に引っ越した人……。住んでいても居住地を「自分のまち」という感覚を持てないという方は、まちをうまく使っている場に参加してみたり、使い方を考えてみると、もう少し距離が近く感じられるようになるのかもしれません。</span></p><p><span>次回は、殿塚さんが最近考えているという「クラフトデベロッパー」について、言葉の定義やそれに紐づく話を聞いていきます。</span></p><p><br></p><p><span>取材・撮影＝ひらいめぐみ</span></p></div>]]>
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      <category>不動産</category>
      <category>コミュニティ</category>
      <category>リノベーション</category>
      <category>まちづくり</category>
      <category>田んぼ</category>
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      <dc:creator id="177431335" nameJa="吉原 あやか" nameEn="" avatarUrl="https://images.wantedly.com/i/wK1sRSx?w=200" job="人事" description="長野県出身。大学入学と共に上京。卒業後は大学在学中のDJ経験から映像業界へ飛び込み、男社会の中で揉まれる。BONUS TRACKの誕生をきっかけにomusubi不動...">吉原 あやか</dc:creator>
      <dc:creator id="177880716" nameJa="殿塚 建吾" nameEn="" avatarUrl="https://images.wantedly.com/i/xPJZN68?w=200" job="その他" description="2014年にomusubi不動産を創業。築60年の社宅をリノベーションした「せんぱく工舎」など多くのシェアアトリエを運営。空き家をDIY可能物件として扱い管理戸数は...">殿塚 建吾</dc:creator>
      <pubDate>Mon, 16 Oct 2023 17:46:25 +0900</pubDate>
      <description>自分の得意なことは、周りの方が気づいてくれている――殿塚さんはお父さんのご親戚が不動産屋さんだったんですよね。殿塚...</description>
      <title>omusubi不動産はどんな会社を目指しているんですか？-代表 殿塚</title>
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        <![CDATA[<div><h3><span>自分の得意なことは、周りの方が気づいてくれている</span></h3><p><strong style="font-weight: 600;">――殿塚さんはお父さんのご親戚が不動産屋さんだったんですよね。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">殿塚：</strong><span>うんうん、そうです。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――でも不動産屋さんにはなりたくなかったと、以前聞いたことがありました。</strong></p><p><br></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/Zwb3usk"><img src="https://images.wantedly.com/i/Zwb3usk" width="1236" height="818" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">殿塚：</strong><span>そう、不動産屋だけには絶対ならないって決めてました（笑）。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――つまり、そんなに固い意志がひっくり返される出来事があったということですよね（笑）。そこからomusubi不動産を始める間に何があったのでしょうか。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">殿塚：</strong><span>20代後半に働き方をどうしようと思っていたとき、デザイナーの友人と、ごはんを食べに行ったんです。余談ですが、彼は、のちにBONUS TRACKに入居しているADDAの内装や、HOUSEのSTANDの制作を手掛けてくれ、今では仕事仲間としても親しくしています。その彼に「デザインっていう専門分野があっていいよね」とぽろっとこぼしたら、「殿がいると安心する」と言ってくれたんです。どういうことかな、と考えてみたら、子どものときからいつもどこかのグループに所属しているというよりは、そのグループ間の友人たちの間にはいっていて、どっちのグループにもいれるけど絶対的な親友でもないみたいな感じだったことに気づいて。なんとなく、人の間にはいってバランスとることが昔から得意だったのかもな〜って。それこそまさに仲介で、「あれ？ それって不動産の仕事じゃん」と思ったんです。</span></p><p><br></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/B8pA4qd"><img src="https://images.wantedly.com/i/B8pA4qd" width="1232" height="820" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">――そこからどうやって、今のような、いい意味で不動産屋さんらしくない不動産屋さんになったのでしょうか。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">殿塚：</strong><span>うーん、そうですね……。