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出産と腰痛(井ノ原啓貴)

女性の中には、妊娠中~出産後に腰が痛くなる人が多くいます。

妊娠すると胎児が大きくなるにつれて、スウェイバックと呼ばれる姿勢に変わっていきます。
おなかとおしりが前に出て、腰のそり返りが強くなり、
そのバランスを取るために、体重を後ろに持ってこようとして姿勢がくずれ、腰痛になってしまうのです。

出産後は、リラキシンというホルモンの影響で、骨盤をつないでいる靭帯がゆるむので、
腹帯のようなもので骨盤を固定し、ゆるんだ腹筋を早く元の状態にもっていくことが大切です。

腹筋を強くする、姿勢をもとの状態に戻す、ハイヒールを履かない、5分でも10分でも休息するなど、
普段のちょっとした注意が、腰痛を和らげたり、体重の増加をふせぐことにつながります。

参考:https://kamittochuuch.com/pelvis/


井ノ原啓貴