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来日後の体験談(インターン)

 自分が学生時代一番力を入れたことは、tenso株式会社のインターンでした。tenso株式会社は海外から日本の商品を購入したいというユーザを対象に、日本国内ECサイトの商品を代理で購入し海外発送するサービス提供します。代理購入サイトは『Buyee(バイイー)』です。自分の仕事は様々な商品を日本語から中国語に翻訳することです。

 「翻訳なんかGoogle翻訳とかの翻訳ツール使えばいいじゃん」と考える人も少なくないと思います。しかし、残念ながらそういった翻訳ツールが翻訳した文章は半分以上は間違っています。特に日本で独自で生産されるものほど、実はサーチしにくいです。例を挙げると、趣味/娯楽系のものです。フィギュアやアニメグッズ、アイドルやコスプレ衣装,ゲームソフト、そして鉄道、ガンダム等々あります。そういった商品は外国では正式名称がないため、その国で独自の呼び名が生まれて、そしてその独自の名前で検索すると当然出てきません。それだけで外国のマーケティング一気に消えます。それだけ一文字でも重要であることです。

 最初に翻訳始める時はすごく緊張しながら翻訳し、間違いはないかと翻訳のあとも何回もチェックしました。それでもミスはありました。私の知らない領域、車の部品や建設事業で使うツールなど普段使うこともないアイテムの翻訳は半分ぐらい間違って先輩に怒られました。原因は詳しくない分野でもありますが、その大半は自分の固定概念にありました。自分の国では正しい翻訳であっても、ほかの国では違う言葉だったり、ズレあったりします。そのあと中国の友達から辞書を借りて、調べながらやっていました。結果、検索回数が増えて、他の中華国の人からの相談回数が増え、輸出の量も増えました。

 私はこの経験から、翻訳の重要性がわかるようになり、それからインターンの終わりまではミスせず、任された翻訳の仕事を予定より2週間早く終わって、残りの日は周りの人のサポートしました。