BONUS TRACKも、学芸大学のプロジェクトも、全部お声がけいただいたのがきっかけなんですよね。なので、結果としていろいろなことをやっていることになっているかもしれないです。</span></p><h3><span>“コミュニティの原点は、生きていくために自然と生まれた共同体なんじゃないか”</span></h3><p><strong style="font-weight: 600;">――おそらくなんですが、殿塚さんは不動産業をやるためにomusubi不動産をはじめたのではなく、「人と人をつなぐ」ということが土台にあるからこそ、その役割を期待してまちのプロジェクトであったり、たくさんの人との関係を築いてくような場の運営の相談をいただくのかもしれないですよね。今までもさまざまなチャレンジをしてきたかと思うのですが、殿塚さんは会社としてどんなことを目指しているんでしょう。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">殿塚：</strong><span>えー、なんだろう……（しばし頭を悩ませること数分）。omusubiのことを説明しようとたくさんやっていることがあるから、PRの寒河江さんに「会社のやっていることを一言でまとめて」って言われたことがあって。そこで、うーん、って悩んで出てきたのが「コミュニティをリノベーションしてるみたいなことなのかなあ」という言葉でした。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――コミュニティリノベーション……？</strong></p><p><br></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/5zv2QpP"><img src="https://images.wantedly.com/i/5zv2QpP" width="1236" height="822" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">殿塚：</strong><span>僕もまだよくわかってないんですけど、めっちゃ固く言うと「共同体を再構築する」みたいなことですかね。</span></p><p><span>僕らは自分たちで田んぼをやっていて手植えや手刈りをしているのですが、結構大変で笑</span></p><p><span>「昔の人は、誰さんが好きとか嫌いとか置いておいて、協力していないと生きていけなかったんだな〜」と感じるんですよね。</span></p><p><span>人間って動物としては結構弱いと思うので「生きていくために仕方なく集まって力をあわせたのが共同体の原点なんじゃないかな〜、って。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――なるほど。今はお金を払えばいろんなサービスが受けられる仕組みになってますが、そうでなければ生活に必要なことをすべてひとりでやっていくのって難しいですもんね。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">殿塚：</strong><span>そうそう。今はそもそも自然の驚異とか動物に食べられてしまうとかっていう恐怖が日常には薄れているから、共同体みたいなものも変わってきてるのかもしれないなと思っていて。例えば都会だと特に、地域の人とのつながりがなくなっていますよね。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――たしかに、隣に住んでいる方がどんな人か知らなかったり、近隣で親しい関係の人っていないです。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">殿塚：</strong><span>実際、僕自身も松戸のことが好きじゃなかったんです。好きになったのは、松戸で人とのつながりができて、街に知っている顔の人が増えたから。でも、街は昔と変わらないじゃないですか。街を好きになったのは、その街に好きな人がいるかどうかで変わるなって。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――――うん、うん。場所を好きになることって、その場所の「人」を好きになることですよね。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">殿塚：</strong><span>ただ、家と職場や学校の往復をしているだけでは、街の人と接点を持つのって難しいですよね。それはどこのまちも同じで、どこへ行っても必ず「コミュニティ」とか「関わり方」みたいな相談をしていただくので、それが僕らに求められていることなのかなあ、と。それで、もともとあるコミュニティをアップデートすることを、コミュニティリノベーションって言ってみようと思っている感じです。</span></p><p><br></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/GKi8C88"><img src="https://images.wantedly.com/i/GKi8C88" width="1236" height="822" alt=""></figure><h3><span>「住むまちを好きになる」ということは、「自分の居場所が増える」ということ</span></h3><p><strong style="font-weight: 600;">――半分くらい理解できてきました（笑）。「街を好きになるために、街の人とかかわる接点を持てるようになるといいよね」というところまではわかるのですが、コミュニティを再構築すると具体的にどんないいことがあるんでしょう……？</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">殿塚：</strong><span>えっと、家や学校、会社だけでなく、そういった住んでいるまちも含めて、所属するコミュニティは多い方がいいんじゃないかなあと思っているんです。なぜなら、人は多重人格で、いろいろな面を誰しも持っているから。会社にいるときと家にいるとき、ひとりでいるときと友だちといるとき、それぞれ微妙に違う自分がいません？ いろんな自分を出せる場所が多い方が、人は自然でいられるんじゃないかな、って。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――いろんな顔を持つことでバランスを取っているところはあるかもしれませんね。うーん、でもコミュニティを再構築するのって難しそうです。</strong></p><p><br></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/QbwoMqq"><img src="https://images.wantedly.com/i/QbwoMqq" width="1238" height="822" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">殿塚：</strong><span>あっ、ほんとそうで。そもそもコミュニティは「つくれない」と思っているんです。僕らの役割は、あくまでもきっかけを提供することで。たとえばこの人とこの人がつながるといいだろうな、と思ったら、同じイベントの場に招待したりね。僕らが直接介入している、ということはなくても、そういったきっかけ作りをしたことで、結果的に、いつのまにかつながった人たちが自分たちだけで連絡をとりあって、一緒に仕事をしたり、何かをつくったり、ということが起こるんです。例えばビル全体をつかったがイベントが始まっていたり、キッチンカーやりたい人に同じシェアアトリエだった方たちが協力していたり。そういうことがあると、とても嬉しくて。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――わあ、面白いです。出会うことがなかった人たちを同じ場に引き合わせることで、関係が発展していく、というのはとてもいい化学反応ですよね。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">殿塚：</strong><span>そうなんですよ。そういうことをやりたくてこの仕事をやっています。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――素人目線での率直な疑問なのですが、とは言え「人と人をつなぐきっかけづくり」って、不動産業と違ってお金にはなりにくいですよね。どうしてそれを会社でやれてしまうのか、とても気になります。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">殿塚：</strong><span>はは（笑）。それはお金にはなりにくいです。たしかに直接金銭的なリターンには結びつかないけれど、長い目で見ると将来的に自分たちにとってもプラスになると思っているからかなあ。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――将来的に、ですか。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">殿塚：</strong><span>まちのなかに好きなお店があったり、適度に人とつながって、自分がやりたいことを協力してできたら楽しいと思うんですよね。そうすると、その街にいる人が好きになって、暮らしが楽しくなる。その連鎖で街の価値はきっとできていて、そこで暮らしたい人に場所を提供する。これがあるから不動産屋さんは続けていけると思うんです。だいぶ、時間かかりそうですけど（笑）。</span></p><div class="separator-container"><div class="separator-dot"></div><div class="separator-dot"></div><div class="separator-dot"></div></div><p><span>顔の知らない誰かではなく、すれ違えば挨拶してちょっと世間話ができるご近所さんがいること。学校や会社だけではない、居場所があること。ただ暮らすためだけではなく、自分が自然体でいられるコミュニティとしてそのまちに住むことができたら、なにげない日常が、もっと豊かになるのかもしれません。</span></p><p><span>次回は、omusubi不動産がやっている「田んぼ」について、実際田んぼのある現地へお邪魔しながら話を聞いていきます。</span></p><p><br></p><p><span>取材・撮影＝ひらい めぐみ</span></p></div>]]>
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      <category>不動産</category>
      <category>まちづくり</category>
      <category>コミュニティー</category>
      <category>賃貸営業</category>
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      <dc:creator id="177431335" nameJa="吉原 あやか" nameEn="" avatarUrl="https://images.wantedly.com/i/wK1sRSx?w=200" job="人事" description="長野県出身。大学入学と共に上京。卒業後は大学在学中のDJ経験から映像業界へ飛び込み、男社会の中で揉まれる。BONUS TRACKの誕生をきっかけにomusubi不動...">吉原 あやか</dc:creator>
      <dc:creator id="177880716" nameJa="殿塚 建吾" nameEn="" avatarUrl="https://images.wantedly.com/i/xPJZN68?w=200" job="その他" description="2014年にomusubi不動産を創業。築60年の社宅をリノベーションした「せんぱく工舎」など多くのシェアアトリエを運営。空き家をDIY可能物件として扱い管理戸数は...">殿塚 建吾</dc:creator>
      <pubDate>Mon, 16 Oct 2023 17:15:43 +0900</pubDate>
      <description>完璧じゃない自分と重なるヒーローの姿――あれ、その本どうしたんですか？殿塚：omusubiのスタッフインタビューで...</description>
      <title>omusubi不動産ってこんな会社です-代表 殿塚</title>
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        <![CDATA[<div><h3><span>完璧じゃない自分と重なるヒーローの姿</span></h3><p><strong style="font-weight: 600;">――あれ、その本どうしたんですか？</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">殿塚：</strong><span>omusubiのスタッフインタビューで、「自分を表すもの」を持ってきて紹介する、っていうのがあるじゃないですか。それがいいなあ、と思って、僕も持ってきちゃいました（笑）。</span></p><p><br></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/rbVsrP1"><img src="https://images.wantedly.com/i/rbVsrP1" width="1244" height="828" alt=""></figure><p><br></p><p><strong style="font-weight: 600;">――殿塚さんが持ってくるとは思っていなかったので想定外でした（笑）。でも、ぜひその本について詳しく教えてください。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">殿塚：</strong><span>中身全体っていうよりは、この本文中に出てくる歌詞がすごく好きなんです。『アンパンマンのマーチ』の1番に、「なんのために うまれて なにをして いきるのか</span><br><span>こたえられないなんて そんなのはいやだ！」っていう歌詞があるんですね。子どもの頃はもちろん意味なんて理解していなかったけれど、大人になってから改めて聞くと、結構がちな歌詞だなと思って。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――たしかに子ども向けのアニメですが、メッセージの意味を捉えるととても深いですよね。</strong></p><p><br></p><p><br></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/cvu4AbX"><img src="https://images.wantedly.com/i/cvu4AbX" width="1240" height="826" alt=""></figure><p><br></p><p><strong style="font-weight: 600;">殿塚：</strong><span>そうそう。あとはヒーローなのに弱いところとか。顔が濡れたら戦えなくなっちゃうし、顔が吹っ飛んでなくなっちゃうことだってあるじゃないですか。自分自身、全然完璧じゃないなあって思ってるし、だからこそいろんなスタッフが会社にいてくれているわけで。そういう「無敵じゃないヒーロー」の姿を見ていると勇気をもらえるなって。</span></p><h3><span>使われていない場所に、あたらしい価値を生み出す</span></h3><p><strong style="font-weight: 600;">――omusubi不動産は松戸を拠点にさまざまな取り組みをしていますが、実際にどんなことをやっているのか、ぜひこのnoteを読んでくださっている方に向けて、改めて教えてください。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">殿塚：</strong><span>事業としては大きく分けると、「不動産事業」と「まちのプロジェクト」の二つがあります。不動産としては、あかぎハイツ、せんぱく工舎、One Table、隠居屋など、さまざまな物件の募集や管理運営をしています。下北沢だと、BONUS TRACKや、去年オープンしたナワシロスタンド、あと今年完成したnakahara-souもですね。</span></p><p><br></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/X9Sam3R"><img src="https://images.wantedly.com/i/X9Sam3R" width="1234" height="812" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">――いろんな場の管理や運営をやっていますよね。それぞれどんな場所かも聞かせてほしいです。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">殿塚：</strong><span>まず、募集のサポートでいうとあかぎハイツは松戸市稔台で40年以上続く賃貸マンションがあります。家族で経営されていて3代目の大家さんである、よっちゃんこと赤城芳博くんが、自らリノベーションをしています。omusubi不動産を開業した当初から取り扱いさせてもらっている物件で、今では募集をかけるとあっという間に埋まってしまうほど人気になりました。あかぎハイツの一階には僕らの事務所もあります。</span></p><p><br></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/Ajc3TSa"><img src="https://images.wantedly.com/i/Ajc3TSa" width="1236" height="1236" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">殿塚：</strong><span>せんぱく工舎は、もともと、企業の社宅だった建物でした。平成になってから一度も使われていなかったらしくて笑、かなり年季が入っていたんですけど、僕は「ここかっこいいな」と思って。今では1階にショップ、カフェ、本屋やバルなどが入っていて、2階は作家さんのアトリエや工房として使われています。</span></p><p><span>One Tableは、曜日代わりの店主が営業するカフェです。One Tableを構える場所はもともと空き商店街で、数年前からシャッター通りになってしまっていました。そこへ2014年にomusubi不動産が拠点を構えたことで、商店街の仲間たちとこの辺りに皆が気軽に集まれるようなカフェが欲しいね、という話になり、みんなで作ることになったって感じかな。結果的に、One Tableができたことで、徐々にまわりにもお店が増えていきました。</span></p><p><br></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/xMB51M3"><img src="https://images.wantedly.com/i/xMB51M3" width="1238" height="826" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">――すごい。シャッター通りから、あたらしいまちが生まれていったんですね。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">殿塚：</strong><span>でも、いきなり閑散としていた商店街に、カフェを開く方が現れるなんてことはなくて……。そこで、自分のお店を持っていなくても、カフェをやりたい方が、日替わりで営業する形態なら実現可能じゃないか、というアイデアが出たんです。しばらくすると、One Tableで間借り営業をされた後、松戸市内でお店をオープンする方も出てきました。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――ちいさく始める実験的な場として、機能しているんですね。「隠居屋」はどんな場所ですか？</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">殿塚：</strong><span>大正時代に建てられ、関東大震災にも耐えた歴史ある建物なんですが、しばらく住まい手がいなかったそうです。オーナーさんは「人々が集まれる空間をつくりたい」という思いを持っていたので、新しい場として生まれ変わらせるために、オーナーさんご自身で時間をかけて片付けから改装まで行いました。現在はomusubi不動産がオーナーさんの意志をお聞きしながら運営しています。</span></p><p><br></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/FuUDKC6"><img src="https://images.wantedly.com/i/FuUDKC6" width="1232" height="824" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">殿塚：</strong><span>新たなスペースとして生まれ変わった「隠居屋」では、トークイベントやジャズライブ、マルシェや子ども食堂など、様々なイベントが日々行われています。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――どこももともとは使われていなかった空き家だったんですね。現在の様子からは想像もつかないです……！</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">殿塚：</strong><span>空き家の活用、という文脈では下北沢のナワシロスタンドもそうですね。空き家活用だけでなく、新築でも地主さんと一緒にnakahara-souという地域に開かれた物件の活用を進めています。また、小田急線の跡地にできたBONUS TRACKの運営にかかわるようになったことで、今年の4月から小田急不動産さんと空き家問題の解消をしていくための取り組みをスタートしています。実は世田谷区って</span><strong style="font-weight: 600;">、</strong><span>自治体別で空き家数が全国一なんですよ。</span></p><p><br></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/CHeFZms"><img src="https://images.wantedly.com/i/CHeFZms" width="1236" height="828" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">――えっ、意外ですね。人口密度が高いのかな、とイメージしていました。BONUS TRACKはあたらしくできた施設ですが、どんなことをしているんでしょう。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">殿塚：</strong><span>BONUS TRACKには、まちの不動産屋としてテナントで入居しながら、施設の管理業務を行っています。また、これは初めての試みだったのですが、コワーキングスペースの運営であったり、シェアキッチンスペースやレンタルスペースの運営も行っています。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――ふむふむ。プロジェクトにはどんなものがありますか？</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">殿塚：</strong><span>松戸では「科学と芸術の丘」という芸術祭の実行委員会として毎年運営を行っています。2018年から始まり、コロナ禍でもなんとか続けてこられて、今回で5回目を迎えます。</span></p><p><span>東京では、学芸大学の高架下のリニューアルを考えるプロジェクトを東急さんや学芸大学に住むまちの方と進めています。また、三軒茶屋のマンションを、地域にひらかれた使い方をしていくためにリノベーションをしていく取り組みも今進行中です。</span></p><h3><span>松戸の外に出ることで、松戸というまちが拡張していく</span></h3><p><strong style="font-weight: 600;">――松戸だけではなく、東京のいろんな地域のまちづくりにもかかわっているんですね。松戸だけでなく、他の地域の取り組みもするようになったのは、何かきっかけがあったのでしょうか。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">殿塚：</strong><span>うーん、なんだろうな……。2020年に下北沢と世田谷代田の間に開業した「BONUS TRACK」に声をかけてもらったときと、「松戸のことを松戸の中でやるには限界がある」と感じていたタイミングが一緒だった、というのが大きいですね。</span></p><p><br></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/uyGQK1X"><img src="https://images.wantedly.com/i/uyGQK1X" width="1242" height="832" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">殿塚：</strong><span>つい先日も、学芸大学の方に、まちの見学として松戸へ来ていただいたんですけど、こういった機会が生まれることで松戸のことを知ってもらえたり、他の地域の方から何か相談してもらったときに松戸の経験が生きたりしていて。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――どんどん松戸が外に広がっていってるんですね。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">殿塚：</strong><span>そうなんですよ。僕らが松戸というまちに思い入れを持ってこの事業をやっていることに変わりはないんですけど、外に出てみたことで、想像以上に松戸のことを知ってもらうきっかけをつくることができているなって感じています。</span></p><h3><span>「人と人をつなぐ」のが、僕らの役割</span></h3><p><strong style="font-weight: 600;">――話が少し変わりますが、omusubi不動産そのものも、「不動産」という役割を拡張していますよね。それを支えるのは中にいるスタッフがいてこそだと思うのですが、さまざまなバックグラウンドを持つ人が多いですよね。</strong></p><p><br></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/uDa7dT3"><img src="https://images.wantedly.com/i/uDa7dT3" width="1236" height="822" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">殿塚：</strong><span>うーん、でもいろんなひとを意図的に集めてるってわけじゃないんですよね。「不動産」ではなく、「何かやりたい人のサポート」とか「人と人をつなぐ」ということを軸にしているから、そういうところに惹かれる人が集まるのかもしれないなあ。不動産業をやりたい人は、うちみたいなところには来ないと思うんです。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――たしかに。まちの人も巻き込んで場所を運営していったり、関係性を築いていく、というのは一般的な不動産業というよりも、「まちづくり」の事業ですよね。</strong></p><p><strong style="font-weight: 600;">殿塚：</strong><span>そうかもしんないですね。仕事ではとにかく、ほんっとにさまざまな立場の方と関わるので、スタッフに共通しているのは「極力、相手の価値観を尊重しようとする人」が多いのかも。それはスタッフ同士もそんな気がします。</span></p><p><br></p><figure class="image-wrapper photo-viewer-opener" data-original-image-url="https://images.wantedly.com/i/W6yBgoz"><img src="https://images.wantedly.com/i/W6yBgoz" width="1236" height="922" alt=""></figure><p><strong style="font-weight: 600;">殿塚：</strong><span>スタッフさんは関わり方も人それぞれで。フルタイムのひともいれば、omusubiの業務と他のお仕事の割合が3:7の人もいる。僕としても、その人のやりたいことと、omusubi不動産の目指す方向が重なる部分があって、スタッフが自分らしくいられたらいいなと思っています。</span></p><p><strong style="font-weight: 600;">――かかわり方は人それぞれですが、たしかにスタッフの間でも、個々人を尊重している雰囲気がありますよね。</strong></p><p><br></p><div class="separator-container"><div class="separator-dot"></div><div class="separator-dot"></div><div class="separator-dot"></div></div><p><strong style="font-weight: 600;">次回は、殿塚が「omusubi不動産」の役割を「人と人をつなぐ」ことだと捉えるようになったのはどうしてなのか、今後どのようなことをやっていこうと考えているのかについて聞いていきます。</strong></p><p><span>取材・撮影＝ひらい めぐみ</span></p></div>]]>
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